男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1379 鍋焼きうどん

2022年12月16日 | パスタ・麺類・粉もん・ふ
前回に続き「調味料」のはなしを続けます。前回は甘味の糖質をテーマにしましたが、今回は塩味の塩分を採り上げました。レシピは寒い日のご馳走「鍋焼きうどん」と「おでん」です。おでんは「牛すじ肉」と「根菜」を主材にしました。練り物を使わず、タンパク源を牛すじ肉にしたのは塩分を抑えるためです。
牛すじ肉(茹で)150gのタンパク質は42gで塩分はゼロ。これをカマボコなどの練り物にするとタンパク質21g・塩分3.5gになります。おでんを作るときは出汁をたっぷりと使いますが、この出汁にも塩分があり、昆布と削りかつおの出汁1800㏄には5.4gの塩分があります。因みにカルシウムは54㎎になります。
一方の「鍋焼きうどん」の塩分はこれ一食で、一日分の塩分量に近いものになります(摂取基準・男性7.5g、女性6.5g)。麺類は麺そのものに塩分があります(茹でうどん1食200gあたり0.6g)。
また、具材の中にも塩分を含むものがあり、今回レシピでは「エビの天ぷら」に「焼きアナゴ」と「カマボコ」の三つで、合計塩分は1.1gになります。
麺類を食べるときは、(塩分摂取量を抑えるため)つゆを半分残すのが良いと言いますが、つゆ=出汁には(色んな材料を使うので)栄養がある上、そのコストを考えると半分残すのは勿体ないと思います。麺類を食べるときは「塩分量」は忘れて、作り手が精魂込めて作った出汁の味を存分に味わったらよい(ただし、連日のように食べなければ)と思います。
昨日あたりから急に寒くなりました。寒い日のご馳走「鍋焼きうどん」と「おでん」を食べて温まってください。

鍋焼きうどんを家で作る・・と言えば「面倒な!」と思うかも知れませんが、出汁や具材は
出来合いを使えばよろしい。寒い日に喜ばれるご馳走ですが、塩分過多になり易いので
出汁を濃い目にします。具材は各自が好きなものを加えてください。

材 料 ・・1人分

茹でうどん 1パック 180g
鶏モモ肉 1切れ 50g
エビの天ぷら 1本 60g
焼きアナゴ 4センチ 30g
カマボコ 2センチ 20g
ホウレンソウ 2本 50g
白菜 1/2枚 50g
玉子 1こ 50g

調味料
出汁 1.5カップ 270cc
淡口 大さじ 3 30cc
日本酒 大さじ 3 30cc
みりん 適宜

作り方
一人用の小鍋に出汁・淡口・日本酒を入れて火にかける。
強火で煮立て、味見して調える・・甘味が欲しいときはみりんを適宜加える。、
鶏もも肉とうどんを加え、中火にして2~3分煮る。
鶏もも肉の色が変わったら、残りの卵以外の具材を加える。
鍋の真ん中に卵を割り入れて、ふたをして強火にして煮る。
卵が半熟程度になったら出来上がり。


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