男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1411 いなりずし

2023年07月14日 | ご飯類
レシピは和食二題、「いなりずし」と「茶わん蒸し」です。茶わん蒸しはよく作りますが、いなりずしは今回が始めてです。お寿司の中でもいなりずしは最もシンプルな寿司ですが、実際に作ってみるとけっこうテマガかかりました。
まず、①すし揚げを熱湯で茹で、油抜きして砂糖と醬油で甘辛く煮付ける作業と、②炊いたご飯に酢を混ぜ、煮た椎茸を刻んで炒りゴマと一緒にしてすし飯を作る・という二つの作業があります。
すし揚げと乾し椎茸を煮るのは、けっこう時間がかかります。すし揚げは1辺が7㎝ほどの正方形の油揚げで、これをを煮ると「いなりあげ」という名に変わります。
一方、茶わん蒸しは出汁つくりからとりかかります。昆布と削りかつおでとった出汁を一旦冷まし、割りほぐした玉子を網ザルで漉し、出汁と合わせて卵液をつくります。出汁と玉子の割合は3:1。出汁が3、玉子が1にします。
次に、鶏肉などの具材と卵液を蒸し茶碗に入れ、蒸し器で蒸す作業に入ります。このとき蒸し器のフタに箸を噛ませて蒸気を逃がし、フタに溜まる露のしずくが下の茶わん蒸しに落ちるのを防ぐ・という手順があります。蒸気を逃がさずに加熱すると、蒸し器の中が高温になり過ぎて、卵液にスが入り(とろりとした)おいしい茶わん蒸しに出来上がりません。
今回レシピと同じのを作りたいが、手抜きをしたいというとき・・いなりずしの場合はすし揚げを煮たのと、具材の椎茸も煮たのがスーパーにあり、この二つを使えばラクにできます。茶わん蒸しも、出汁は「出汁の素」を使い、加熱するのを電子レンジを使う方法があります。
面倒なレシピですが、やり方次第でラクにできるので、お試しください。

いなりずしが好きで、買って食べますが作るのは初めて。作ってみると意外に面倒でした。
すし揚げを煮る・椎茸を煮て細かく刻む・すし飯を作っていなり揚げに包むなどの作業で、
バラ寿司作りの方がラク!と思いました。始めて作ったのでそう思ったのかも知れません。

材 料
1.すし飯の材料

ご飯 240g ・・かための炊き立て
カンタン酢 大さじ 2 20cc
乾し椎茸含め煮 1枚 20g ・・みじん切り
黒ゴマ(煎り) 大さじ 3 15g
2.いなり揚げの材料
すし揚げ 8枚 120g ・・(対角線の)半分の三角に切り、切り口を開いておく
醤油 大さじ 2 20cc
みりん 大さじ 2 20cc
砂糖 大さじ 2 20g
水 1カップ 180cc
作り方
すし飯をつくる

炊き立てのご飯にカンタン酢大さじ3を加えて混ぜる。
みじん切りの椎茸と黒ゴマを加えて混ぜ、16等分にして丸めておく。
すし揚げを煮る
なべにたっぷりの湯を沸かし、すし揚げを15分ほど茹でてザルにあげる。
なべに、2.の水と調味料と茹でたすし揚げを入れ強火にかける。
沸き立ったら落し蓋をして、中火で煮汁が無くなるまで煮て、そのまま冷ます。
冷めたら、煮汁を絞ってトレーに移す。
3.いなり揚げにすし飯を詰める
煮汁を絞ったすし揚げにすし飯を詰め、口の部分を折りたたむ。
器に盛り付け、酢どり生姜を添える。


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