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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

38回目の結婚記念日になりました

2022-12-16 22:01:49 | Weblog

 今日の札幌、例年になく冷えてます。

 今年は思いのほか雪が早くしかもそのまま解けず、どうやらこのまま根雪になりそう。

 後一週間の楽しみながら、雪と冷え込みでホワイトイルミネーションは見栄えがして美しいですよ。


     ◆
 

 さて今日は私たち夫婦の38回目の結婚記念日。

 毎年この日は夜にレストランで食事をするということにしていて、今日もまちなかのフレンチレストランに予約を取りました。

 結婚するときは公務員だったので、結婚記念日は12月10日の冬のボーナス日の後が良いということでこの日にしたような気がします(笑)。

 まあ夫婦の忘年会のようなもので、この一年を振り返りつつ来年に思いを馳せるという感じ。

 今年は健康面での衰えを感じた一年でしたが、病気になるのは仕方がないとして、体の不調に気が付いたらすぐにお医者さんに診てもらうことは徹底しました。

 おかげで複数の症状が重なった時は薬漬けのような時期もありましたが、今はその薬も減ってきました。

 そのせいもあるのか、今年はあまり野に山に水辺にと遊びに行った気がしません。

 コロナで遠くへの旅行が控えられたということもあるのでしょうが、来年はもう少し計画的に遊びの日数を増やしたいものです。

 
 写真は毎年変わり映えしませんが、今年もそんな写真が撮れてよかったのだと思うようになりました。

 結婚式を挙げたホテルももう建て替わって無くなってしまいました。

 街並みも変わりつつあります。

 しかし来年も、まずは変わらず健康第一で参りましょう。

 

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時代に置いて行かれないための生涯学習 ~ 撤退戦の将は辛い

2022-12-15 23:02:52 | Weblog

 

 道東釧路での挨拶回りを終えて札幌へ帰ってきました。

 古巣の市役所を訪ねてかつての同僚たちに会って世間話をしてきました。

 今釧路の大きな話題は、住民票の発行などを地域で行っていた支所を廃止するという問題なのだそう。

 利用率もそれほど高くなく、人々の移動が十分できるのであれば市役所に来ていただくことで十分だし、またマイナンバーカードが普及すればコンビニにあるようなデジタルコピー機があればそれで簡単な書類の発行もできる時代です。

 そうしたことから支所を廃止して住民サービス機能を維持しつつ経費削減を図ろうという提案だそうですが、御多分に漏れず住民や議会からは反対論が噴出しているとのこと。

 市役所を訪れて関係の方たちに会って、「人口減少という時代背景を受けての撤退戦の将は辛いね」というと、「そういえば小松さんだって在任中にMOOのプールを廃止反対への矢面に立っておられたじゃないですか(笑)」と言われました。

 そうそう、考えてみると私が釧路市役所に在任していたときから市町村合併の余波もありつつ、利用者が少ないような公的施設を少しずつ廃止するという動きの萌芽が見えていたのでした。

 
 時代の変わり目には、今日と同じ明日は来ない、今年と同じ来年は来ない、という瞬間があるものです。

 そのためには常日頃から時代に乗り遅れないように勉強をし続ける、学習をし続けるという機運が住民の中にあるべきです。

 確かに高齢になって新しいことを吸収するのが苦手な方も多いかと思いますが、それは少し年代が若くて少しは新しいことを吸収できる世代が支えてあげることが有効ではないでしょうか。

