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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

準備、心得

2016-09-02 05:00:00 | 
老母が危篤に陥り、
小康状態を保っているので、
「転ばぬ先の杖」で、
アマゾンで早目に
マニュアル本を入手した。



去年の段階で、
ネット葬儀は手続きを済ませてあり、
金銭管理が出来なくなってから
口座凍結に備え
葬儀費用は別ストックしておいた。

身近な親類の内諾を得て、
質素な家族葬にする
つもりでいる。

今回の入院も
身内のみにしか
知らせていない。

友人・知人の方々には
当人もこちらも対応に
エネルギーを労するので、
もし洩れて連絡が入ったら
お見舞いは一切お断りするつもりである。

昨日は意識もあり、
介護されて
少し食事も摂ったという。

このまま後遺症なく
回復に向かってくれれば
幸いである。

もしもの場合も
医師に告知されてから
覚悟は出来ているし、
84歳なので歳に不足はない。

当人も
十分に生きた筈である。

3.11でも、
原発事故でも
死ななかっただけ
幸いであった。

原発爆発直後、
家族で県外に避難しようとした時に、
自分はここで死んでもいいから、
置いていって…という、
極限状態の「リヴィング・ウィル」も
当人は示していた。




父の遺族年金と
当人の社会保険完納のお蔭で、
医療費諸々の経済的心配を
しないで済んでいるのが
有り難い。

入所可能なら
施設にも入れそうだが、
残念ながらどこも
スンナリと入れない状況にあるようだ。

近々、介護査定があるが、
もし後遺症で歩行困難となったら、
施設入所か毎日在宅介護をしてもらえないと
カミさんと仕事に出ているので
どうしようもない。




昨日は、
病棟に寄ってから
郡山へ出勤し、
難しいケース会議で
一時間半も残業したので、
くたびれ果てて、
やや「うつ」っぽくなった。

とはいえ、さすがに、
瀕死の老母を見捨てて
死のうとは、
思えなかった。

カミさんに
無責任の極みと
謗られて、死後、
離婚されてまう。

(хдх;)  



ネコ背は治る?

2016-08-26 05:00:00 | 
きのうは
夏休み最期の日だった。

やや風邪気味だったので
日中はダラダラと寝て過ごし、
夕方から音楽堂で
フルート・デュオの
練習をしてきた。



サマコンでやった曲が
だいぶ忘れていたので、
復習としてさらってみた。

取っ付きにくい
難しい曲だったが、
どうにか曲の流れが解ってきた。

これから、
ピアソラの新しい曲にも
取り組もうと思っている。




今度の日曜日に
ミニコンサートがあるので、
頒布用CDのために
新たにケースを50枚注文した。

土曜日まで届くというが、
コピーした20枚近くを
袋詰めしなくてはならない。

リサイタル資金を稼ぐための
手内職だと思えば、
さほどに苦にもならないが。




アマゾンに注文していた本が
毎日のように届く。

愛子先生のは、
92歳でよく書けるなぁ…と、
感心しながらも
変わらぬ快気炎に
溜飲が下がる思いがする。



ベストセラーという
「ねこ背は治る」を読んでみた。

ちょっとした処を改善するだけで
ネコ背は治るというので、
なるほどと感心はした。

読んで以来、
正しい重心のかけ方や、
深い呼吸法を意識するようになった。

来年のリサイタルまでには
なんとかネコ背が少しでも改善し、
肥満もいくらか解消させたいと
思ってはいるが・・・。



BSでやっている
『クールジャパン』を読んでみた。

外人が指摘する
日本の優れた点を再認識して
いくらか誇りのようなものを
感じないでもなかった。

曽野綾子先生曰く。
「日本に生まれてきた、
 というだけで、
 どれだけ幸せなことか・・・」

げに、ごもっともかもれしない。

入梅?

2016-06-06 07:54:00 | 
関東まで梅雨に入ったが、
今朝のフクシマも、
なんだか梅雨空のような
厚い雲に覆われている。

今日、明日にも
入梅宣言が出るやもしれぬ。

相変わらず
気温の日内変動が
10℃もあるせいか、
まだ体調がパッとしない。

Masked Depression(仮面うつ)の
可能性もあるので、
今朝は、
ドクターのアドバイスもあって、
試しに抗うつ剤を
一錠増やしてみた。



昨日は、久しぶりに、
もちずり学習センターの
図書室から、
未読の「いわむらかずお」の
「14ひきのねずみ」シリーズやら
安野光雅の絵本、そして、
家元の未読の自伝などを
借りてきた。

