男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

とろとろカレー

2012年02月14日 | だし・調味料・スープ類
炒め玉ねぎペーストをたっぷりつかい、薄切り肉とにんじんなどの野菜と
果物を、じっくり時間をかけて煮込むカレーです。具材は煮溶けてしまい
固形物はなくなります。味つけは、玉ねぎペースト、カレー、ガラムマサラ、
などですが、かくし味にウスターソースをつかいます。

ウスターソースは、イギリスのリーペリン社のソースに決めています。この
ソースは、カレーのほかにシチューやスープに使いますが、トマトジュース
に1~2滴落とすと、グッと味がしまっておいしくなります。リーペリン社は
世界で一番古いソースメーカーで、製法は今も門外不出といいます。

手元のビンのラベルで、原材料名を見ると、醸造酢、砂糖、糖みつ、タマ
リンド、玉ねぎ、にんにく、アンチョビー、食塩、香辛料、香料とありました。
国産のS&Bスパイスソースのそれと比べると、おなじような材料ですが、
アンチョビーの名はありません。実は、これが味の決め手なのでしょう。

ガラムマサラは、インド料理に使われるスパイス・ミックスです。シナモン、
クローブ、ナツメッグに胡椒、クミン、ローリエなどを粉状にしたスパイスで、
材料をみても、辛味よりも、香りづけに用いるようです。そのため、レシピ
では、できあがりにちかい時点で、これをくわえました。

つくる分量は、人数分より多めにつくり、余ったのは、つぎのカレー作りに
加えると、味に深みがでて、よりおいしいカレーができます。お肉は薄切り
で十分です。煮込んでしまったら影形はなくなります。ただ、白い脂の部分
だけは、丁寧に取り除いてください。おいしいこと請け合いのカレーです。

薄切り牛肉を、玉ネギ、にんじん、リンゴなどと、2日~3日かけて、中火で煮とろけるまで煮込んだカレーです。
具材はとろけて見えませんが、食べたらわかるこだわりのカレーです。牛肉と野菜エキス入りのカレールウで、
このままご飯にかけてもよろしいが、何か具材がほしいときは、上等牛肉の角切りステーキを入れると最高です。


材 料 薄切り牛肉 600g   牛脂を除いた正味
玉ねぎペースト 70g   きつね色に炒めたペースト
にんじん 2本 300g   3cmの角切り
玉ねぎ 3こ 500g   3cmの角切り
にんにく 2かけ 300g   みじん切り
しょうが 1かけ 30g   みじん切り
りんご 1こ 300g   芯を除き、薄切り
LEA&PERRINS 大さじ 3 30cc   英国製ウスターソース
マギー 2こ 8g
トマトペースト 100g
赤ワイン 1/2カップ 90cc
カレー粉 大さじ 3
カレーフレーク 大さじ 6
ガラムマサラ 大さじ 1
オイル 少々

作り方 厚手の深鍋を火にかける・・火は中火
具材を煮る 少量のオイルで、にんにくとしょうがを炒める。
にんにくのにおいが立ったら、牛肉を加えて炒め、
強火にして、玉ねぎ・にんじんをくわえて炒める。
熱がまわったらリンゴを加えて炒め、中火に落とす。
水3カップとマギー、トマトペースト、赤ワイン、
ウスターソースを加え、強火で2~3分・・すぐに
火を弱火にして、具材が煮溶けるまで煮込む。
・・通常なら1日以上かかるが、圧量なべなら早い・・

カレールウをつくる フライパンにカレー粉をいれ、中火でこがさないように炒める
カレーのにおいがたったら、カレーフレークを加え中火で炒め、
がラムマサラを加え全体にしっとり感がでたら火をとめて冷ます。
具材にルウをくわえる 煮とけた具材にカレールウをくわえて、更に煮込む
具材を煮たなべに、カレーのルウをくわえてよく混ぜる。
ここから、弱火にして4~5時間、ときどき、鍋底からかきまわし、
焦げつかないようにします。
時間はかかりますが費用は安い、それに抜群においしいです。





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