男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

レバ・ニラ・もやしの炒め

2013年10月12日 | 野菜類

手もとに、医食同源と題した、新聞の切り抜きがあります。題して「意外と
知らない栄養バランス」・・・数年前の記事ですが、その内容を略記します。

健康維持のためには「栄養バランスが必要」と言われ、これを車に例えると
分り易い。車のボディ・車輪・エンジンなど機械部分は、人の皮膚・筋肉・骨・
内臓にあたり、栄養素はタンパク質。車を動かすにはガソリンが要るが、人
で言えば脂肪と炭水化物である。しかしこれだけでは車は円滑に動かない。

エンジンや車輪を円滑に動かすには、潤滑油が要る。栄養で言えばビタミン・
ミネラルである。人は、タンパク質・脂肪・炭水化物・ビタミン・ミネラルの五つ
の栄養素を万遍なく摂らないと、精神的・肉体的に活発に動けないし、健康
維持は覚束ない。

食生活の欧米化により、現代の日本人に不足するのは、ビタミン・ミネラルの
供給源「野菜」である。厚労省では1日あたり120gの黄緑野菜を含む350gの
野菜を摂ること・・としているが、実態は300gにも満たない。カルシウムは1日
600㎎を必要とするが、570gしか摂れていない・・という内容でした。

別の日の「医食同源」に・・メタボ予防に男の料理・・と題し、近年は男が料理
するのは当たり前。かつては「男が食べ物を論じたり、料理するのは・・恥・・
とされた時代であった。筆者(男性)は、昔から料理をする・・健康のためには
「何を、どのようにして食べたらよいかは、自分で料理しなければ分からない。
他人任せでは、健康維持は難しい」・・とありました。

わたし的に言えば、食べものは夫婦二人で考えるもの・・互いの嗜好を尊重し、
上記のバランスや味付け、とくに減塩など・・を考えて一緒に作るのが好ましい
と思います。

レシピは「レバ・ニラ・もやしの炒め」と「牛肉と筍と糸こんにゃくの旨煮」です。
作り方は簡単ですが、丁寧に作らないとおいしくできない料理・・面倒がらずに
お作りください。


レバニラ炒め、ニラ玉炒め、ニラはゴマ油と相性がよい、それも火を通しすぎずにサッと炒める
のがおいしくするコツです。短時間で簡単にできる炒めもので、食品成分は優良なものばかり。
一人当たり120kcal.カリウム540㎍.ビタミンC64㎎.塩分1gほどです。


材 料 牛レバー 1パック 120g ・・1㎝巾に切る
ニラ 1把 80g ・・3㎝巾に切る
もやし 1パック 150g ・・面倒でも根を取り除く
玉ねぎ 1/2こ 80g ・・5㎜のくし形に切る
ピーマン 2こ 80g ・・縦二つ割りして5㎜巾の短冊切り
ニンニク 1かけ 15g ・・皮むきしてみじん切り
ゴマ油 大さじ 2 20g
塩胡椒 小さじ 1/2 2g
味塩 小さじ 1/4 1.3g
黒胡椒 少々

作り方 牛レバーとニンニクを炒める
ゴマ油大さじ1とニンニクをフライパンに入れて
火にかける。
ニンニクの香りが立ったら牛レバーを加えて、
しお胡椒を振り、サッと炒め器にとる。

もやしなどの野菜を炒める
レバーを炒めたフライパンにごま油大さじ1を
入れて強火にかけ、玉ねぎから炒める。
玉ねぎがしんなりしてきたら、もやしとピーマン
を加え、味塩と黒胡椒を振りこむ。

最後にニラと炒めたレバーを加える
野菜全体に火が通ったら、炒めたレバーとニラ
を入れ、ざっくり混ぜながら火を通してできあがり。

この料理、野菜を炒め過ぎないのがおいしくする
コツです。レバーも炒め過ぎないよう、先に炒めて
おき、仕上げに加えます。
レバーが苦手なら、牛薄切り肉を使います。




コメント
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