男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

うなぎの佃煮

2009年07月21日 | 私のブックマーク
昨日の19日は土用の丑の日でした。今年は7月31日も
土用の丑の日で、これを二の丑というのだそうです。


そうすると、今年は2回うなぎを食べることになります。
うなぎ好きなわたしはよろしいが、好きでない人にとっては
迷惑かも知れません。スーパーの魚屋さんは、今年は2回
うなぎを売り込めるので、ラッキー!と思っているでしょう。

レシピ「うなぎの佃煮」の初出は19年3月でした。

以来、多くのうなぎを煮てきましたし、煮方も変わりました。
今回レシピは、試行錯誤してたどりついたものですが、また
変わるかも知れません。料理とは、そんなものなのでしょう。

今の煮方は、蒲焼を熱湯で茹でこぼし、脂を落としてから
吸いかげんの薄味から、弱火で2時間かけて、煮込んで
いきます。こうして煮たうなぎは、自分でもおいしい!と
思います。家族の何人かは、蒲焼は苦手だが「じーじ」が
つくる佃煮は好きといいますが、脂を抜いた効果でしょう。

わたしは、本当は蒲焼が好きです。うなぎの名店のnaming
には「○○川」と「川」の字がつき、関西では「菱」の字がつくと
と聞いたことがあります。

「川」も「菱」も食べあるきましたが、どちらもおいしいうなぎ
でした。31日の「土用二の丑の日」は、自作の佃煮はやめて
「うなぎや」さんの「蒲焼」を食べたいとおもっています。
  
材料
うなぎの蒲焼    4本     4本  冷凍もの 約 1キロ
日本酒   540cc 3カップ
みりん 100cc  1/2カップ強
山椒の実  大さじ  2  粉山椒でも良い
さとう     大さじ2~3  甘い目がすきなら3杯つかう
たまり醤油  100cc  黒っぽい色で濃厚な味だが塩分は低い
 濃口醤油をかげんして塩味をととのえる
濃口醤油 30~50cc  からい目が好きなら多目にいれる


用意するもの
① 底が広く浅い鍋   大き目のフライパンを応用しても良い
② 大きめの竹の皮 1枚   なべ底に敷いてうなぎを並べる
   竹の皮の中ほどに1センチ幅の切れ目を入れる

下ごしらえ
かば焼きのたれを水で洗い流し、頭としっぽを切り落とす。
頭はエラのところで、しっぽは尾の先端から3cmのところで切る。
魚体を4つに切り分ける。背びれ沿いに横に切って、縦半分にする。
うなぎの身巾に合わせ四角に切るのもよい・・この方が扱いやすい。

作り方
<鍋に入れる>
なべ底に竹の皮を敷き、うなぎを竹の皮目に直角に並べる。
その上に、直角に並べる。つまりうなぎを、縦と横に重ねていく。

<茹でこぼす>
全部並べたら、水をたっぷり注いで落しぶたをして強火にかける。
ふっとうしたら3~4分して火を止め、熱いうちに煮汁を全部すてる。

<味付けする>
山椒を振りいれ、調味料全部を加え、おとしぶたをして火にかける。
始めは強火、煮立ったらコトコト弱火で煮汁が半分になるまで煮る。

<ゆっくり煮る>
煮る時間は約2時間、あせらずにじっくり時間をかけて煮含める。
途中、何回も竹皮の両端を持ってくるくるまわす (焦げつきを防ぐ)。

<煮あがったら>
煮汁の味をみて、甘辛い味になったら火を止めそのまま冷ます。
充分に冷めてから、(竹皮の両端を持って)なべから引き上げる。
温かいうちに引き上げると、身くずれするのでよく冷ますのがコツ。

<賞味期間など>
冷蔵庫で10日~2週間は大丈夫。弁当のおかずなどに重宝する。
煮汁は(濃い味のときは水か酒でゆるめ)うな丼のたれに使います。







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