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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

デスク周り

2018-01-24 08:43:00 | 勉強
昨日は
さすがの大雪で
棚倉通勤を断念したが、
ここ数日夢見が悪く
左足だけパジャマが濡れるという
寝汗もかいていたので、
風邪の前兆のようでもある。

夢は、
一中手前の小高い
鳥谷野橋あたりにいて
前の阿武隈川が増水して
校門方面の旧4号線側からも
どんどんと濁流が押し寄せ、
濁川も水位が上がって
やがて畳一枚ほどの所に
取り残されてしまう。

死を覚悟して
カミさんと手を取り合って
入水の覚悟をするが、
突然に水が引き、
今だ!と急いで
堤防めがけて
ダッシュして助かる。

深層心理学と夢分析の
専門家なので、
薄々と意味する処は
了解できる。

夢は象徴的ゆえに
重層的、多義的でもあり
多くの解釈ができるが、
自分がピタリと了解できるのが
正解に近い。

ユング心理学では
主体水準と客体水準という
二相面から解釈するが、
「水」は無意識の象徴で
増水、氾濫は「一気に押し寄せる」
というイメージであり、
無意識の意識に対する
警告夢であることが多い。



たしかに、
ここ数日、仕事面で
悩みと重荷を抱えていた。

教えを請いたくも
師匠連はいずれも
鬼畜の人なので、
自ら専門書にあたって
解決するよりないので、
けっこうストレスフルな
日々を過ごしている。

それでも、
こういう時こそ
「力」がつくということを
経験則で知っているので、
苦しくとも
「登れ」「歩け」なのである。

大いなる親神に祈りつつ
その御看護りを信じて、
目の前のことに
真摯に向かわせて頂き、
丁寧に事に当らせて頂くより
我が道はない。

それが
「自己実現の道」であり
「個性化の過程」なのであろう。




先日、
兄が突然、帰省して、
しばし、我が書斎で歓談した。

カウンセリング室でもあり、
レッスン室でもある
十二畳半ほどの書斎である。

兄は来るたびに、
書棚の本の背をひと通り眺め、
楽器をポロンポロン指で弾き
私の世界観を
なぞるような儀式をする。

その姿を見て、
なるほど、この部屋の物たちが
自分のアイデンティティを
支えているんだと
再認識する。

ご神前は階下にあるが、
「天地書附」は
この部屋にも、寝室にも
掲げてある。





昨日積もった
30cmばかりの屋根の雪は
日中の陽光と雨で
いったん溶けたようだ。

そして、
今朝はまた
新たに粉雪が
降り積もり始めた。

南岸“爆弾”低気圧のあとは、
今シーズン最強の寒波が
今日から到来するという。

冬だから
雪を厭うのは
ナンセンスだが、
せめて健康と通勤には
支障がない程で
あってはほしい。









ー5℃

2018-01-13 07:56:00 | 勉強
昨日の朝は
車内温度も
路上温度も
ー5℃だった。

急速暖房をかけても
20分ほど過ぎないと
なかなか温まってくれず、
足元に厚手の毛布をかけての
出勤始めとなった。



スタンドで給油して
裏道を通ったら
全面凍結していて、
まるで氷上の湖を
走っているような緊張感があった。

時速30キロほどで
試しにアンチロック・ブレーキの
テストをしてみたが、
グググっと5回ほど
ロッキングして止まった。

3年前には
通勤路の山道で、
カーヴに70キロで侵入し
日陰にあった凍結面で
スピンして制御不能になり
ガードレールに衝突して
側面を中破したことがある。

スタッドレス・タイヤを
履いてるとはいえ、
氷上で慣性力が働くと
どうしようもなく
お手上げになる。

氷はアカンは・・・
こりゃあかんわ・・・
と、凍結路にさしかかると、
いつもそれを思い出し
慎重にならざるを得ない。




高速はまったくの
ドライ・サーフェスで
安心してスピードを出すことができた。

鬼面山あたりの雪面が
青空に映えて
眩しいほどに美しかった。

棚倉に入ったら
まったく雪がなくって
驚いた。

標高は福島よりも
230メートルも高いのに、
やはり関東圏に近いせいだろうか。

気温も2℃だった。






ヤフオクで落札した
リンデの貴重な廃盤CDが到着して、
手持ちのレコードと同じ音源だが
スクラッチ・ノイズのない
スッキリした音に満足して
何回もリピートして聴いた。