 何もかもを行政に頼るだけではなく、まずは自助、そして家族の支え、友人の支え、地域の支えなど多層な関わりの中で助け合う努力があっても良いのではないかと思います。


     ◆

 
 地方自治には「補完性の原理」ということが言われます。

 それは、自分たちのことはまず自分たちでやる。

 それができなかったときに初めて周りから手伝ってもらったり支援を受けるという順番があるのだと。

 それは物事を主体的に動かすのは自分たちだという矜持であって、最初からまず手伝ってもらうことを前提にするのでは自分たちとは何なのだ、という問題意識です。

 それは個人にもあてはまるのであって、まずは自分の身の回りのことは自分ですべきであって、できる自分になるための勉強や自助努力もその範囲に含まれるのです。

 目まぐるしく変化する時代には普段の勉強は欠かせません。

 まずは個人におけるそうした強い気持ちを促すようなまちづくりの根本原理を掲げるところから始めるべきでしょう。

 掛川の生涯学習まちづくりというのは、実にそういう根本原理を高らかに掲げたものだったのだと改めて思います。

 時代に置いて行かれないための生涯学習。

 この言葉を今一度噛みしめたいものです。


     ◆


 今日の釧路は快晴。

 しかしながら煙の出ていない日本製紙の工場はちょっと寂しいものがありました。

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挨拶って名刺を配ることじゃないよね

2022-12-14 20:04:40 | Weblog

 

 道東方面での年末挨拶回り。

 コンプライアンスの関係で官庁からは「訪問される方は事前にアポを取ってください」と言われるのですが、冬の交通状況では速度制限や通行止めなど様々な交通状況が見込まれます。

 そのため、予定を立ててもその通りに行かないことも多く、いきおい行きあたりばったりで訪問時に会えれば良し、会えなければ名刺を置いて挨拶代わりとするということが当たり前になっています。

 私の場合は、なんとなく1時間後くらいには着きそうだと思う頃に事前に電話を入れて一時間後のアポを取るようにしています。

 やはりその方が会える確率が高いからです。


 しかしときどき「会うとかえって時間を取るから、会わない方がいいんだ」と来た証拠の名刺だけ配っておけばよいという人に出会います。

 私としては、それでは営業にならないと思うのでできるだけ会って、最近のこちらの話題やネタを披露することにしています。

 すると、実に自分勝手なネタを披露したときでも案外良いヒントになるような意見交換ができたりして、瓢箪から駒のような得をした気持になることもあります。

 そのあたりがリアルに会うのとリモートでの会談との違いで、お互いに場所と時間を共有して魂と魂で火花をちらせるような触れ合いの方が私の好みという事なのだと思います。


     ◆


 今日から日本海方面は大荒れの様子。

 道東はさほどではないにせよ、標高の高い阿寒横断道路はシャーベット状の路面でのつづら折りにビクビクです。

 どちら様もご安全に。

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フィッシングガイドの大師匠逝く

2022-12-13 22:00:14 | Weblog

 

 偉大なアウトドアフィッシングガイドの大師匠が天に召されてしまいました。

 偶然にも今日の出張先がお通夜の会場ということで、身支度を整えられるようにして参列することができました。

 各界の多くの著名な人たちも北海道で釣りをするときは彼のガイドで楽しい思いをされたと聞き及んでいます。

 私の思い出はとにかく「優しい人」。

 いつもニコニコしていてゆっくりゆったり話すその口調にも常に優しさが感じられました。 

 僕のような釣りの素人にも丁寧にいろいろなことを教えてくれました。

 「いつかがっちりガイドしてほしいです」と言った時に「いつでもどうぞ、一緒に行きましょう」と言ってくれたのは3年前の事でしたが、もたもたしているうちにとうとう叶わなくなってしまいました。

 思い立ったときにすぐに行動に移さなければ、願い事はどんどん叶わぬ夢になってしまいます。

 ここのところコロナの所為で様々なアウトドアイベントが軒並み中止に追い込まれ、会えずにいたアウトドアの友人たちとも、こんなところですれ違ったり会えたりしたのは、彼の最後の置き土産でしょうか。

 お通夜の儀式が始まる前に、会場の前方にスクリーンが下りてきて生前の様々な写真がスライドで紹介されました。

 僕にもこんな魚を釣らせてほしかったなあ。

 今日のお通夜には、小学校中学校で同級生だったというお坊さんが彼の故郷の芦別から駆けつけてくださって導きの供養をしてくださいました。

「アウトドアが好きだった彼には、これから先は空を自由に飛び回ってどこにでも行けるように、という願いを込めて戒名を送りました」とのこと。

 耕雲翔然信士

 澤田耕治さん、行年67歳。 もっといろいろなことを教えて欲しかったです。

 心からご冥福をお祈りします。  

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この季節の恒例行事は鮭のスモークパーティ

2022-12-11 22:46:37 | Weblog

 

