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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

むずい・・・ε= (•̀ .̫ •̀; )

2019-03-23 08:04:00 | ギター
今日は午後から
ソプラノの阿部さんとの
デュオのリハがある。

数日前から
伴奏の練習に励んでるが、
自編の『死んだ男の残したものは』の
ソロ・パートが難しくって
ヒーコラいっている。

自分で編曲していながら
弾いてみると難しいというのは
ままあるもので…。

なにしろ
世界的巨匠の
武満 徹の作曲だから
できるだけ
その世界観を崩さないように
編曲するのだが、
やはり練習過程で
運指や音の配列を
変更せざるを得ない箇所が出てくる。

昨晩は
たった十数小節に
数時間を要した。





武満が書いたギター曲
『12の歌』にも
演奏が難しい箇所が
随所に出てくる。

そこは演奏家の裁量に
ある程度は
任されているようだが…。

ショパンの逸話には
リストか誰かへの手紙に、
自分で書いたコンチェルトが
難しくて、来たるコンサートで
ちゃんと弾けるか不安だ…、
というのがある(笑)。





ロビー頒布会用の
CD類と書籍類作りにも
時間を費やしている。

部屋ん中は、
さながら楽屋然としてきたが、
この時季においでになる
クライエントの方々には申し訳ないが
こんな中でカウンセリングをしている。

長年おいでになっている方だと、
またこの時季ですねぇ…と、
勝手知ったる雑然さに
一年の流れの速さを
感じられるようである。

これらを、これから
特大ボストンバッグ3つに
パッキングして搬入準備に入る。

“楽団ひとり”の
裏方さん部門の仕事である。





春休みになり、
必然的に昼メシも
「サラメシ」ならぬ
「ひとりめし」となる。

外食は面倒だし、
行きたい店もないし、
お金もかかるので、
もっぱら台所で
ゴソゴソやっている。

冷蔵庫の残りもので
何かを作る…というのが、
けっこう好きで、
それは、与えられた素材で
満足できるものを創り上げる…という
「料理人ごっこ」を楽しめる。

BSの『ナイジェルのシンプル・レシピ』
というのが、そういった趣旨の番組で、
それが大好きで、同じ再々放送でも
繰り返し何度も見ている。

***

きのうは
前の晩の残ったご飯が
白むすびでラッピングしてあったので、
これと玉子、豚コマ、冷凍コーンで
チャーハンでも作ってみっか…
となった。

いっ時、
チャーハンにハマッて
何十店と食べ歩いて、
研究、評価、レーティング
したことがあり、
それをグルメサイトにも
アップしてきた。

時折、
「病膏肓に入る」
というような
偏執的な強迫行動に陥る(笑)。

あ、フキノト採りも
そーだなー。

なので、
“自分好み”の
ンマイ炒飯なるレシピが
この頃ようやく分かってきた。

ポイントは「油」である。

「油そば」なる
ラーメンの亜種があるが、
安達の町中華で
それを食していてピンときた。

なので、
ネギ油とニンニク油を
フレンチのコンフィ(低温油煮)のテクで
作り置きしてあり、
中華鍋で豚コマを炒って
新鮮なラードを抽出し、
これらの香り豊かな油をミクスチュアさせて
玉子と白飯に絡めながら炒めるのである。

味付けは塩胡椒が主体で、
最後に鍋肌に醤油を振り回して
焦がし香を立たせてから
色付けと味付けをする。

我が家では
チャーハンはジャンボ・マグカップで
ドーム型にするのが定番で、
これが、こんもり美しく、
いちばんンマソーに見えるのである(笑)。

こっから、
もうひと手間は、
ラップをせず1分間レンチンする。

鍋から移したばかりの
熱々のものを更にレンジ加熱すると、
庫内が白くモーモーとなるほど
水蒸気が出るのである。

すなわち、
脱水化が進み、
よりパラリ感となり
旨味も凝縮する…
というわけ。

ちなみに、
プレートは200℃のオーヴンで
鍋つかみをしないと
火傷するくらい熱しておき、
置き皿に取る。

プレートが熱々だと
香りがよく立ち、
しまいまで冷めないのである。

これも食欲を刺激する
赤系の中華皿がよく
(青系は萎える)、
「雷紋、鳳凰、龍、双喜紋」
なぞが描かれていると
炒飯の味がワンナップする。

これを
凝り性の「ひとりめし」と言う(笑)。

最近、超強火の出る
業務用の中華ガスコンロが
欲しいなぁ…と、
思っている。

さらなる
グレードアップを図るには
あとは火力要因しかない。


p(●`□´●)q ファイヤァァァ!!











