車通勤だと
コートというのが要らないが、
それでも、冬の寒い朝に
乗り込むときには、
防寒用としてダブルのスーツを
その代用としている。
きのうは、
中には毛足の長い
ポロシャツを着て、
脱着式のストライプ簡易タイで
Vゾーンのアクセントカラーにした。
冬場には、
ガッチリしたダブルスーツを
着ての出勤が多いから、
フォーマル感があって
“おしゃれ”に思われているようだ。
*
前期高齢者になったばかりだが、
もう、還暦過ぎてからは、
一年、一年を「晩年」と思って
大切に、丁寧に、
「深生き」しようと努めてきた。
そしたら、
殊更に、何が何でも
「長生き」したいとも
思わなくなった。
まさに、
それは、神任せ、寿命任せ、
「自ずから然る」ようになったらいい
とも思っている。
「運命」「命運」と言うように、
「命は運ばれている」のであり、
「生まれさせられて、死なされる」
というのを、今更、
理不尽・不条理と嘆いても
はじまらない。
老境に入りては、
磔刑上のイエスに倣えば、
「この身を委ね奉る」
という心境に
段々となってきた。
大仰に言えば、
近年の量子力学の
驚くべき知見や世界観なぞも、
現代的な「達観」を
助長してくれたようにも思える。
世間には、
相変わらず、金儲けや出世や
物質的繁栄を追い求め、
それに縛られている善男善女が
けっこう観られる。
この世は、
形而下的な事なのみではない。
万物の二極性を考えれば、
「+/-」「N/S」のように
形而上的な事も「車の両輪」の如く
欠くべからず要因なのである。
若い子はいざ知らず、
いい大人が、
「青臭い」だの
「くだらない」だの
「馬鹿らしい」
と言うのをよく耳にする。
そういう御仁の言をよくよく聞くと、
聞くに堪えない、まさに、
スキン・ディープ(表層的)な
軽薄短小な人生観・人間観
であったりして、辟易させられる。
そして自らの悪業で
難儀の極みとなり、
助けてほしい・・・と、言われても、
【縁なき衆生は救い難し】
と、関わらないようにしている。
*
ダイソーで
『ことわざ』『四字熟語』
というオモロイ日めくりがあったので、
職場でのパスタイム「書」の
簡易手本として買ってみた。
最近、「書道療法」というのを
独自に考えついて、
何人かの中学生に
実践・研究している。
キチンと縦横の枠線と
罫線、補助線のある
小1用の「おけいこノート」に
自分の名前を「美文字」に
仕上がるようコツを教示して、
短時間で「子ども字」から
「大人字の達筆」に仕上がると
どの子も驚嘆して喜んでくれる。
教示・理解・反復練習・・・という、
授業と同じ作業過程で、
1セッションのカウンセリング時間に
自分の名前が「我が字」でないような
美文字に自ら創出できた時、
子どもたちは
不思議な感動を覚えるのである。
自分の中に、
そんな才能が眠っていて、
それが、インストラクションにより
引き出され、創出できる事に
驚くのであろう。
この原体験は、
生まれて初めて
自転車に乗れた時にも通ずる
感動を伴う体験なのである。
「ギター音楽療法」でも
同じような現象はあり、
きのうも、生まれて初めて、
ギターで2オクターブの音階を弾いて、
『カエルの歌』でも『蝶々』でも
なんでも弾けるようになった自分に
驚きと喜びで、素晴らしくいい顔を
見せてくれた。
これは、生物学教師時代や
心理学教師時代にも体験したが、
まさに「蒙が啓かれた」瞬間に
人は「世界観」が変わり、
人として本能的な歓喜に触れるのである。
*
目下、中学三校に勤務してるが、
5.6%に『発達障害』が見られた
という調査結果である。
臨床感覚からも
妥当な頻度のように思われた。
今回の調査で瞠目すべき結果は、
小中高と長ずるにしたがって、
その頻度が低下している事である。
これは、小中高と42年間、
教育現場で感じてきた経験則を
裏付けており、生物学的に推測すれば、
脳内のニューラル・ネットワーク
(神経網/NN)が、その回路数を増やし、
より有機的な結合がなされるからだろう。
これは、乳幼児の運動機能や
言語機能の発達現象と同じであり、
卑近な例では、「自転車乗り」などは
「乗れた時」は「乗れない時」には
無かった『NN回路』が新生したのである。
老母が、
脳梗塞・脳溢血で入院した時、
数多の画像を主治医に見せられたが、
驚くべきことに、退院時には、
明らかにその脳内の物理的所見が
変化しており、80代後半でも
人間の復元力・回復力・改善力
といったものを再認識させられた。
それらのことを鑑みると、
ローティーンから
ミドルティーン、ハイティーンと、
脳内のNNが発達して、
その回路数が増え、
それが「落ち着き」や「思慮」
といった行動に反映するのも
当然のサイエンティフィック・ファクト
と言ってよいだろう。
*
お気に入りの
YouTubeサイトを視てたら、
NHKの後任会長が
また「金融屋」のグローバリストが
任用される・・・と知り、
サイト主同様に
ゲンナリさせられた。
“おかみ”(政府)も
公共放送も、オカシイを通り越して、
狂ってる・・・と言いたい。
BBCの会長は、
筋がね入りのグローバリストだそうで、
ならばこその「偏向報道」にも
納得である。
早いこと、
NHKも、自民党も、
邪教反社組織と共に
ぶっ潰れてほしいと
祈っている。
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