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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

悪手にて敗戦

2023-05-15 08:04:31 | 藤井 聡太

 

きのうの
『名人戦』高槻対局は、
ソーちゃんが
中盤から「藤井曲線」に乗って
「70対30」まで優勢になり、
これは「後手番」をものにして
「3-0」でタイトルに「王手」かと
胸が高なかった。

が・・・。

チャンス到来という時に、
AIも解説者も
当然、着手するだろうと
推奨した「俗手」とは違った
意外な手を放った。

そこで、形勢が
「30対70」に逆転したので、
AIは「悪手」と判定した。

それでも、
何度も「AI超え」をしてきた
ソーちゃんなので、
きっと「奇手」で、
ド肝を抜くのだろう・・・と、
期待していたが、
けっきょく、AIの判断が正しく、
形勢は立ち直らず「投了」となった。

彼にしては、
深読みし過ぎての
珍しい「読み違い」であった。

これで、
「2-1」になったが、
次回は勝率9割の
「先手番」だが、
渡辺名人の4勝のうち、
3勝が「後手番」だったので、
油断はならない。

来週の日・月に 
「第四局」が行われる。

*

棋戦では
90分近い長考の場面もあるので、
その間は、ギターの練習をしている。

ギター部同級生のNから
送ってもらった
『夢のかたみ』を
アナリーゼしながら練習した。

エチュードのような音型で
不思議な響きを醸し出している曲で、
難易度はさほどに高くはなかった。

今日にも、
職場の空き時間に
録画録音できるかもしれない。

*

工房では、
ストックしてある
ルネッサンスギターに
ビウエラのような
インレイ(象嵌)を入れる
作業をしていた。

ちょっとでも、
飾りを増やして
オシャレに見えるよう、
多くのビウエラ画像を
ダウンロードして
参考にしている。

*

ヤフオクで落札された方から、
楽器の到着連絡と、
デモ演奏が届いて、
「こんな感じで楽しんでいます。
いい音で鳴ってくれています♪」
との事で、
リューティエ(製作家)冥利に尽きる、
と嬉しく思った。

*

棋戦の合間に入るCMで、
キリンウイスキーの
『陸』というロゴがアップになり、
「オーッ!!
  リク坊だーっ!!」
と、さっそく、そのロゴを
ミカママにメールで送ってあげた(笑)。

 

 

 


『叡王』防衛に王手

2023-05-07 08:44:48 | 藤井 聡太

きのうの
叡王戦「第三局」は、
先手のソーちゃんが、
終盤で「10対90」までになり、
これは先手勝率90%の
「10回に1回」破れる逢魔が時か
と覚悟した。

そしたら、
すぐさま「50対50」に戻して、
そこからは逆転して
どんどん突き放していった。

最終盤には
逆に「90対10」とし、
勝利を決定した。

さすがの
先手勝率90%であり、
見事な逆転劇であった。

これで、「2-1」とし、
防衛に王手をかけた。

こうなると
彼は連勝するパターンが多く、
次回は「後手」ながら、
第二局の敗戦を活かして
相手方を負かしにかかるだろう。

叡王戦を防衛すれば、
すでに名人戦も優位に立っているので、
来月中には「七冠」達成が
実現しそうである。

「六冠」から
あっという間の「七冠」で、
まさに、ジャパニーズ・ドリームを
見させてくれる希代の
ハタチの大天才である。

*

ゆんべは
所属していたテニス倶楽部の
元・会長(75歳)が
引退するというので、
「追いだしコンパ」に
参加してきた。

カミさんも入っている
気心の知れた
メンバーなので、
おおいに飲んで、
おおいに語らって、
楽しい時間を過ごさせて頂いた。

現・会長のMセンセからは、
『復興支援リサイタル』の時も
ご支援頂いていたが、
今回の『メモリアル・コンサート』にも
『協賛金』を寄せて頂き、
有難くも大変恐縮してしまった。