Cプロ

2019-03-15 07:04:00 | ギター
6年勤めたT中から
私物のアナログTVを
引き上げてきた。

地デジ切り替え時に
廃棄しようと思っていたが、
ビデオ内臓なので
お弁当タイムに
録り溜めた「グルメ番組」を
見るのに搬入していた。

後部座席で
お客様のように
きちんとシートベルトを噛ませて
持ち帰ってきた。

次の赴任校の様子を見て、
また搬入する予定で
待機させてある。





カウンセリング室で用いる
「音楽療法」用のギターも
撤収してきた。

二本置いてあって、
生徒のレッスンに貸し出すものと、
自分の練習用である。





レーダーやミニナビ、
傾斜計の三つの電源を取る
スイッチ・ボックスを
ダッシュ・ボードに
L字金具でネジ留めした。

最初は傷付けるのを躊躇して
両面テープで接着していたが、
何度も剥がれたので、
エーイ! とばかり
ネジ留めにした。

どうせ、
この車も乗り潰すつもりだし、
下取りなどあり得ないから
好きなようにいじることにした。





きのうは、
“楽団ひとり”広報活動では
6回目のファイナルで
はじめて民報・民友の
ローカル新聞社に
告知依頼をしてきた。

アポなしの飛び込みだったが、
両社とも快くお引き受け頂き
あり難かった。

どちらからも
「ご苦労様です・・・」
との労いの言葉を頂いたので、
3.11から数日後の
『復興支援』という名目と
“偉い人コーデ”のWスーツが
利いたのかもしれない(笑)。

晩には、
毎回、準備している
「予備プログラム」の練習をした。

今度で4回目の共演だが、
最初と二回目の教え子たちが
いずれも体調不良だったので、
「無理はしなくていいよ。
ドタキャンしても
予備プログラムあるから・・・」
というので、
リスク・マネジメントとして
8曲は別に用意している。

今回はソロ曲として・・・

 花は咲く
 もののけ姫
 津軽の故郷

 牛を見張れ (リュート)
 プレリュード(リュート)

 千の風になって
 荒城の月

 パコのファンダンゴ

・・・を用意している。

昨晩は、
リュートの調整と
どちらを用いるかを検討した。

ルネサンス中期の
8コース(15本弦)と
ルネサンス末期の
10コース(19本弦)では
音色や響きが異なる。




通勤を味わう

2019-02-23 07:25:00 | ギター

転勤が内定したので、
6年間でおよそ280回通った
福島-棚倉路勤務も
残すところ
あと6回となった。

高速通勤もなくなるので、
冠雪の安達太良山も
そろそろ見納めである。





矢吹ー棚倉線にある
小川や水辺風景とも
しばしのお別れである。

7月のアタマに、
講演依頼を受けたT幼稚園に
再来する予定があるので、
夏の棚倉路にきっと
懐かしさを覚えることだろう。

沿道の竹林では
よく通退勤時に
筍ハンティングをしたものである。

もう、ここで
筍採りできなくなるなぁ・・・と、
ちっと、さみしくも思った。





新車で、
高速の夜間走行も
行った。

計器類が旧車とは
配置が違うので、
視認の順を確認した。

本線から
ICのアプローチ・ロードに
進入する手前100mくらいでは
航空機の着陸マニュアルと同じく
「アプローチング・ミニマム」
とセルフ・コールして
機速(車速)を80km/hにダウンさせる。

そして、アプローチ内で
「ミニマム!」
とコールして
50km/hまで減速し、
ゲート前でさらに30km/hまで
スロットルを絞る。

高速では誰もが
黙々と無意識でやってることだが、
このセルフ・コール方式は
旧国鉄(JR)の「指差確認」と同じくらい
安全操作の手続きだと思っている。

ICやジャンクションで
合流する時には、
ナビから
「合流があります。ご注意下さい!」
とヴォイス・コールがあるので、
「ラージャー」
と応えて、指差視認後、
他車が来なければ
「ノー・エアクラフト」
と安全コールする。

