大事な友達の大事な奥さんが亡くなってしまいました。
そのためこの週末は土、日と通夜・告別式とあわただしい時間を過ごしました。
釣りを始めアウトドアイベントには夫婦そろって顔を出してくれて、いつも明るい笑顔を振りまいてくれる方でした。
アウトドアの集まりはどうしても男性やおやじばかりが集まる傾向があって、私が妻を連れて行ったときは良き話し相手になってくださり、お互いに旦那の悪口を言って笑っていたようです。
普段は全く病気の話など聞くことがなく、病気などとは無縁と思っていましたがその日の朝に倒れて、そのまま天に召されました。
最愛の奥様でありお母様でもあった彼女をなくされた友人とお子さんたちの心中を推し量ると胸が詰まる思いです。
コロナ下でのお葬式という事で、喪主となった友人は多くの参列者を迎えることに葛藤があったかとおもいますが、それを知った仲間たちはそんなことはおかまいなしに道内一円はもちろん本州からも駆けつけて別れを惜しみました。
通夜を終えた後も、翌日の告別式に参列する仲間は多く、黙っていると襲ってくる悲しみにを紛らそうと夜遅くまで集まって飲み明かし故人の思い出に浸りました。
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通夜、告別式とも僧侶の読経と回し焼香で式は淡々と進みます。
会場に故人の略歴紹介もなかったのは家族葬を意識して、近親者のみでの葬儀にするつもりだったからでしょうか。
しかし家に帰ってから香典のお返しに添えられたお礼状を見て涙が溢れました。
それは型通りの既製品のお礼状ではなく、喪主が故人に寄せた思いが切々と語られた一文で、最初の一行は「愛し愛され 笑顔の花を咲かせた人生でした」とありました。
私も妻も、亡くなられた奥様には笑顔の姿しか頭には浮かびません。
お孫さんも増えてかわいい盛り。
あと10年は一緒に遊べるはずでした。
笑顔の思い出を胸に刻んでいこうと思います。 合掌