「14ひき」シリーズは、
我が家にも数冊あって、
息子たち三人の幼児期に
なんど読み聞かせしたか
わからない。

でも、そのハートウォーミングな絵は
大人が見ても癒しになり、
デパートで催された原画展にも
観に出かけたことがある。




ミニストップに寄ったら、
『こち亀』の新刊が出ていたので
さっそく購入して帰った。

199巻目になり、
いよいよ次巻が
前代未聞の200巻に突入である。

現在、ギネス記録更新中だが、
200巻目というのは
エポック・メーキングな
出来事である。

かつては
1巻から全巻揃えていたが、
何度も読み返したのと、
あまりにも場所を取りすぎるので、
ヤフオクで処分した。

その続きを買っているうちに
また、50冊近くたまってきた。





再放送の連ドラ『てるてる家族』で、
冬子の学校の掲示板に
面白いフレーズがあった。

「科学する心」を
「かきくけこ」で現している。

か・・・観察
き・・・記録
く・・・工夫
け・・・検証
こ・・・考察

これは、
なかなか当を得た
言葉遊びである。

理科教員時代だったら、
きっと授業で
紹介していただろう。




人間の分際

2016-03-27 08:52:00 | 
アマゾンに注文していた本が
2冊届いたので、
ギター練習の合間に
ベッドに寝転がりながら
読んでみた。

『マンガでわかる音楽理論』は
二、三のことは
参考になったが、
後は、あまりにも基礎的すぎて
『楽典』以前の内容であった。

今、レッスンに来られている
音楽初心者のOさんに
差し上げようかと思う。



曽野さんの本は
届いてみたら
箴言集のように
既刊のものからの抜粋で
構成されていたものだった。

この手のものは、
今までに何冊か読んでいる。

それでも、
ハッとするような
背筋が伸びるような
文言がいくつもあった。

曰く
「世の中には誰がしなくても
 すべきことがあり、
 誰もがしても
 するべきではないこともある」

なんだか、
自分の「復興支援」コンサートのための
苦労のようでもあり、
ケータイ、スマホに
心奪われている人が多い中で、
あえて、それを持たない
ことのようにも思えた。

「人並みになることを追求する、
 ということは個人の尊厳の放棄である」

「人並みな形を基準に羨むことはない」

まさに、箴言集である。






今朝の朝刊に
時刻表が入っていたので、
何となく仕事が来る予感と
きて欲しい願望とから、
クリップボードに貼ってみた。

因果関係でいうと逆になるが、
「弟子の心構えが出来ると
 師匠が現われる」
という。

これは、ユング心理学では
シンクロニシティ(共時性)という
重要な概念でもある。

久しぶりに
東京や大阪で
講演してみたいなぁ・・・と、
先日、思ったので、
まだ、オファーはないが
時刻表を先に貼って
用意している(笑)。





『あさが来た』の
千代ちゃんが結婚して、
そのウェティング姿が
可愛らしかった。

自分にも娘がいて、
こんな姿を見たら
胸キュンになるかもれしない。

そしたら、
もう子どもが生まれて
お母さんになってしまった。

今週が、いよいよ最終週である。

***

『笑点』で
時々、裏方として
顔を出していた
林家ぼたんが真打になった。

こん平門下というから、
たい平の妹弟子ということになる。

はたして、どんな口調で
落語をやるのか、
一度、聴いてみたいものである。



文学の時代

2016-02-02 07:51:00 | 
高校時代から油絵を始めて
今でも、時折、描くことがあるが、
二十歳(はたち)の
リサイタルで得た収益で、
近現代美術全集20巻を買い、
初任のボーナスでは
ルネッサンス・古典派美術全集20巻を
買い揃えた。

20代には
それらを随分と模写して
独学で勉強した。

この頃の本業は、
生物教師だったので、
現代生物学と
大学時代より始めていた宇宙生物学の
勉強は必須であった。

30代では、
諸井誠の名著『交響曲名曲100曲』を
テクストとして体系的に
150曲ほどのレコード、CDを蒐集して
スコアを読んで勉強していた。

同時にリュートのCDを
200枚まで蒐集して
楽曲の体系的把握に勉めた。

この頃は、
本業を心理屋に変えたので
明けても暮れても心理学の勉強
一筋だった。


そして、40代は
『ピアノ名曲100曲』『室内楽名曲100曲』
『バロック音楽名曲100曲』をテクストにして、
それらに耳を傾け、それは
現在にまで至っている。

そして、かねてより
50代は、「文学の時代」にしよう
と目論み、日本文学全集、世界文学全集を揃えて
暇を見ては作品に当たってきた。



文学へは、
映画を観る、朗読を聞く、
そして原作を味わうという
多元的アプローチをしている。

そして、インプットした分
アウトプットとして
自分でも創作作品を書いて
投稿したりネットで発表している。

このブログも
「日常的雑記」
として、何処か荷風の
『濹東綺譚』や『断腸亭日乗』、
或いは、狐狸庵先生の
『作家の日記』を意識して
綴っている。



今は、映画に刺激されて
デュマの『モンテ・クリスト伯』を
精読している。

映画はメイン・ストーリー一本だが、
原作ではサブ・エピソードこそが面白い。

ニ段組600頁が3巻なので、
たいへんなテキスト量である。

それでも、連ドラを愉しむように
ちまちまと読んで味わっている。




BSの『アンナ・カレーニナ』は、
渡辺美佐子の朗読を何度か聞いたが、
ロシア文学の常で、
オブロンスキー、ヴロンスキー・・・と、
名前がややこしく
なかなかすんなり頭に納まらない。

この映画も2.5時間のスカスカな
内容だが、朗読や原書の
場面や背景の雰囲気把握には役立った。