今日は職場の忘年会。
今年も大きな事故なく、無事に一定の成果を残しつつ年の瀬を迎えようとしています。
職場には大きな稼ぎをするエースもいますが、その一方で些末だけれど欠かすことのできない小さな仕事を地道にこなしてくれるスタッフもいます。
皆がそれぞれの立場で目の前の仕事に忠実に取り組んでいればこそ、全体としての調和が生まれます。
大きな仕事をすると言っても、それは小さなことの積み重ね。
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大いに悟りを開こうと思って、まず仏という偉大なものの秘義をつかもうとあせっている僧に、唐末の名僧である趙州和尚は答えました。
「朝食は食ったか」
「はい、いただきました」
「よろしい、食器を良くかたづけなさい」と。(安岡正篤 「人生手帖」より)
人生の些事を大切に。