コンサート後には、
また、録音CDを
お届けさせて頂こうと思う。

飲み会に来られた
メンバーの方々にも
それぞれ、自分のCDと共に
コンサートの案内チラシをお配りし、
友人知人の方々への
広報もお願いした。

*

おとつい、
道の駅の店頭にあった
地元語による
「ウェルカム・メッセージ」
を見て、
「よく きたない」
と澄んだ表現に
違和感を感じた(笑)。

そこは、濁って
「よぐ きたない」
か、あるいは、
「よぐ こらったない」
というのが、
ネイティヴの感覚である。

「ゆっくり してがんせ」
は、そのまんまでOKである(笑)。

末尾の「…がんせ」というのは、
今では、80代以上の
老人言葉になっているかもしれない。

TVやスマホの常態化で、
若者世代では、
ほとんど方言が死後になっているのは、
グローバリズム的で
多様化と反している現象なので、
寂しくも思われる。

*

道の駅の
「牛若丸」のビッグアートに
掲げられていた看板字を
「集字」してきた。

行書の良い手本になりそうである。

*

ホーム暮らしの老母も
90歳を過ぎたが、
その検診データは、毎年、
実家の方に送られてくる。

長らく自分がチェックしているが、
いつも、健康体そのもので、
これに比すると、自分のデータは
「痛風」「糖尿病」「慢性腎臓病」
「脂質異常症」…と、
病みに病んでいる(笑)。

(こりゃ、バサマより、
わちきのほうが、先に
逝きそうだなぁ…)
と、見るたんびに
愁嘆させられる(笑)。

 

 

 

 

 

 


『私的九連休』

2023-04-30 08:59:21 | 藤井 聡太

『私的9連休』の
二日目だが、
昨日から、やや風邪気味なのか
カラダが痛くて、頭痛もある。

きのうは丸一日
臥せって寝養生していたが、
今朝も頭痛で目が覚めた。

室温が25℃もあり、
冷房で23℃まで下げて、
毛布一枚で寝たので、
朝方の冷え込みで
風邪が悪化したのか・・・。

勤務中だと、
クスリを呑みながらでも
シャキッとするが、
休みになると途端に
グデグデになってしまう(笑)。

〜(˘・з・˘)〜  グテグデ

*

つい、こないだまで
赤ん坊のような気がしてたフミが、
いつの間にやら
息子を抱っこする
オトッツァンになってしまった。

『仰げば尊し』にある・・・

♪ 思えばぁ  
  いと疾し 
   この年月 ♪

・・・のように、
ほんに、時の経つのは、
疾風の如しである。

【光陰矢の如し】
とも言ったっけ。

『仰げば尊し』の歌詞を
ウィキってみたら、
あまり知られていない
二番、三番も文語調で
なかなかに味わいがある。

互いに 睦みし 日ごろの恩
別るる 後にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば

朝夕 馴れにし 学びの窓
蛍のともしび 積む白雪(しらゆき)
忘るる 間ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば

この人生で、
「身を立て 名をあげ」たかは
定かではないが、
もうじき、
「今こそ 別れめ いざさらば」
となる日も
来たらんとしている。

なので・・・
日、一日を、大切に、
【日々が更(さら)】
の気持ちで
心を込めて過ごしていきたい。

*

彼のデヴュー来、
我が家公認の
『名誉孫』のソーちゃんも
今年、成人になり、
まことにめでたいが、
それだけでなく、
史上最年少『名人』に
もうすぐならんとしている。

そして、今年には、
「八冠」制覇まで
あと一歩の九合目まで来た。

彼の小学生時代に夢見た
『名人を超す』
『最強棋士』
という目標が、
若干ハタチにして
もう頂上制覇しようとしている。

トンデモナイ大天才の偉業を
目に出来る幸せを
多くの凡人国民は
畏怖と畏敬の念で
賞賛することだろう。

全英オープン優勝という偉業から
我が家の公認『名誉娘』と決めた(笑)
シブコの方は、その後、国内で
何度か優勝もして、
全英でも2位という
輝かしい成績を残しているが、
アメリカ在住の為、ちっとも
その活躍をリアル・タイムで見れず、
残念である。

名誉孫と名誉娘のアップを見ると、
ソーちゃんは
上の前歯2本がチョコンと
ウサギみたいに出た乱杭歯になってて
歯列矯正したら、もちっと
イケメンに映るのになぁ・・・と思い、
シブコは、
目の周りの稗粒腫(はいりゅうしゅ)の
ブツブツをレーザー治療すれば
いいのになぁ・・・と思うのだが、
どちらも生粋の「勝負師」なので、
外見なぞにかまってられないのだろう(笑)。

