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男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

サクラマスのルイベ

2014年06月12日 | 魚介類
サクラマスは行きつけの伊丹水産で、15時直前の閉店前に見つけました。値段は
1尾3000円、その隣に冷凍物の銀鱈がこれも3000円とありました。銀鱈はこの店で始めて
みました。とりあえずこれをゲット・・続いてサクラマス・・上代には半身OKとあり、、1500円
なら・・とこれもゲットしました。

同行の家人は独特の「止めなさい」のサインを出しますが、こんな食材は滅多には出ない・・
銀鱈は自分の小遣いで買う・・と納得させます。店長は2本仕入れた銀鱈が始めて売れた・・
サクラマスもと喜んでくれ、半身というのを1尾分丸ごとおまけしてくれました。

銀鱈は1本約1キロでした。切身にして煮つけにしたり「西京味噌付け」にします。まだ半分
残っていますが、夫婦二人で7回は楽しめる・・一食あたり430円ほどと計算すると安い食材
です。一方のサクラマスも、調理を替えれば1食の単価は安いものです。

この後、同じ店でサクラマスの大物が1尾1万円・・半身OKと出ていました。頭と中骨が丸々
ついている・・サクラマスはこの頭が無類に旨い・・それにしても5000円では・・と逡巡します。
顔見知りの店員が、「店長が3000円ならOK・・という」・・その一声でゲットしました。

家人の「ごきげん」は良からずでしたが、頭の塩焼を食べさせると「納得!」と言った顔つき
でした。この店で値切ったことは1度もありませんが、「欲しい!でも値段が・」と思うとき、店
長がおまけのサインを出してくれる・・阿吽の呼吸であります。サクラマスは珍しい魚ですが
店頭で見かけたら迷わずゲットし、ルイベにして食べて欲しい・・間違いなくおいしい魚です。

サクラマスは渓流魚のヤマメが海域に下り大きく生長した魚で、主産地は北海道です。大げさに
言えば幻の魚と呼ばれる・・それがこの日、平台に1尾載っていました。頭と中骨は塩焼きにして、
上身は刺身、酢締め、ルイベにしましたが、1番美味しかったのは冷凍のお造り=ルイベでした。

材料
サクラマス 150g

作り方
上身を柵取りして、身の中央部分を指先で探りながら
小骨=軟骨の先っぽを毛抜きで抜きとる。

抜きとった後は皮を引き、1回に食べる量に切り分けて
ラップに包む。包んだ中身の空気を押し出して包み、
もう一度ラップに包んで冷凍庫へ入れる。

食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、刺身を
作る要領で、凍ったままで薄切りし、器に盛りつける。

食べるときは、普通のお造りを食べる要領で、醤油を
くぐらせ、好みの薬味とあしらいと一緒に頂きます。

柔らかい肉質でとろりとした口当たりと上品な味わいの
魚で、いま(6月初旬)出盛りのとき鮭に似ています。

とき鮭の頭の塩焼きは天下一品に美味しいと思いますが、
サクラマスの頭も、とき鮭に引けを取らない美味しさです。
頭の骨が柔らかく、余すところなく食べられ、それが頗る
美味しい・・1尾分食べてもたべ残す程のかたい骨がない
のが特徴です。

ずっと以前、鮭児の頭も同じしおやきで食べましたが、同様
に骨まで軟らかく、とろけるような美味しさでした。
コメント
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