3.11の震度6で
十数年まえに購入した
登り窯の平清水焼
「蹲踞(うずくまる)」花入が
落下して粉々になってしまった。
想い出の大事な逸品だったので
補修して使うことにした。
3Dジグソーパズルのように
欠片をボンドで接着し
さらにその上から金漆で
水が漏れぬよう目止めした。
趣は変わったが
また別な風合いの
花入になり、これこれで
侘び寂びがあって
いいかもしれない。
なにより、未曾有の
2011.3.11大震災の記録を
後世まで留めてくれる
証拠品である。
ついでに、破損した
プラモデルのボーファイターも
修復した。
フヤオクに完成品として
出品しようと思っていたが、
あちこちヒビが入ってしまい
完品じゃなくなってしまったので
断念せざるを得なくなった。
とるに足らぬ小さなことも
生甲斐につながるものと
しみじみ思ふ
そまつにせぬ
すべてをたいせつにするこころ
不況時代をのりきるこころ
碧水歌
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