院生の頃、未学習だった
「エクスナー法」の専門書も届き、
これからじっくりと
還暦の手習いで
勉強するつもりである。

故・談志家元が宣うた
「学問は貧乏人の暇潰し」
とは、言い得て妙である。

初めての分野を
勉強するときの
ワクワク感と
謙虚な気持ちになるのは
いくつになっても
いいものである。

定価3.600円の古書を
650円で入手できて
得した気分でもいる。







柿ドロ

2017-11-28 04:20:00 | 勉強
朝になると
どこからともなく、
ヒヨドリ? がやってきて
庭の熟柿を啄ばんでいる。



完熟したものから収穫して
夕餉のデザートにしているのに
トリに先ドリされてトリ付く島もない・・・。

でも、むかし観た
『ブラザー・サン・シスター・ムーン』の
聖フランシスコの言葉を思い出した。

「鳥を見よ。
 播まかず、刈らず、倉に収めず、
 然るに、天の父はこれを養ひ給ふ」





退勤路に
電飾のキレイな家があったが、
さすがに走行中の撮影はかなわず、
ブレブレの花火みたいに
なってしまった。

でも、なんだか
ちょっとキレイだ。





生徒への実施を考えている
TATテストの論文を
いくつか精読している。

この第一図版は
なんとヴァイオリニストの
メニューヒンが幼少の頃の
ものらしい。

こういうものが
何枚かあって
ここから物語を作らせて、
その深層心理を探る。

論文には
他のテストとの
関連性も述べられており、
興味深い。

まだまだ
勉強すべきことが
山とある。








国民の孫

2017-10-13 04:17:00 | 勉強
2本ある
ルネッサンス・リュートの
1本が何度も1番弦が切れるので、
ストックしている釣り糸が
経年劣化したのかと思って、
近所の釣具店で最安価の
216円のナイロンを試しに張ってみた。

数日過ぎても
今のところ切れる気配はないが
いかんせん、音に曇りがあり
これではコンサート使用には
使えなくて、ヤフオクで
フロロカーボンを500円で落札した。

本来は、
数千円するので
送料込500円は破格値である。

古い物でなければ
いいのだが…。







心理テストの
データ分析で
久しぶりに
手計算と電卓を使って
統計処理をしたが、
スムーズにいかなくて
テクストを見ながら
四苦八苦した。

PCソフトを使えば、
今は一発で答えが出てくるが、
論文でもないので
大雑把なザル計算で
間に合わせた。







ソータが
叡王戦予選を勝ちあがり、
本戦出場になった。

ニコ動を見ていたら、
予選決勝のライヴを
10万人以上観戦していたらしく、
勝利したときには、
もの凄い書き込みが流れた。

その中で、
ひと言「国民の孫」というのには
大いに受けた。

そして、
こんなにソータに入れ込むのも
合点が行った。



そう。
これは、精神分析用語で言う
「孫転移なんだーっ!!」
と気がついた。

4つ上の兄には
孫が5人もいるが、
うちはみんな未婚なので
孫どころではない。

親父は6人の孫に恵まれて、
亡くなる直前まで、
それはそれは
孫可愛がりようが
すごかった。

俗に「目の中に入れても痛くない」
と言われるが、
そんなに可愛いもんかなぁ…と、
一度は体験してみたいもんだなぁ…と、
かねがね思っていた。

そこへ
どこか三男にキャラの似た
好青年で、まだ童顔で、
しかも「四百年に一人」と言われる
天才少年が登場してきたので、
孫幻想にスイッチが入ったのが
「孫転移」というわけである。

これは、
娘がほしかったが
ダンゴ三兄弟になったので、
女子中高生に
「娘転移」が働いて
女の子だけは
「〇〇ちゃん」と
ちゃん付けで呼んでいる。

先生方は
みんな名字か名前の
呼び捨てなので、
ちゃん付けで呼ばれるのは
カウンセラーだけかもしれない。

教員時代には、
やはり呼び捨てだったが、
最近ではとみに「孫娘転移」が
働いてか、女の子には
やさしいカウンセラーである。












お勉強

2017-08-08 09:47:00 | 勉強
パセオ通りで
七夕飾りをやってたのを
思い出して、
買い物のついでに
写真だけ撮ってきた。

仙台に比べると
ちゃっち過ぎて
オハナシにはならないが、
でも地元商店街の手作り感が
なんだか健気でいい。



「わらじ祭り」は
フォークロアとはかけ離れて
町興し的で好かないが、
商店街の七夕は
貧乏臭いがゆえに
キライではない。




久しぶりに、
駅中にあるS-PALまで
買い物に出かけた。

地上は暑いので
久しぶりに地下道を潜ったら
ひんやりして気持ちがよかった。

誰も居なかったので、
パンパンとパルマ(フラメンコの手拍子)を
してみたら気持ちよく反響して、
あぁ、ここでギター伴奏しながら
フラメンコの踊りとか
ストリート・パフォーマンスしたら
かっこいいのに・・・と、
思ってしまった。

前に帽子を置いといたら、
いくらか稼げるかもしれない(笑)。

近頃、
可愛いスペイン人少女の
フラメンコ伴奏をしてみたいなぁ・・・
という、変な妄想を抱いている。

そんなのを
リサイタルで見せれたら
お客さんが喜んでくれるだろうなぁ・・・
と想像して楽しんでいる。



フラメンコ教室の
Izumi先生が、かつて
「ヴォランティアで出ますよ」
と仰ってくれたが、
なんだか畏れ多くて
お願いできなかった。




ネットで
興味ある論文を見つけて
プリントアウトして
読んでみた。

ひとつは、
CP(病院心理士)による
「天才落語家・桂枝雀の自死に関する考察」で
これは面白かった。

解離性人格とか
反復強迫、同一性拡散、
Individualization、
mid-age crisis…など、
臨床心理学の概念により
うまく分析していた。

もうひとつは、
「学校に連続放火をした高2男子の
 ロールシャッハテスト分析」で、
これも、思春期の心理と病理を
投影法テストの結果から
うまく解釈していた。

どちらも、
職場のようにデスクに座って
畏まって読むんじゃなく、
エアコンの効いた寝室で
ベッドに寝転がりながら、
アイスキャンデーなぞを
ペロペロしながら
フムフムと面白がって読んだ。

サマー・バケーションの
ホームバカンスでの
「お勉強」タイムという
感じであった。