 週末は毎年恒例、仲間内でのスモークサーモンづくりを楽しみました。

 先週の週末に捌いてソミュール液で味付けをし、その後一週間干した鮭をこの日一日で燻製(スモーク)するのです。

 燻製には、大まかに言って熱燻、温燻、冷燻という三種類があります。

 熱燻とは、80℃~140℃という高温で1時間程度の短時間燻煙をかけて材料に燻製の香りづけをします。

 短時間でいいのでキャンプでチーズやゆで卵などを即興で燻製にして香りや味が楽しめる手軽なやりかたですが、日持ちはしないので簡単に作ってすぐに食べるというイメージ。

 次が温燻で、30℃~80℃という程よい温度で数時間から1日ほど燻すことで香り付けをします。
 
 材料はほどよく乾燥させたものを使うことと低い温度なので水分が残って柔らかい保存食ができます。

 まあとはいえ長期の保存には向かないので、早めに食べるという感じ。

 そして最後が冷燻。こちらは15℃~30℃という低温で数日から数週間ほど燻すやり方で、温度管理が難しいやり方です。

 このやり方だと水分量がかなり少なくなるので長期保存が効くと言われます。

 

     ◆

 

 我々がこの時期にいつもやるやり方は、二番目の温燻。

 一定の温度で数時間きっちり燻して、最後に少し温度を上げて1時間燻すというレシピが整ってきて、素人ながら品質が年々向上して安定してきています。

 今年は鮭が37匹釣れて、その倍の74枚のサーモンを燻製にしました。

 燻製器は安定の段ボールで、これに竹で支えを作ってそこに1週間乾燥させた鮭を吊るして燻すのです。

 温度管理にはデジタル温度計を使ってマメに計り、炭を足したり箱を少し開けたりして±1℃前後で温度管理を続けます。

 
 まあ燻製ができるまでの数時間は、昼からお酒を飲んで持ち寄ったつまみを食べるという楽しみがあるのです。

 今年の燻製の出来も上々で、パンにはさんでサンドイッチにすると小洒落たおつまみにもなります。

 出来上がった74本の鮭のスモークは壮観。私の場合は今年は一匹も貢献できなかったので、来年こそ、と燃えています。

 
 鮭釣り用の釣り道具も購入を進めていて、リールは現在調達途上ですが、竿は届いていて冬の間に海アメマス釣りで鮭釣りの練習をすることにします。 
 
 来年は自分で釣った鮭のスモークを楽しみたい!

 

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平均余命と地方発スタートアップの記事 ~ 今日の日経新聞より

2022-12-09 23:14:21 | まちづくり

 

 今日の日経の記事から、一つ目は中央大学准教授松浦司さんの「やさしい経済学⑥」の「平均余命で見える異なる光景」。

 記事の趣旨は、
①労働力の減少を補うには女性と高齢者の労働参加が必用
②日本は世界指折りの高齢社会だが、単なる年齢で見ては間違う

③1960年の65歳男性は平均余命が11.6年だったのに対して、2010年のそれは、18.7年。
④平均余命で考えると高齢化率の上昇は緩やかになり、平均余命から見ると高齢者就業の余地は十分にある。

⑤日本の高齢者は他の先進国と比べて労働力率が高く、就業意欲も強いと言われる。
⑥政府も70歳までの就労機会確保を企業の努力義務とするとして高齢者の就労を促しているが、高齢者の雇用を守ることで新卒採用が抑制されることには注意が必要。

 
 高齢者をいつまで働かせるのだ!という声がある一方で、社会参加という刺激で緊張感を保ちつつ少しの収入につながる効果は大きなものがあります。

 そのため就業を求める高齢者も多くいるのが実態。現役を支えるという役割で社会への参加と貢献ができる余地は十分にあると思います。

 ただ現役時代の職業や立場と同じ道を延長して走っていると、ともすると老害になりかねません。

 ここは今までの流れを断ち切って、「リカレント教育」という形で今までとは異なる新たな時代の需要を受け止めるように頭を切り替える方が良いのではないか、とも思うところ。