要は、
高速運転・・・
じゃなく「操縦」が
退屈なので、
ゲーム化して遊んでるだけである。

購入したのは
第四世代ムーヴらしく、
現・第六世代ムーヴは
センター・インパネでなくなっている。





BSの『クラシック倶楽部』で
パク・キュヒの一時間物があったので
予約録画して視聴してみた。

ライヴではなく、
横浜にある古民家での収録で、
デッドな音場である
戸外で弾いたりしているので
CDのようなミキシング処理がされ、
映像と音像の乖離に違和感があった。

それでも、
現代のギタリストでは
注目株のひとりなので、
じっくりと視て聴いてみた。

村治佳織ちゃんは
白石でのリサイタルを聴いたが、
まったく感動しなかった。

ここ二十年、
いろんなギタリストを生で聴いたが、
感動したのが全くなくって
困惑している。

感性が鈍ったのかと
一時、心配もしたが、
オケや映画や小説では
ちゃんと感動するので
ボケちゃったわけでもないようだ。

思うに、
最高のテクニシャンで
超美音の持ち主だった
渡辺範彦さんの全盛期を生で聴き、
超絶技巧の天才・山下和仁も
長らく生で聴いてきたので、
ちょっとやそっとのギタリストでは
感動しなくなったのかもしれない。

キュヒちゃんも
たしかに巧い。

テクニックにキレがあり、
指がよく廻る。

歌心も感じられる。

感心はするのだが、
感動はしない。

ヒナステラやブローウェルの
難しい『ソナタ』を
見事に弾いていたが、
ちっとも感動しないのは
曲が佳くないのだろうか、
とも思ってしまった。

極論すれば、
音楽史上の大海にあって、
バッハ、ハイドン、
モーツァルト、ベートーヴェン、
ショパン、チャイコフスキー・・・
etc、エトセトラ…という、
錚々たる天才・楽聖たちの
名曲と比肩し得るものか・・・。

否。
そんな佳いもんじゃない。

どちらも
特殊奏法を多様した
ラテン系作曲家の
ギターに限局した
特異的な曲なのである。

著名作曲家でも、
全作品の中には
凡作・駄作もある。

作曲家の全集物を集めていると、
有名でない曲というのは、
やはりキャッチーなメロディーや
リズムに乏しく
魅力がないものである。

最近も、
ドヴォルザークの交響曲全集を
1番から繰り返し聴いているが、
2番、3番なぞは何度聴いても
耳に残らないし、口ずさめない。

それが、
7、8、9番という
有名曲になると
スッと入ってくるのは、
やはり曲に佳さがあるのだろう。

モーツァルトや
ベートーヴェンのピアノソナタでも、
有名でないものは、
楽譜の構造上、構成上は
見事で美しいが、聴いては
ちっとも心に響かないものもある。

***

キュヒちゃん。
最後に
『愛のロマンス』を弾いた。

そのテンポの速いこと。
まさに淡々と
スラッと
一陣の風のように弾いた。

ファイナル・リサイタルの
冒頭で弾く予定の
『禁じられた遊び』の
テーマ曲である。

ルネ・クレマンの映画を
二度ほど見て、
そのBGMとしての
イエペスの演奏が脳裏に
こびリついているが、
それは、別な意味で、
淡々とはしていたが、
それなりに叙情性はあった。

それとも、
映画の名シーンと
脳内で結びついてるが故の
錯覚的な感傷なのだろうか。

なんだか、
小4から飽きるほど弾いていて、
今更、どう弾いていいのか、
さっぱりワカラン状態になっちまった(笑)。

はたして、
あと2ケ月で
ファイナルの“皮切り”に
“ファイナル・アンサー”が
出せるだろーか。

ヾ(?Д?) ノ モウ、ワカンネ~!!

















移動時間活用

2018-12-11 04:01:00 | ギター
先週、ミニコンをやった
幼稚園の園長先生が
わざわざDVDにして
届けてくだすった。

二台の固定カメラで
アングルを変えて
撮影されていたようで
園児の様子や表情を
よく捉えていて
面白かった。

真剣に喰らいつくように見ている子、
パクリ、パクリあくびばっかしてる子、
アタマを動かして曲に合わせてる子、
チョロチョロして先生に頭を押さえられてる子(笑)、
200名の幼児が見せてくれる
生き生きした姿が
愛おしくもあった。





視認することのできない、
自分の後ろ姿には、
背中が丸まって、
脇の下のお肉がムッチリしてて、
(ウワーっ!! デブぅ・・・。
 醜くいぃ・・・)
と、やんだぐなった(笑)。
(福島弁)

