御神のもと

 「パリサイ人は、群衆がイエスについてこのようなことをひそひそと話しているのを耳にした。それで祭司長、パリサイ人たちは、イエスを捕えようとして、役人たちを遣わした。
 そこでイエスは言われた。「まだしばらくの間、わたしはあなたがたといっしょにいて、それから、わたしを遣わした方のもとに行きます。
 あなたがたはわたしを捜すが、見つからないでしょう。また、わたしがいる所に、あなたがたは来ることができません。」(ヨハネ7:32-34)

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 イエスは、もうしばらくすると、十字架に架かって死に、よみがえって御神のもとに戻られる。
 この「御神のもと」のことを、端的に天国といっていい。
 役人達がくまなく探しても、天国はどこにもない。
 パリサイ人の指示に忠実なこの役人達が天国に行くことも、ない。
 そうイエスは言っている。

 では、誰が天国を見いだし天国に行けるのだろうか。
 それは、イエスをキリストと信じる人である。
 イエスが十字架に架かって死んで復活したことを信じる人である。
 祭司長、パリサイ人や木っ端役人は、はなから全く信じていない。
 また、信じるということは「わざ」ではないので、人間のおこないや努力の類によっては、どうなるようなものではない。
 信じて救われるというのは、ただ神の恵みだけによる。

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