 まあ勉強と共に実践なのですが。


      ◆


 日経新聞よりもう一本。お次は「エコノミスト360°視点」のコーナーで、ちばぎん総合研究所社長の前田栄治さんの「スタートアップで地方の課題解決を」という論文。

 趣旨は、
①スタートアップは岸田政権が掲げる重点投資分野の一つで、スタートアップ5か年計画も策定された。
②最近は日本でも起業意欲が高まり、大学発ベンチャーの数は21年度に3300社にのぼり、5年前の8割増。

③スタートアップは東京の事と思われがちだが地方でも可能性があり、医療・介護、子育て支援、農林水産業の後継者養成など地域の課題解決に貢献することが期待される。
④ある地域の成功事例が他の地域でも展開されれば日本全体の課題解決につながる。

⑤地方の動きで注目されるのは、先行企業化が後続者に学びの場を提供する「イノベーションベース」という支援の取り組みだ。
⑥地方のスタートアップも民主導であるべきだが、地域の課題は公的部門が多いことから、自治体や大学はそうした動きを支える連携の仕組みが大切。

 …というもの。

 確かに民間の自由な発想で新しい課題に対して新しい情報技術などで取り組むことは行政主導では難しいでしょう。

 自治体が行うと、コンセンサスづくりや予算取りに年単位の時間がかかってしまい、スピード感が伴いません。

 しかし逆に、民間はトライ&エラーはこなせても、最後には儲からないとなるといとも簡単に撤退してゆくものでもあります。

 行政は儲からなくても最後まで面倒を見る存在ともいえ、根底で地域を支える行政の力も侮れません。

 地方都市のヒアリングを重ねていると、除雪から業者さんが手を引いて行くことへの嘆きが聞かれます。

 儲からないということもありますが、なにしろ担い手がいないというのが事業継続の大きな障害です。

 こればかりはお金をつけて儲けてもらってもどうにもならない、という業者側の声も切実です。

 私などはこのようなどうしても必要なエッセンシャル・ワークには最後は再び行政が直営舞台として職員を雇用するしかなくなるのではないか、とすら考えます。

 民間主導を推すのは、まだまだ若い人材がいる地域でのみ可能なできごとなのでないでしょうか。


     ◆


 ここでまた余談なのですが、ある町ではやたら若い人たちが結婚していると聞きます。

 その理由を尋ねると、「まちにあるスナックに遠くから若い女性がやってきて働いていて、そこに集う男性客と次々に結ばれているんです」という驚きの答えが返ってきました。

 ここでもよりどころとしてのスナック効果が発動されているようです。

 この際、自治体が経営するスナックで若い女性を集めるという政策も案外冗談ではなくなる時代も来るかもしれませんね。
  

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介護研修のパンフレットを取り寄せてみた

2022-12-08 23:22:22 | 介護の世界

 

 以前からこのブログでも、「これからは"老老介護の社会化"を進めるべきではないか」と書いてきた私。

 その意味は、これからいよいよ高齢者が増えて介護する側の担い手が不足することが予想されるなか、高齢者の入り口にいる前期高齢者が後期高齢者を介護するような、積極的な老老介護を進めるべきではないか、ということでした。

 できればそれを地域社会が高齢者に声をかけて、遅まきながら介護人材としての担い手になるように仕向けられないものか、とさえ思うのですが、行政マンに声掛けしてみてもあまり良い反応は返ってきません。

 また「介護なんて体力が必要だから若い人じゃないと務まらないよ」と老人の介護参加に否定的な声もあります。

 私が思うのは、体力が必要なものは若者の力を借りるとしても体力が必用ではない周辺業務だってあるわけで、そこを多くの老人の数で支えることができるのではないか、というもの。

