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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

美脚ねぇ・・・

2017-07-14 05:01:00 | 勉強
昨日は
28℃という夏日ながら
けっこう過ごしやすかった。

やはり、
37.7℃という
猛烈な暑さを体験していると
10℃も低いと
ウソみたいに楽である。

これは、
3.11での
震度6強を三分も体験して、
その後の何千回という
余震を経たら、
今日の震度4程度では
ビクリともしなくなった、
ということにも似ている。

生物心理学的には
「順化(acclimation)」
現象なのだろう。



寝室の書棚に乗せたまま
いつか読もうと思っていた
ジャーナル(学会誌)を見つけて、
「2月号」を今頃になって
目を通した。

先日、最新号を
読んだばかりなので
順番が逆になった。

年に五回届くので、
旬のうちに読まないと
溜まってしまうから
マメに目を通すようにはしている。

毎号一本くらいは
感心する最新の論文を
読むことが出来るので、
勉強にはなっている。





ツタヤで
『ゴルゴ13』の
最新刊を見つけて
さっそく買って帰った。

185巻全巻がそろっているので、
その場所をとること
おびただしい。

書棚の二段を
裕に占領している。

でも、
プチ・アルツってきてるので、
過去に読んだのがうろ覚えで
新鮮に読むことができるのは、
加齢の妙かもしれない。





最近、女子ゴルフ界で
注目度№1のアン・シネだが、
「美脚美人ゴルファー」
というマスコミがつけた
ネーミングには
笑えてしまった。

解散したKポップの
「少女時代」かーッ、
と突っ込みたくなる。

ならば、
今も持て囃されている
イ・ボミだって
「美脚美人ゴルファー」
のハシリであろう。






ブリコラージュ

2016-12-14 08:32:00 | 勉強
昨晩は
朝方まで窓を打ち付ける
雨降りだったが、
起きて見ると
うっすらと雪に変わっていた。



水溜りには
氷も張っていたので
朝方は凍結したかもしれない。

一昨年、一冬に二度も
スリップ事故を起こしたので
そろそろ神経を張り詰めた
運転をしなくてはならない。






仕事から帰ると
スーツのポケットの所に
油シミが付着していて
怪訝に思ったが、
すぐに洗剤をつけて
その部分だけ揉み洗いをして
一晩ほしたら、どうにか
落ちてくれた。

ただ、その箇所が皺になったので
アイロンを当てて元のように
キレイにクリーンナップできた。

ドライ・クリーニングに出すと
スーツは型崩れすると
『王様の仕立て屋』で
読んだことがあるので、
毎回、仕舞う前にはキチンと
ブラッシングを欠かせないでいる。





『100分de名著』が
レヴィ・ストロースの
『野生の思考』について
中沢新一の解説でやっているので
毎回、視ている。

第二回目は、
ブリコラージュ(Bricolage)についてだった。

それは、
「寄せ集めて自分で作る」
「ものを自分で修繕する」ことで
「器用仕事」とも訳され、
常々、自分がやっていることでもある。

理論や設計図に基づいて物を作る
「エンジニアリング」とは対照的なもので、
その場で手に入るものを寄せ集め、
それらを部品として何が作れるか
試行錯誤しながら、
最終的に新しい物を作ることである。

ブリコラージュする人を
「ブリコルール」(bricoleur)というが、
それは創造性と機智が必要とされる。

ストロースは、
神話のパターンも「ブリコラージュ」と呼んだが、
神話体系は様々な神々や英雄が
織り成しているものであるが、
全体としては個々のエピソードの集まりであり、
きれいに一続きにはなっておらず
神々の系図も複雑になっている。

これは、民族の神話を引用したり、
各地の神話を一まとめにしたりしながら
形成されてきたために、
神話体系が寄せ集めの状態
(ブリコラージュされた状態)
となっているからである。





晩秋

2016-11-14 07:55:00 | 勉強
晩秋と初冬の境目で
毎年掛ける色紙がある。

長男が字を覚えたばかりの頃、
土湯の湧き水の名水を求めて
端渓硯で松煙墨を擦り、
山頭火の句を平仮名で
書かせたものである。




外連味(けれんみ)のない
幼児の素直な字が
山頭火の稚気のある
自由律句に合って
趣きがある。

落款は陰陽の意匠で、
三度も赴いた中国への
修学旅行引率時に、
当地で作らせたもので、
家族全員分のものがある。





仕事柄、
たくさん書類の古紙が出るが、
本や論文を書くのも仕事のうちなので、
「紙」を粗末に捨てたりせず、
A3の物はカッターでA4に切り揃え、
裏面をネットからPDF論文等を
プリント・アウトするのに用いている。

