男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

マッシュドビーンズ

2010年02月12日 | 豆類・とうふ類

豆を原料にした食材の№1は、なんと言っても大豆。そもそも大豆と言う名が
豆の中の豆「大いなる豆」・・・第1番目の豆という意味だそうです。
手許の「食品成分表」には、豆類に4頁を割いていて、うち2ページが大豆と
その加工品です。
大豆の原産地は諸説ありますが、「中国」とするのが一般的で、紀元前2千年
前から、栽培されていました。
日本には弥生時代に、中国から朝鮮半島を通じて入ってきたとされています。

大豆のレシピは、これまで「エビ豆」「五目豆」と「ひじき豆」の三つをお送りし、
大豆以外では「レッドキドニービーンズ」を使った「チリカンカーネ」があります。
レシピの[Rima Beans」は初めて使いましたが、日本の「白いんげん豆」に似た
豆なので、「うずら豆」の煮豆のように甘く煮ました。それなりにおいしい煮豆に
出来あがりましたが、ほかの料理法がないものかとネット検索しました。
世界の豆料理は、甘い「煮豆」は東アジアだけの少数派で、肉や魚・野菜などと
一緒に煮込んだのや、カレーやスープ料理にするのが多数派と知りました。

Rima Beansの袋に調理法の印刷があり、ボイルした豆に塩豚肉またはハム、
玉ねぎ、ピーマンをサイコロに切って加え、豆が煮崩れるまで煮る・とありました。
「煮豆をマッシュ・・」と何かで見たのを思い出し、印刷の材料がマッシュポテトに
似ているので、ためしにつくって見ました。
豆は煮崩れるまで水をつぎたしながら煮ますが、最後は水気がないように煮ます。
煮豆は煮汁がおいしいので、煮汁を捨てないように煮あげる、豆の皮も一緒に使う
・・・の二つにこだわりました。

試作した「マッシュ・ド・ビーンズ」は、家人も娘も「おいしい」と合格点をくれました。
Rima Beans=「らい豆」は一般的でないので、食材は「白いんげん豆」としました。
  
近所の日本バプテスト宣教団の宣教師家族が、昨年11月に6か月の休暇で一時帰国しました。帰るとき
いろんな食材を「使ってほしい」と残していきました。その中のひとつが「Lima Beans」で2パックありました。
「Bbaby=小さい」と「Big=大きい」のふたつでした。日本に似た豆は「白いんげん豆」か「大手亡」でしょう。
柔らかい甘い煮豆は定石通りですが、ここは洋風に・・とネットのブログをヒントにこんなのを作って見ました。


材料
白いんげん豆 1カップ 150g
ハム 2枚 80g
玉ねぎ 小1/2 50g
ピーマン 1こ 70g
マヨネーズ 大さじ 3 21g
クレイジーソルト 少々

作り方
豆を洗って、水に半日=12時間つけておく。
豆が水を吸い込んでふくらんだら、火にかける。
火力は、中火より少し弱目・・・これで30分煮る。
煮ると言うよりは、豆をふやかしていく感じです。
充分に膨らんだら、中火より強めにして30分。
豆のアクが浮き出るので、網ですくい取ります。
ここから、30分から1時間、中火に落として、
沸騰しないように、クツクツと煮込んでいく。
沸騰するほど火力が強いと、豆の皮が破れて
ぐずぐずになってしまいます。


煮汁の量を見て少なくなると、水をつぎたしながら煮る。
煮汁を捨てないで、くっつりと煮て、全体が柔らかく煮えた
ころあいに火を止めて、温かいうちにマッシャーでつぶす。

ピーマンは、四つ割りに切ってゆで、7mm角にきざむ。
玉ねぎも、ハムも7mm角にきざんで、ピーマンと一緒に
マッシュした豆に加えてまぜる。
このとき、マヨネーズも一緒に混ぜ込みます。

味見をしてたりないようなら、クレイジーソルトを少し振って
出来あがりです。

この料理全体で熱量=800㎉、食物繊維は29g、塩分3gです。
主食として食べれば2人分、副菜としてもせいぜい4人分です。






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