*

ブロガー仲間のMセンセちの
パイナップルが
三代目の実が肥育して
立派になってきた。

うちにも、
株分けして頂いて、
サンルームで育てていたが、
追肥なぞしなかったせいか
枯らしてしまった。

センセんとこは、
コーヒーの実も真っ赤に結実するが、
うっとこは、葉っぱのまんまで
さっぱしである(笑)。

大学時代、
同じ生物学研究会の「植物班」で、
観葉植物育ての名人のカミさんも
パイナップルとコーヒーだけは
どーしたことか
情熱が足りないのか(笑)、
うまいこと育てられないみたいだ。

子育ても名人なのに・・・
どーしたことか・・・(笑)。

*

短大生に
心理学の講義を持っていた頃から、
よく、フロイトやユングの
深層意識の領域で、
「意識・前意識・無意識」の関係を
『氷山の一角』図で板書してきた。

現在も、カウンセリングの
心理教育で、知的レベルの高い子には
「無意識」や「潜在意識」について
教える時に、描いて示すことがある。

特に、夢の解釈で、
意識して夢は見れないが、
勝手に見せられて
尚且つ覚えている不思議なものだが、
どんなに荒唐無稽でも
それが未だに進化の段階で
淘汰されないのは、
何か役に立っているからである、
と説明すると中高生でも得心する。

*

facebookのグループに
『かつ丼愛好会』があって、
100人にも満たなかったが、
一瞬、ポチッて、
参加しようかと思った(笑)。

どーいう風の吹き回しか
知らないが・・・、
最近、とみに、
かつ丼が食べたくなる事があり、
いっ時は、もう、あんなん喰えないと
ダメだった時があったのに・・・
なんでだろう・・・と、
〈テツ&トモ〉みたいになってる(笑)。

街中にある、
おばーちゃんが
煮込みとソースの
二種類のみやってる
カウンター4席のみの
小体な店がある。

いちどは訪れてるが、
ずいぶん以前だったので、
もう、その味を忘れてしまい、
この連休中に再訪しようかとも
思っている。

なんせ、ばーちゃんの店だから、
いつ閉店するか
わかんないもんねぇ・・・(笑)。

 

 

 

 

 

 


『名人』位まで、あと二歩・・・

2023-04-29 08:31:55 | 藤井 聡太

きのうの『名人戦』第二局は、
先手のソーちゃんが勝ち、
これで2連勝となった。

残り5局のうち
あと二回勝てば
念願の『名人』位の獲得である。

これまでの
生涯勝率の8割3分と
タイトル戦の勝率9割からすれば、
残り5局のうち4局を負ける、
という確率は有り得ない。

なので、
圧倒的な優位性で
『名人』位に近づき、
これで、現在「1-1」の
『叡王戦』を防衛すれば、
『七冠』達成である。

しかも、最高位の
「名人」「竜王」である。

*

今日から
『私的九連休』である。

さぁ、どーすべぇ・・・
である(笑)。

とりあえず、今日、明日は、
今週の4日間フルタイム勤務の
疲れを癒すことにしようと思う。

ゆんべは
少しばっかり
オナカの調子が悪くなり、
ナウゼリンやら
大建中湯やらを服用して休んだ。

今朝は、絶食しようと
常温アクエリだけ飲んでたら、
急にオナカがすきだして(笑)、
クスリが効いてくれて
早くも復調してくれたようである。

美味しく食べれない連休も
ツマラナイから、
まずはよかった。

*

きのうの給食も
まるで「病院食」みたいな
低カロリーで味の薄いものだった。

一食350円なので、
その予算では、
どうしてもこんな献立になる。

もっとも、
コンビニだと一ケ100円の
パック牛乳も付いてる。

*

きのうは、
全校生5人しかいない
非難特区の山の学校だったので、
時間調整で7時間勤務するも、
3人だけのカウンセリングで、
残りの時間は、ギターの練習をしていた。