これを機に、
反省して、また、
ダイエットに精進しなっきゃ・・・。

オデキが二つもできて
難儀してるのも
デブのせいかも・・・。

デブは万病のモトである(笑)。

(・Θ・)ブヒッ




棚倉への
片道1.5時間の通勤は
「移動隙間時間」なので、
国試勉強には大いに役立ってくれたが、
もう受験からは解放されたので、
今はユーチューブから
識者の講演やトークを
何十枚ものCDに焼いて
雑学勉強に当てている。

老賢者の三婆(ババ)
「曽野綾子・佐藤愛子・瀬戸内寂聴」
らは元より、養老猛司・加藤諦三・三浦朱門・
福岡伸一・宮台真司・中野信子・秋山仁・
鈴木光司・村山斉・香山リカ・・・など、
文系理系まぜこぜで聞いている。

でも、
1時間番組では
本一冊文の情報量はなく、
いいとこワン・テーマの
雑学知識が身につくだけだが、
中にはインスパイアされるものもある。

もう、
落語や朗読は
40年で聴き尽くして
新しいソフトが見当たらないので、
もっぱら講演やトークを
聞くしかない。




市内には
「シルク」「ダイソー」「セリア」
と三種の百均店舗があり、
若干品揃えも違うので、
時々、巡ってはのぞいている。

化膿止めを塗って
オデキに貼るパッドを
「シルク」と「ダイソー」の
二店で買ってきた。

どっちのが使い勝手がいいか、
試しているところである。

去年から、
簡易ゴム式で短い
キッズタイを蒐集しており、
冬時のVネックセーターの
インナーに着るポロシャツに
ワンポイント・オシャレとしている。

時折、
女子中学生の前で
「ビヨヨ~ン」
と引っ張ってみせて
笑いのネタにもしている。

各百均によって
ちがったデザインがあるのは
ありがたい。

もう、
十本くらい
集まった。









至福の時間

2018-12-05 08:23:00 | ギター
きのうは、
T中に隣接する幼稚園で
30分のミニコンサートを
行ってきた。

数十名の園児に
平場の教室で
聞かせるものと
想像していたが、
総勢200名に大ホールの
ステージだったので
想定外だった。





学校から歩いても行けたが、
ステージ衣装やら
備品が多かったので、
カウンセリング室での白衣を着たまま
車でいちど校外に出て
幼稚園の広い駐車場に向かった。

15分前に到着すると
昼休みで園庭で遊んでいた園児たちが
「ギターの先生だー!!
 こんにちわー!!」
とみんな元気よく挨拶してくれて
手をふってくれるので、
こっちも一々手を振りながら、
青いジャケットに着替えた。

のっけから
たいそうな歓迎ぶりである。

ホールに入場してきた子どもたちは
先生方に言い含められてきたのか、
みな少しばかり緊張した面持ちで
先生たちの「お口チャック」の仕草を
横目でみながらおとなしくしていた。

園側でも
「ギターリサイタル」
という名目で、
純クラシックのプログラムを
想定されていたようで、
子どもたちにオシャベリ厳禁を
事前指導していたようだ。

なので
畏まっている姿が
気の毒になって
持参したグローブ・パペット
(片手遣い人形)を
「タナちゃん」と名づけて、
インチキ腹話術で挨拶してみた。

そして、一曲目を弾く前に、
「『魔女の宅急便』、見たことあるひとー!?」
と問いかけると、
そこは幼児たちで
「見たーッ!!」
ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/
と半数以上が
笑顔で手を揚げてくれた。

それで、
だいぶ会場が暖まってくれて
緊張が解けたようだった。

そして、演奏が始まると、
静かにお利口に聞いてくれ、
弾き終えると
ちゃんと拍手をしてくれた。

「キキちゃんが、ホウキに乗って
お空を飛んでるの見えたかなー!?」
と訊くと
「見えたーッ!!」
♪ヽ(´▽`)/
と数人の子が応えてくれて、
嬉しかった。





ソロ用の『もののけ姫』と
『ラピュタ』を用意していたが、
まだ緊張している子がいたので、
割愛して、すぐに
「お歌のコーナー」に入って
『となりのトトロ』の
『さんぽ』をギター伴奏で合唱した。

