『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

音楽家

2014-08-30 06:59:00 | 音楽


気持ちが落ち込んで
「うつ」っぽくなると、
自分はダメな人間だなぁ…と、
つくづく情けなくなって
死にたくなってくる。

三つの勤務校の校長が
いずれも自分と同級生で、
先日も関連中学に連絡を
取ったら、そこの校長が
大学ギター部の
同期の親友であった。

なんだか、自分だけが
一介の非常勤カウンセラーで、
社会的地位も報酬も
遥かに低いかと思うと、
比較しても詮ない事だが、
なんだか情けなく感じてしまう。

高学歴プアというのも
当てはまるが、なにせ
カミさんの1/4しか
稼いでいないので
家の中でも肩身が狭い。

だから、夕飯は
ちょっとしか
食べないようにしている。

元気のいい時は、
「俺は道落者だ」
などと嘯いているが、
「うつ」になると
途端にダメダメ人間という
自己嫌悪に陥ってしまう。

周囲からは
自分のやりたい仕事と
音楽ができて羨ましい
と言われることがあるが、
その実、「貧すりゃ鈍する」で
劣等感の塊みたいな
悶々とした気持ちを抱いている。

学問や音楽や
生徒たちと向き合っている時には、
辛うじて、自分は
人生の時間とエネルギーを
人様とは違った事に注いできたんだ…と、
出世とは異なる「特異な道」を歩んできた事を
納得しようと自分に言い聞かせているが・・・。

人を癒すサイコセラピストや
アーティストの道を選んだ者は、
己の貧しさと惨めさに耐えて
人々の笑顔と感謝の言葉を
生甲斐、報酬としなくては
ならないのかもしれない。
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