本当のくに

 「この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
 この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
 この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。」(ヨハネ1:10-13)

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 世はイエスを知らなかったし、イエスがいらしてからも、世はイエスを知ろうともしなかった。
 だがそれでも、イエスの御名を信じることのできる人はいる。
 信じようとしてそうなる類のものではない。
 イエスによっていやが上にも信じさせられるのである。
 例えばサウロ(パウロ)がそうであるように。
 このような人が、神によって生まれた人だ。
 もとは血に基づいた、肉の欲求や人の意欲による出自なのであるが、神によって新生したのである。

 イエスが創った世は、アダムの違反を通してイエスを十字架にはりつけてしまった。
(逆に、イエスが来られたのはそのためである。)
 イエスの本当の御国、第二のエルサレムこそ、新生した人が胸に抱く希望なのである。

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