来月のコンサート曲と、
『古楽売買サイト』に
アップするルネッサンスギター用の
デモ曲も練習したので、
帰宅したら背中が凝っていた。

アロンソ・ムダラという
16世紀スペインの
宮廷音楽家の『パヴァーヌ』も
初めてアナリーゼもして、
中世の素朴な曲ながら
そこに作曲者の意図を読む
楽しみをも味わえた。

*

きのうは
標高550mの山間部でも
22℃あり、めずらしく温かい、
とジモティの用務員さんが言ってたが、
帰宅したら盆地気候の市内は
なんと二階の寝室で
30℃にもなっていた。

4月になって
真夏日は二回目で、
冷房の稼働も二度目となった。

*

 

 

 

 

 

 

 

 


名人戦・開幕戦「後手・勝利」

2023-04-07 09:08:01 | 藤井 聡太

きのうの
『名人戦』の開幕戦。

後手番ながら、
中盤から微差を拡げる
「藤井曲線」を描いて
最終盤は相手を
時間切れにまで追い込む
余裕勝ちだった。

しかも、
AIが推奨するような手では
攻め急がずに、
「緩急」自在の指し手を見せ、
解説の森内元名人をして
「えーっ!!」
と驚かせるような
盤石の布陣で守りを鉄壁にし、
恰も「大山名人」が乗り移ったような
指し回しをも見せた。

デヴュー当時から
「着ぐるみを脱いだら、
中から大山名人が出てきそうな、
中学生とは思えない
老獪な指し回し・・・」
という解説のコメントは
しばしばあった。

ソーちゃんの部屋が
テレビ取材にあった時、
その謎は解けた。

彼の書棚には
大山康晴の『大全集』があり、
その棋譜を小学生の時に
既に完璧にマスターし、
その「負けない差し回し」や
「二枚腰」の要諦をも
身に着けているのである。

その盤石の基礎の上に、
AI将棋の奇抜・奇天烈な読み筋を
自作のフルスペック・マシンで
絶えず研究しており、
自らは詰将棋を趣味と言って
『選手権五連覇』するほどの
第一人者でもあるのである。

幼稚園生の時、
小学生の兄の「九九」を
独自の方法でマスターした
というのだから、
やはりその頭脳は「天才」の
それなのだろう。

また、彼は、
アナログな盤面図ではなく、
デジタル的な棋譜で
思考するというので、
それも次元の異なる才能である。

幼少期に夢中になったという
『キュボロ』という
立体パズルを誰よりも早く
正確に完成させ、
その無限の組み合わせに
飽きもせずに没頭していたと
母親が証言している。

それにより3D感覚が鍛えられ、
将棋のような2Dゲームをする際に、
ちょうど、巨大迷路の出口を
バーズアイ・ヴュー(鳥瞰視点)で
1次元「高次元」から
観測できるのかもしれない。

*

これで、
渡辺名人との対戦成績は、
17勝3敗となり
その勝率は82%となった。

その確率は、
彼が「名人」になる
蓋然性を表しているものである。

*

我われが目撃しているのは、
もはや、藤井聡太という
特異な「現象」である・・・(笑)。

 

母校の一中前を流れる
大森川沿いの
桜と菜の花が
目をとめる春景色を描いていた。

もう、半世紀も前に、
昼休に学校を抜け出して、
たしか『やなぎやパン店』で
メロンパンを買って、
この土手に寝転んで食べた事がある。

また、
小学2年の頃には、
好きだった順子ちゃんに
家に招待され、
この土手の左側にあった
おうちで遊んで、
『わたなべの粉末ジュース』を
出された記憶がある(笑)。

*

棋戦の昼休中に、
散歩&買い物に出た。

帰路に
いつものように
近所の八幡様の祠(ほこら)に寄り、
オシリ痛やアゴ痛の完治を
お願いしてきた。

境内に、
マスクが捨てられていたので、
拾おうかどうか迷ったが、
いつもお賽銭をいれないで
お参りしているので(笑)、
清掃奉仕をさせて頂こうと
紐をつまんでゴミ集積所まで
持って行った。

