男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

わかたけうどん

2012年04月28日 | パスタ・麺類・粉もん・ふ

「わかたけ」を、漢字でかくと「若竹」ですが、ひらがなは「わかめとタケノコ」の料理
に使われ、漢字の「若竹」は、固有名詞に使われることが多いようです。固有名詞
は食堂、民宿、旅館、保育園、養護施設などのほか、いろんな施設のネーミングに
つかわれています。

「若竹」で記憶に残るのは「三遊亭圓楽」さん(5代目)。寄席「若竹」を立ち上げまし
たが4年半で行き詰まり、圓楽さん借金を背負います。5代目健在のころ、日曜日
10chでおなじみの「笑点」で、この借金がよく「ネタ」にされ、笑いを誘っていました。

レシピは、わかめとタケノコを具材に「うどん」と「パスタ」をつくりました。「うどん」は
「わかたけ」のおつゆに「うどん」を加えたもので、イメージしやすいですが「パスタ」
はイメージしにくいと思います。

「パスタ」は、極細のパーミセリ・・日本のそうめんほどの太さ・・を使いました。繊細
な麺なのでタケノコは「姫皮」にします。具材は悪くない取り合わせですが、パスタと
ソースを合わせて盛りつけるうち、パスタがソースの水分を吸収しました。

パーミセリは、冷製のサラダに使います。次回はおなじ姫皮とわかめで、つめたい
パスタを作ってみようと思います。

ところで、うどんやそば、パスタの長さがいくらかご存知でしょうか。古より「うどん
一尺、そば八寸」と言って、うどんは約30cm、そばは24cmだそうで、実際に計って
みると、ほぼおなじでした。パスタ(スパゲッティなどのロングパスタ)は25cmが
決まりのようです。イタリアには「パスタ法・1967年施行」で、製法を義務つけている
そうです。諸事おおらかなことで知られるイタリアなのに・・と意外な感じがしました。


新たけのこと新わかめの炊き合わせが「わかたけ煮」で、すましのおつゆにしたのが「わかたけ汁」です。
たけのことわかめは合性がよい典型と言いますが、お酒も合性が良いと言う。たけのこを煮る時は、お酒
と水を半々くらいがよいと言います。レシピは、控えめにしましたが、それでもおいしいうどんができました。


材 料 冷凍うどん 2パック 400g

わかめ 1/3パック 80g
たけのこ 6切れ 60g
木の芽 適宜

うどんつゆ つけ出汁 4.5カップ
鰹まる 大さじ 1
日本酒 1/3カップ
淡口 大さじ 2
うどんつゆのうち90ccは、たけのことわかめの
下煮につかう。


わかめはたっぷりと用意します・・そのためには
あらかじめ、味つけして下煮をしておく・・そのほうが
しっかり味で、おいしく食べられます。

はじめに、わかめを煮る・・わかめを煮ると、水分が
出て、分量が半分以下に痩せます。下煮をせずに
生のままで具材にしても、それなりにおいしいので、
ここは、お好みにします。

わかめの煮汁で、たけのこを下煮します。たけのこは
味含みがしにくい食材・・ですから、すこし濃い目の味に
下煮したほうが、うどんの具材にしたとき、おいしいと
感じます。これも、人夫々なので、お好みにして下さい。

わかたけうどんは、初夏の今ごろ、変哲ない具材ですが
季節を味わう秀逸なうどんと思います。
コメント
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