今日の土曜日から来週にかけては夏期休暇ということで長期の休みを取ることにしています。
次女も今日の夕方に東京から帰省してきて、明日からは道東へキャンプへ行こうかと思っていたのですが、台風11号が北上してきているために涙を飲んでキャンセル。
台風本体はどうやら北海道の西側を北上してゆきそうで、直撃は逃れたとしてもやはり雨は残り天気予報は雨マークばかり。ちょっと残念な休暇の前半です。
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さて、夏休みはどこへ釣りに行こうかと思案中。
もちろん過去に連れて行ってもらって楽しい思いをしたポイントへ行くのは安心ですが、どうもそればかりではつまらない。
釣りの記事を書くと、「また自分の好きな釣りの話か」と思われるかもしれませんが、私自身は知らない土地を知るためのツールとして釣りを使っているというのが私自身の気持ちの半分です。
しかしならば川をただ歩けばよいということでもなく、魚たちとの出会いを楽しみながらその川の印象を胸に刻めるのですから、魚がいれば釣れるような技術を持っているに越したことはありません。
川もその表情は千差万別で、ゴロゴロした大岩があるような川から小さな小石の集まりの様な川もあり、魚がいそうか否かの雰囲気も、川を歩けば歩くほど眼力がついてくるというものです。
さて、そんな川のポイント探しは、渓流ガイドの様な本を買うというのも一つですが、もう一つは国土地理院の2万5千分の一の地図を見ながら川幅の広さや断崖絶壁かどうか、川を渡る橋から降りて行けそうな勾配かどうか、などを眺めてアタリをつけるというのも楽しいひと時です。
2万5千分の一の地図なんて、昔は文房具屋さんか書店に行って大きな引き出しから一枚ずつ購入したものですが、今やそういう情報はすべてネットで引き出すことができます。
国土地理院のホームページに『地理院地図』というサイトがありますが、これが実に使えます。
カラーで詳細の地形がよくわかりますし、手元のプリンターで印刷もできます。
おまけに、図中の「+」マークに目的地を合わせると、その位置を十進法でも六十進法でも教えてくれます。
事前に目的地を定めてカーナビに入れておくとスムースに現地まで迷わず案内してくれることでしょう。
もちろん私有地だったり途中にゲートがあったりするかどうかまでは地図では判断できませんが、状況はかなり詳しく把握することができます。
川も、川幅を持って描かれているところと、単に青い線で描かれているところがありますが、この違いを現地で照らし合わせてみると、大体どのくらいの川幅を表しているかのイメージを掴むこともできます。
2万5千分の一の地図は、山登りの際にも持参して山歩きの参考にしていますね。自宅でそれが手に入る時代なんてすばらしい情報社会になったものです。
天気が悪くて出かけられないときは、ネットで地図を見ながら晴れた日のアウトドア行動を頭の中でイメージトレーニングしておきましょう。
国土地理院さんの活動には本当に感謝です。
【国土地理院地図】 http://bit.ly/1uzjidG