そしたら、
途中の原っぱに
早くも待望の
「アスペルジュ・ソバージュ」
(野生のアスパラ)
が、ニョキリと二本もあり、
嬉々としてポキポキして帰った。

境内清掃の御利益を
こうも早く頂くとは
望外の幸せで、
まだ見えていた祠にむかって
手を合わせ一礼した。

つい先日、
散歩に連れられていた犬が
その辺りをクンクンして
とまっていたので、
もしやシッコをしてるやも・・・
とも思い、スーパー物ではやらない
洗剤でしっかり洗ってから、
バーナーで直火焼きして頂いた。

採り立てのアスパラは
まだ、その切り口の水分が
ポタポタ落ちるほど
新鮮この上なく、
雑草の中で育っているが、
味のエッセンスが濃いのなんの・・・(笑)。

まさに、
“春の鮮烈な命”を
頂いた気がした。

きっと、八幡様が
神経痛の“喰いクスリ”として
振舞ってくだすったのだ、
と有難く受領させて頂いた。

*

以前にも創った、
『馬刺しと生ハムの卵黄ソース』を
再現してみた。

レストランでは
とんと見ない組み合わせだが、
生ハムの塩気と
生クリームと卵黄のソースが
馬刺しをまろやかに包み、
イチゴの甘酸っぱさが
いいアクセントになってくれた。

緑のガルニは、
レタスの切れっ端を
水耕栽培してるうちの
新芽である。

*

わざわざカルチャースクールや
料理学校に行かずとも、
美味しい店を食べ歩き、
その味を分析したり再現する
という作業を長年やっていると、
料理の腕前は自ずと上がるものである。

先月は
フレンチでは最高級の
『オーベルニュのビジョン・エトフェ』
(窒息鳩)を頂いたので、
今月はカイユ(鶉)の
クィズィーヌ(料理)をお願いした。

そしたら、昨日、
シェフからフランスから届いた
素材の画像が送られてきた。

部分的に見れば、
スーパーのパックにある
鶏肉のような見栄えだが、
全体像を見ると
まだ毛の生えた頭・顔や
するどい嘴(くちばし)、
爪先があって、いかにも
フランスの食肉といった感じだった。

きょうは、その一級の素材を
三ツ星シェフの超絶技巧で
頂いてくる。

“顎関節痛”は、
大口・軽口・悪口・
大食・美食
・・・を、控えよ、
という内なる魂からの
身体言語的メッセージとは
了解しているが、
「これは、勉強で、
素晴らしい体験だ・・・」
という自己欺瞞と
詭弁を弄している(笑)。

そのせいか、
ゆんべから
ズクズクと右耳が疼いている(笑)。

鎮痛剤飲んででも
カイユのフレンチに
行こうというんだから、
“持ったが病”というか
つくづく業が深いのだろう(笑)。

・・・だって、
終戦後12年して生まれた
まだ一億総ビンボー時代の
「昭和」の申し子だから、
ンマイもんなんか
喰えなかったんだもん・・・(笑)。

まずいスイトンも喰わされたし・・・。

いつか、
豪華なご馳走喰いたいなぁ・・・と、
少年時代に夢見たんだもん・・・。

半隠居のジジイ世代になったら、
ちったぁ手銭で
ンマイもん喰っても
バチはあたらんよなぁ・・・(笑)。

・・・って、
一生懸命に自我防衛機制である
「合理化」をしている(笑)。

・・・あ゛~
・・・にしても、
ビビ(耳)が、痛てぇ~・・・。

ほんでも、
ワシは負けずに、喰う!!・・・(笑)。
 
*

口腔外科で処方された
口内炎の塗り薬の
院外処方での薬価料をみたら
3割負担の490円のうち
クスリ代は「63円」で
あとの「437円」は
調剤技術料と薬学管理科だという。

