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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

【人は生きたようにしか死にようがない】

2025-04-15 08:18:25 | 箴言

母の「D-day」から
早、一週間が過ぎた。

先週の朝、7時20分に
身罷(まか)った。

金光教では、
御霊(みたま)様に
「お国替え」「ご帰幽」
と言う。

此度の看取りで、
母の安らかな逝き方を
目の当たりにして、
生前の積徳と神徳・人徳が、
いかにその臨終を
安らかなものにするかを、
知らしめられた思いである。

【人は生きたようにしか
 死にようがない】

・・・という
自家箴言を思いついた。

ひと様の癒しや喜びの為に
我が身を刻んで
演奏させて頂くのも、
積徳の心行と思えば、
有難くやらせて頂こう。

・・・ほんに、
先週は、怒涛の一週間だった。

濃密な日々を乗り切り、
今日から、新年度の出勤である。

また、一年、無事に学校臨床を
務めさせて頂く上に、
Tちゃん先生のお教会に
「お願い」参りに寄らせて
頂こうと思う。

亡母への御祈念、
コンサート成功への御祈念にも
「お礼」を申さねばならない。

友人・知人に
宗教家・弁護士・医師がいると
人生の「まさかの時」には
有難いものである。

+++

最安価で最もシンプルな
家族葬としたので、
母親の遺影をも自家製であった。

そしたら、
ついでに、自分のも
生前に拵えておこうと思い、
(その分、迷惑かけないから・・・)
ギターを抱えてにこやかにしてる
2019年の61歳のものを選んだ。



『復興支援ファイナル』の
我が家のリハーサルで
沖縄から来福された
歌手のアベタミさんが
稽古の合間に
撮って下すったいい写真である。

**

寝室の枕元から、
まだ、隣家の桜が鑑賞できる。

玄関の花桃は、
カミさんが剪定した枝を
もらってきてから、
長らく、寒風に晒されていたが、
母の旅立ちを寿ぐように
見事に開花してくれた。



先日、母の永年の親友で
同級生のハシさんが
タクシーで、わざわざ喪服を着て
弔問においで下さった。

92歳なので、
足元も覚束ないほどだったが、
それでも尚、精神は
矍鑠とされており、
礼を尽くされて
霊前で祈りを捧げて下さっていた。

これも、
母の人徳のなせる業なのだろう。

ご丁寧にも、
自分のリサイタルへの
「お祝い」までご持参下さり
恐縮至極であった。

心を尽くす方・・・
というのは、どこまでも
気遣い・気配りが細やかで
丁寧であり、自分も
見習いたいと思わされた。

 



帰りしな、
玄関室礼の母のメモ書きと
形見の小銭入れを
しげしげとご覧になられ、
在りし日の友の面影を
偲んでおられた。

親友とは
こうありたいものである。

+++

新年度から
火、金のみの勤務となり、
週休五日の半隠遁でなく、
七割隠遁者になってしまった。

ロンバケ以外にも
こうもオフ日が増えると、
エンプティ・ネスト・シンドロームに
なりはしないか…
休み下手に陥りはしないか…
という一抹の不安が起こる。

…ほんでも、
取り敢えず、衣食住の
最低限は確約されているから、
ゼータクさえしなきゃ、
月一のフレンチくらいは楽しめそうで、
年一くらいは孫にも会いに
上洛はできそうだ。

ありがたい事に、
リサイタルのご祝儀と
亡母のお香典とを合わせたら、
来年の『68’sリサイタル』も
開催出来るほどの資金にはなった。



あとは、また、粛々と
計画を進め、プログラムを考え、
編曲を楽しみ、地道な練習に
勤しみながら、
「ギター音楽の最高峰」を目指し、
人生の残り時間を
有効に使わせて頂こうと思う。



今朝は、
コンサートで頂いた
山のようなお菓子類を
セレクトして、いくつか、
朝食代わりに頂いた。

賞味期限が切れる前に、
毎日、せっせと有難く
頂く事にしよう・・・(笑)。

 

 

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