表のプリントが透けて
いささか読みにくさはあるが、
その分、存分に書き込みや
マーキングし易いという
利点もあるかもしれない。

「人を大切にすると
 人から大切にされる。

 物を大切にすると
 物から大切にされる」

というのが、
我が家の家訓でもある。

そのうち、
古紙に埋もれる日が
くるかもしれない。

(´д`|||)




昨日は、珍しく
女子ゴルフのプレー・オフを
TV観戦した。

イ・ボミという韓国の
美人選手が人気があるというが、
たしかに美しく強いゴルファーで、
オジサン達が魅了されるのも
納得した。

優勝スピーチでは
涙ぐみ、礼儀正しく
フェアプレー精神や
謙虚な人柄も
人気の理由かもしれない。



大量殺人の心理

2016-08-10 06:50:00 | 勉強
「やまゆり園事件」の
ケース・スタディをするのに
参考文献として
精神分析学者の著書に
目を通している。

筆者はラカン派の
臨床医であるので、
その方面からの切り口で
一貫して語られている。



これまでの
日本とアメリカで起きた
大量殺人事件と
今回の「やまゆり園事件」には
いくつかの共通項があることが
解った。

ただ、
これを未然に防ぐというのは
至難のことであることも
同時に思わされた。

根幹には、やはり
生後からの
必要にして十分な
母性・父性のバランスの取れた
家族関係が必須なのである。

今日、児童虐待件数が
10万件を超えたという
家庭状況の劣化を見るに、
反社会性パーソナリティを
抱くに至る子どもたちを醸成する温床が
増えることはあれ減ることはない
という憂慮すべき現状にある。

それに加えて、
ネット社会の蔓延化、
スマホ依存の常態化、
「ポケモンGO」なぞに現を抜かし
現実検討識を失して検挙される輩を
観るにつけても、
民度の劣化をも
感じずにいられない。

人口減少、少子高齢化というのは
この国が衰退期に入ったという
ことでもあろう。

政治劣化、
企業モラル劣化…と、
大人社会がガタガタなのだから、
常時不景気ムード下に生まれ、
ゆとりなく育った若者が、
デプレッシヴな気分と
アグレッシヴな衝動を抱いたとて
何ら不思議はないのである。

犯罪史上、稀にみる
「やまゆり園事件」でさえ、
オリンピック・フィーバーで
早くも忘れ去られ、
過去のものとされる危惧すらある。

3.11や原発事故で
今尚、仮設暮らしや
県外避難が十万人以上いる
という事実も、
忘れ去られようとしている。

まさに、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
である。

リオが終われば、
東京オリンピックを目指して、
バブリーに、マニック(躁的)に、
ハシャいでいくつもりなのだろう。

3.11を上回る
「頂門の一針」を喰らわねば
まだ目の覚めぬ
日本人なのかもしれない。

個々の民は、
慎ましく、しとやかに、
日常を大事に暮らしているのだろうが、
戦時中のように
中空構造的社会の中心に
軍属のような善からぬものが
その座を占めると、
一億総ヒステリー状態に陥るという、
ナチスを支持したドイツ国民と同じ過ちを
日本は過去に犯したのである。

