罪の性質

 「不法を行なう者らはだれも知らないのか。
 彼らはパンを食らうように、わたしの民を食らい、
 主を呼び求めようとはしない。」(詩14:4)

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 ダビデの詩。

 強者と呼ばれる者は、あたかもパンを食らうがごとく、神の民に不法を行う。
 だが、そのように詠った当のダビデも、神の民ウリヤに不法を働いてしまうのだ。
 罪のこの性質から、誰が逃れることができよう。

 罪から逃れることは、どうやってもできない。
 その罪を忘れることもまた、できない。
 ただ十字架のキリストが、この肉ゆえの罪を赦して下さるのである。

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