 また近い将来親の介護をすることだって十分に考えられ、そういう素養を身に着けておくことはきっと役に立つことでしょう。

 仕事にするとしてその務め方だって、週5日のフルタイムでなくても少しでも良いから労働参加することで不足する労働力の助けになるのではないでしょうか。

 そしてやれるところまで人生の先輩の介護をして、いよいよやれなくなったらそこから先は介護される側に回るという、老人の世界での老老介護というわけです。


      ◆


 先日ある飲み会でそんな話をしたところ、私より少し若い知人の一人が「そう、まさに僕もそう思ったんです」と賛意を示してくれました。

 おまけにその友人は「僕はそう思ったので、ヘルパー二級を取りました」というではありませんか!

「すごいなあ、実践派ですね。介護の仕事もしてみたのですか?」

 そう訊くと彼は「今はまだ現役なのでそこまでは行きません。でも将来の夢の一つが、自分では動けなくなったような老人をサポートして観光の旅を手助けすることができないか、とは思っているんです」と、観光をサポートする介護に夢を馳せています。

 それにしても、同じようなことを考えてしかも介護の資格を取得したというのですから立派です。

 そうなると私もうかうかしてはいられません。

 かつての介護資格である「ホールヘルパー2級」というのは今は「介護職員初任者研修」の修了資格ということに名前を変えているようで、いずれにしてもまずは研修を受けて理論と実践を学ばなくてはなりません。

 私の住んでいるまちで通学ができるような研修プランを求めて、いくつかの専門学校のパンフレットを取り寄せてみました。

 さすがに平日毎日通って短期間で資格を取得するというのは無理ですが、週末だけとか夜間だけとかコースはいくつかあるようです。

 さて、本当にやれるのか。

 これもまた人生の最終ステージでの生涯学習でありましょう。

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手帳のデータはより良い未来への手がかり ~ 新しい手帳への移行完了

2022-12-07 23:22:33 | Weblog

 

 日々の予定管理などに使っている手帳を新しいものに移行完了。

「予定管理はスマホのアプリでパソコンと連動させている」という、デジタル予定帳を使っている方も多いかと思いますが、私はやはり手帳がメイン。

 スマホのアプリも使うことは使うのですが、細かいメモなどを片隅に書き込むことができる手帳の方が便利で使いやすいと思っています。

 私が愛用しているのは「手帳は高橋」の高橋書店のNo.411という商品。

 見開きで月単位のページと見開きで一週間のページがメインで、これにやはり見開きで一年間の予定や出来事を書き込めるつくりになっています。

 この時期の手帳の移行は、
①まず12月分~1月以降来年の分かっている予定を書き写す
②登録しているサイトのアカウント名とパスワード一覧を最新のものにして手帳に貼り付ける
③年間記録をコピーして過去3年分を手帳の後ろに貼り付ける

 …という形で行います。

 ①の分かっている予定を書き写すのは当然として、②の登録サイト更新は日常生活では極めて重要です。

 私の場合は中身は自分だけが分かる暗号で書いてあるので、他人に見られてもまあ情報が漏れることはまずないと確信しています。

 また③は、大体の大まかな年間スケジュールが過去3年間分かることで、年単位のルーチンが把握できます。

 またここには釣りや遊びの記録、通院記録なども書き込んであって、レジャーの傾向や日常の年単位での変化が良く見えます。

 一年を週単位で細かく予定・記録し、月単位でより大きく把握し、年単位で全体を俯瞰するというこの三つの枠組みは実によくできています。

     ◆


 そしてそういう目で見てみると、今年は通院の数が大きく増えたことが特徴的です。

 さらには通院する病院の種類も増えてしまいました。

 老化が進んで体の様々な部分が衰えていることが如実にわかりますね。

 また釣りやキャンプの回数も少し減り気味です。

 これなどは趣味に費やす気持ちの衰えが見られるのかもしれません。

 記録というものは単体の数字だけではなく、その変化の方向と変化の量を見ることが大切です。

 人間ドックの健康データなどもその手の類でしょう。

 変化に気が付いたらそれを受け入れるのか改善するのか、そこをよく考えてこれからの未来に活かしてゆきましょう。

 過去のデータは単なる思い出ではなく、よりよい未来への手がかりです。

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海のアメマス釣り ~ 新しい竿に魂が入りました

2022-12-05 22:03:53 | Weblog

 

