『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ごっつぉ

2011-12-25 10:12:00 | 食物・飲物


イヴの日に
三ツ星フレンチ・レストランの
「ふくの季」から
ご馳走のクリスマス・プレゼントが届いた。

アンティパストには
モルタデッラ(mortadella)という
イタリアのエミリア・ロマーニャ州都
ボローニャで伝統的に作られているソーセージで
日本ではボローニャ・ソーセージと言われている。

庭で育てている
フヌイユとの相性もよかった。

ロティ・ド・プーレ・ド・ブルターニュは、
仄かな塩味で、鶏の旨味が十分だった。

ヴァン・ムスーにも
赤ワインにもよく合った。





ビッグで購入した
オーストラリアのブッフの肩ロースは
いつもよりも柔らかくて驚いた。

フライパンで蒸し焼きにして
2時間ほど休ませたら
見事にビアン・ロゼに仕上がった。

子どもたちがご馳走の一つと喜ぶ
ソテー・ダニョーも
クリスマスならではの
大盤振る舞いである。

カミさんは
久しぶりに肉類を
たくさん食べたので
脂中りして、今朝方
お腹を下したらしい。




かく言う自分も、
アキが10時頃
塾から帰ってきたので、
寝ていたところを起こされて、
夜食のケーキを食べさせられた。

子どもたちが誕生来、何十年も
誕生日とクリスマスだけは
ホールケーキをトーチャンが
カット&サーヴして
みんなで食べるのが
我が家の不文律になっている。

フミが二十歳になったとき
いち早く
「もう、一緒にケーキ食べなくても
 いいでしょ」
と自立宣言して了承された(笑)。

爾来、友人たちや彼女と
プライベート・バースデイや
クリスマスを楽しんでいるようだ。

**********

この時季、
不況、不景気といいながらも
メガ・スーパーに行けば
ロブスターや鶏の丸焼き、
その他諸々の贅沢食品が
それこそ山のように陳列され、
それを毎年のように
当たり前に買っている。

そんな物の豊かな日本に住めて、
それが買える経済力があることに、
今更ながら、ありがたく思わねば
貧困な国や人々に申し訳ない。

54年間生きてきて、
いまだに飢えた経験もなく、
食べたいと思うものを
好きなように食べられてきた。

この幸せが
死ぬまで続くかどうか。

衣・食・住の充足、
それが人間としての最低限の
幸福の出発点なのだろうが、
これさえままならぬ国々や人々が
70億人を突破した地球上に
1/3近くあるのは
なんともやりきれぬことである。

忘年会、クリスマスと
連日「ごっつぉ」を前にして、
自分と人類の先行きに
思いを馳せている。



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