世界情勢もキナ臭いが、
日本の国内事情も
そうとうに病み始めていると
思わざるを得ない。

それでも、救いは
教育現場や学校臨床で
まだ8割近い子どもたちや
その家族たちは健常で
まともである、ということである。

我われの仕事は、
力を得つつある悪貨が、
この健常な良貨を
駆逐することがないように、
しっかりと見張り、
不退転の壁となることである。

だいぶ以前に、
「変造ウォン」という
韓国貨幣に手を加えた悪貨のせいで、
自販機で500円硬貨が
使用できなくなったことがある。

少数の悪貨のせいで
良貨が駆逐されかかった
注目すべき現象として、
記憶に留めて置いた。




子ども部屋の片付けをしていたら、
ラジコンのプロポが出てきたので、
ボックス電池を買ってきて
操作してみたら、
ちゃんと動いてくれた。

ただ、キャタピラが劣化して
途中で切れてしまったので、
仕方なく針と糸で縫い合わせた。

車体の電池の蓋もなくなっており、
ガムテで間に合わせたが、
砲塔も旋回し、BB弾も発射するので
しばしの間、童心に返って
遊ぶことが出来た。

ちなみに、
これはだいぶ以前に
自衛隊戦車をドイツ軍色に塗り替えて、
ウェザリング(汚し)を施し、
デカールを貼って
改造したものである。

たしか、
アキかナツの
クリスマス・プレゼントで
5、6千円したと思う。




ロンドン・オリンピックの
ゴールド・メダリストで、
当時もその形相から
「殺し屋」と渾名された
女子柔道の松本が、
試合直前にあの「殺し屋」睨みを
見せてくれた。

今回は残念ながら
銅メダルで、
インタヴューで感想を訊かれ
「甘酸っぱいです…」
と女の子らしい
柔和な表情に戻っていたのが
印象的であった。

また、やっちまったぁ・・・(T0T)

2016-07-22 07:04:00 | 勉強
夏日が連日続いて
梅雨明けかと思っていたら、
また、どんよりとした梅雨空が戻り
気温も20℃近くで
低温注意報が出るほどである。

涼しいのは
けっこうなのだが、
いったん片付けた毛布を
また引っ張り出して
掛けている。

夏休み初日は
どうにか駄々羅に陥ることなく、
しっかり出かける用をこしらえて、
億劫がらずに外出・用足しをし、
帰宅後は、ベッドに転がって
読書に勤しんだ。



河合先生が未だご存命の頃の
95年の対談本を久しぶりに
再読した。

巻末の扉に
96年12月の日付で
アキ(次男)が3才の頃の
記述を見つけて
微笑ましく思った。

「アキもポチトテットたべゆ」

お兄ちゃんが
ポテトチップ食べてるのを見て、
自分も食べたくなったのだろう。

この子は幼児期に、
滲出性中耳炎で
長らく耳鼻科治療に通っていたが、
軽度難聴だったので
軽度の構音障害があり、
「目がまわる」と聞き取れず
「目がまがる」と発音したりしていた。

よく、風邪をひいては
自分の主治医でもあった
村井先生の小児科に連れて行ったが、
そこにあるハト時計の時報を初めて見て、
「みてオトウさん。
 ハトポッポしゃっくりしてる」

病院の待合室で
この本を読みながら、
その日の出来事をも
スケッチしておいたのだろう。




この夏休み中には、
『ゴルゴ13』全182巻を揃え
読破しようと計画している。

第1巻は1978年発刊で
2000年代の160巻辺りまでは
古書店で108円で大量に出回っている。

市内にあるブックオフ何店かを巡っては
10冊単位で購入している。

サイフの中に
182までナンバリングした
メモを入れておき、
購入巻を〇印つけているが、
それでも大量に買い付けるために
昨日も二度買いする失敗を
犯してしまった。

わずか108円の損失とはいえ、
その「やっちまった感」は
ハンパない。

アルツッタ~ (/.\) ヒ~ン…

70年代の古書は
経年劣化で背の糊が変質して
頁剥離を起こしているものがあり、
副業の製本技術で修復しながら
保管している。



『ゴルゴ』の第1作は
1968年であるから、
その頃、40代に見えるゴルゴも
本来なら、2016年には裕に
齢80を超える爺様のはずなのに、
今も当時と風貌は変わりがない。

漫画時空の特異性は、
『サザエさん』と同様である。




昨日は、
フルート・デュオの練習日で
音楽堂に赴いたが、
大ホールでコンサートが催されていて
駐車場が満杯になっており、
少し離れた臨時駐車場から
霧雨の中を歩くことになった。

ギターにとっては難曲の
ピアソラ作品だったので、
練習しないで行ったら
部分部分で指が回らず
うまく合わせられずに苦労した。

今朝は、久しぶりにズギズキと
ヘバーデン結節の小指が痛んで
サロンパスを巻いた。

31日が発表会で、
来週もう一回
我が家で合わせるので、
ちゃんと真剣に
練習しようっと。

(^ε^)ゞ