 週末は鮭を干した後で足を延ばして海アメマスを釣りに行ってみました。

 これからの時期、川のイワナが海に下って体内を塩水に耐えるように変化したものが大きくなってアメマスと呼ばれるようになりますが、それを釣ろうというのです。

 実はいよいよ本格的に鮭釣りに取り組もうと、ちょっと高価な竿とリールを買いました。

 その道具で始めて魚が釣れると「魂が入った」という言い方をするのですが、その入魂に行こうと思ったのです。

 ところが友人にその道具を見せびらかしていたところ、ハンドルの向きが逆だということが分かり、急きょリールは返品・交換をする羽目になりました。

 そのためこの日は釣り兄貴のリールを借りての竿だけの入魂に挑戦です。

 
 何しろ風の強い日でコンディションは最悪でしたが、風を背に受けられそうなところで何本か投入してみたところ、「引いてる!」という釣り兄貴の声。

 何も考えずに竿を上げるといいサイズの魚がかかりました。

 慎重に手繰り寄せてみると、なんと50センチはあろうかという立派なアメマスが釣れました。

「やったね、魂が入ったね」と釣り兄貴も喜んでくれましたが、なんのことはない、仕掛けから餌付け、竿の使い方から投げるところまで全部釣り兄貴にやってもらっての釣りでした。

「まあ鮭を釣るための良いトレーニングになるから、冬の時期に練習すると良いよ」

 釣り兄貴はそういってくれましたが、まずはこれらを一人でできるようにならなくてはだめですね。

 新しいことを一から学びなおしです。

 これもリ・スキリングなのかな。

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毎年恒例、スモークサーモンパーティの準備に入りました

2022-12-04 23:01:18 | Weblog

 

 毎年この時期の我々の風物詩が、スモークサーモンパーティです。

 柔らかい鮭の温燻を作ってクリスマスから正月にかけて仲間で食べるというものですが、中身が面白い。

 それは全て自分たちでやるということ。

 燻製づくりの工程はまず鮭を手に入れることですが、それは仲間内で鮭を釣ったものを使うのが原則。

 年によっては釣れる数が少なくて購入して仕入れることもありますが、今年は無事に良い数の鮭が釣れました。

 まあ私はこれには全く貢献できておりません、はい(笑)。
  
 そしていよいよこの時期にそれらを解凍して三枚に下ろし、それをソミュール液という甘さと塩味の液に漬け込み、一週間ほど程よく乾燥させたところで最後に50℃程の低温で燻製にするというわけです。

 今回は昨日と今日にかけて三枚おろし~ソミュール液漬け込み~乾燥という工程の作業を仲間の作業スペースで行いました。

 まずは鮭を捌いて3枚に下ろします。脂分はない方が良いので、ハラスの部分は贅沢にも捨ててしまいます。

 

 続いてはソミュール液づくり。

 始めの頃は得意にしているリーダーの勘に頼った味付けや乾燥でやっていたのですが、彼が亡くなってからは自分たちで試行錯誤を繰り返してレシピや乾燥の方法を充実させてゆきました。

 私などは足手まといの部類で、見様見真似のお手伝いレベル。

 半分は記録撮影班としての役割です。


     ◆

 今日は朝から一晩ソミュール液に漬けた鮭を取り出して作業場の中に釣るして乾燥開始。

 乾燥を担当してくれるのが釣り兄貴のGちゃんですが、実は「乾燥」と一言で言ってもここに絶妙のノウハウがあると言います。

 雪が降ると湿度が高くて乾燥せず、気温が下がると凍ってしまってうまくいかないなど、簡単ではないのです。

 「今日から鮭の番兵だ(笑)」と笑いますが、一週間の乾燥後に来週はこれまた別の友人宅の庭で燻製にいたします。

 12月初めの毎年のイベントを一つクリアです。

 

 

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