クスリを処方する資格は
医師にあるのに、
薬剤師に87%も
ぼったくられているのは、
これって何なんだろう・・・と、
思ってしまった。

製薬会社で既に創られている薬を
「調剤」なんてしようがないし、
「薬学」の知識がなくても、
処方箋どおりの薬を窓口で出すのは
事務員でも出来る。

『おくすり手帳』を持参しても、
過去のクスリとの飲み合わせや
「禁忌」をチェックしてる風でもない。

「口内炎ですか?
たいへんですねぇ・・・。
これ塗ったあと
呑み込んでも大丈夫ですから・・・」
という
“薬学的”助言はあった(笑)。

JCやJKの中にも
薬剤師になりたい・・・
という子がいるから、
あからさまに悪し様にも
言えないが・・・。

医師や看護師が
本来の医療業務に専念できるため、
医療サービスの質を高めたり、
複数の病院から処方された薬の
飲み合わせチェック機能ができる、
というメリットがあるというが・・・
「クスリ代<人件費」という内訳を見ると
いつもシックリこない・・・。

 

 


*** 『魂理学』試論ノート6 ***

 

この身は「アバター」なのでは・・・
ある種の「着ぐるみ」なのでは・・・
と、時々、思うことがある。

でも、つねれば痛い(笑)。

「痛覚」というのは
「視覚・聴覚・臭覚・触覚」
と同じように、
損傷部位での「活動電位」であり、
けっきょくは電気信号を
脳内で「いたみ」として
感覚させられている。

ファントム・ペイン(幻痛)
という現象があるが、
これは、例えば、
事故で左腕を失った場合に
無くなったその手の指先に
痛みを感じる・・・
というような現象である。

これは、
脳が「幻の痛み」を作り上げている
という病理的な現象である。

脳内の記憶を司る
「海馬」という小器官は
トラウマティックな出来事により
物理的に可視的な萎縮や皺が
微細に起こるという。

それであれば、
当然、脳内の化学物質の分泌や
脳神経間の電気信号の伝播に
物理的な異変が起こることは
有り得る。

*

今朝も起きがけに「夢」を見た。

眼は瞑っているのに、
ありありとした光景が見え、
はっきりした人物と
日常と同じ会話をしている。

よくよく考えると、
夢は不思議な現象である。

視覚だけでなく、
聴覚、味覚、触覚まで
かなりリアルに感ずることができる。

「匂い」を夢で感じたことは
記憶にないが、
「いい匂いがした」
という臭覚も
きっと感覚できるのだろう。

これらの「体験感」も
すべてが脳内の電気信号により
行われている。

そこにはエネルギーが使われているが、
それは、太陽の光エネルギーに
由来しているとも言える。

独立栄養生物である植物が
光合成を営み、
「H₂O」を光の波動エネルギーで
「HとO」に「光分解」し、
葉っぱの気孔から吸入した
「CO₂」の「C」と合成して
「C₆H₁₂O₆」を合成する。

これは、「ブドウ糖」(有機物)で、
その集合体は「でんぷん」である。

我われ従属栄養生物であるヒトは、
この「C₆H₁₂O₆」を食物として取り入れ、
細胞内のミトコンドリアという工場で
「解糖系」という複雑な化学的サイクルで
食物として取り入れたタンパク質や脂肪の
「N」や「P」とを合成させて
「C₁₀H₁₆N₅O₁₃P₃」という物質を
最終的に作り上げる。

これは、「ATP」
(アデノシン三リン酸)という
すべての生物に共通する
化学エネルギーである。

このエネルギーによって
細胞内外で「ナトリウム・ポンプ」の
働きが起こり、細胞膜の内外で
電位差が生じる、ということは、
高校生物で誰もが教わる。

そこに物理的・化学的な
刺激が加わると、
膜電位は反転して
「興奮」として伝播し
「電流」を発生し、
抹消器官(体の様々な部位)から
中枢の脳に「電気的興奮」が送られる。

今、窓の外の青空を見ているが、
これとて、青い光の波長が
眼球内のスクリーンである網膜に達し、
そこにある視細胞を興奮させ、
視神経という電線を通じて
脳内にその「電位変化」が
伝えられているのである。

その電気信号を脳が翻訳し、
周囲の風景との関係性から
「青空」という認識が起こる。

トイレットペーパーの芯を覗いて、
単に、青空の一部だけを見せられたら、
それは「青」としか認識できないが、
チラリと雲の一部でも見せれば、
すぐに関係性から「空」という概念と
マッチングさせる。

それは、脳の
「リファレンス(参照)」や
「意味付け」という
機能の一つでもある。