全員が園でやって
知っていたので、
200名の園児の凄まじい歌声が
ホールに響いて、
まるでパリ・コンサートで
合唱団を指揮した
久石譲のような気分になった。

自分のギターに合わせて
子どもたちが心を合わせて
ピタリと歌ってくれるのは
なんとも得がたい経験で
快感でもあった。

それは、かつて、
O小学校文化祭での
『ポニョ』の大合唱以来である。

子どもたちは
すっかりマイペースになり
リラックス・ムードになったが、
周囲の先生方が
騒ぎ出すんじゃないかと
ハラハラされてる様子だった。

「お歌コーナー」を
続けた方がいいと思って、
「『あわてん坊のサンタクロース』は
みんな知ってるかなー!?」
と訊くと、
「知ってるーッ!!」
と元気に返ってきて、
何人かが歌いだし
それにつられて一団も歌いだした(笑)。

(あららら・・・)(笑)

゜゜(´O`)°゜

それを割って止めて(笑)、
「じゃ、ギターと一緒に歌いましょう・・・」
と両手メガホンで
大声を発した(笑)。

(^◇^;)

それもギターのキーに合わせて
ピタリと歌声がそろっていて
魂消て感心した。

つづく『きよしこの夜』は
だーれも歌わず、
ステージ袖にいらした
女性教頭先生が
「知らないんです」
とのことで
意外だった。

『ジングルベル』も
全部は知らないようで、
「♪ ジンゴベー、ジンゴベー♪
 鈴がーなるー」
のとこだけ合唱してくれた。





サービスに、
カウンセリングに来る
中学生に時々やって見せている
得意の「赤玉ふやし」マジックと
サムチップ(親指キャップ)を使った
「赤布出し」をやって見せた。

園児も先生も・・・(笑)、
口をアングリと開いて
(・̆○・̆)(・̆○・̆)(・̆○・̆)
単純なトリック手品に感動して
ワーワーの拍手喝采だった。

パペット腹話術やったり、
手品やったり、
オレはピン芸人か・・・と、
内心、自虐的に苦笑していた。

ほんに、
「歌って踊れるカウンセラー」
である(笑)。

癒しのプロの
「公認心理師」の
初仕事のようなものである(笑)。

それから、
純フラメンコの
『セヴィリジャーナス』を
「ハリポタみたいな国の
お祭りの曲だから、
4つの切れ目で
「オレーッ!」
って元気に叫んでねー!」
と、いちど練習させた(笑)。

これは
毎年リサイタルで演奏し、
毎週、H君とデュオ練習しているから、
お手の物で、それこそ
派手ハデに弾いてみせた。

そしたら、
見事に曲の合間に
200名の園児たちが
「オレーッ!!」
を入れてくれ
ソリストとしては
その気分のいいこと、いいこと(笑)。

子どもって
大したもんだなぁ・・・と、
教育者の端くれとしても
あらためて思った。

先生方も想定されていた
純クラシックの
ギターリサイタルとは勝手が違って
「あらま・・・」という
お顔をなさっていたが、
子どもたちが陽気に楽しんでいるのを
ご覧になって、少しずつ
表情が緩んでこられた。

最後は、
十八番の『コーヒー・ルンバ』を
マックス・スピードと大音量で
決めたので、子どもたちは
気圧されたのか
「オレ…」
がまばらだった(笑)。

教頭先生の司会で
二人の男の子と女の子が
手を揚げて感想を言ってくれて、
その素直な表現が
何よりの「ご褒美」だった。

アッという間の30分だったが、
車に戻ったら、
しぼるほどの汗をかいていて、
かなりの腹痛を感じていた。

おそらく
アドレナリンが出て
胃腸が痙攣収縮したんだろう。

帰校して、すぐに
鎮痙剤のブスコパンを呑んだ。

そうとう緊張していたんだなぁ・・・と、
まだまだ“うぶ”な自分の
表現者としての
良心を感じることができた。

やはり
「二百の無垢のたましい」と
「四百の瞳」を前には、
大人には通じる
ハッタリや誤魔化しは
通じないのだ。

それこそ全身全霊で
全人的関与をせねばならない
「時」と「場」がある、
ということを
臨床家としても
音楽家としても
無意識的に解っているのだろう。

師の河合先生は
「100点以外はダメな時がある」
と仰っていた。

筆記の資格試験は60点だったが、
実技の今回は、もちっと
イイ点が取れたような
気がするのだが・・・(笑)。

(´~`;)