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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

住基カードとe-taxで所得税5千円が戻ってくるのに

2010-02-21 22:16:11 | Weblog
 最近、ある自治体の住基カード担当だという職員とお会いしました。

 私もちょうどe-taxのために住基カードを取ったところだったので話が弾みます。

 そもそも住基カードに対しては、メリットが分からないとか、当局に管理されるのが嫌だからなどといった声も多く聞こえて、なかなか普及に拍車がかかりません。

 私としては、一定の登録をしなければ役所からの善意の管理も及ばなくなるわけで、今だって住民登録という形で管理されているわけです。

 しかし一人の住民に対してサービスをするといっても住民登録から税金、健康問題、福祉、教育、環境…などなど、多種多様でその手続きも実に煩わしいことも多いしおまけに社会が高度化すると言うことはますます複雑化するわけで、かかる手間も増大する一方。

 それなのに財源がないから職員数を減らせという圧力だけはかかるのですから職員はますます大変になるのです。

 そこで鍵となるのが『効率化』なわけで、機械化やネット対応などのサービス効率を上昇させようとしているわけで、そのための手段の一つが住基カードというわけで、市民の皆さんの側からも行政効率化への協力ということになるのです。

    ※    ※    ※    ※

 さて、住基カードのメリットとデメリットを整理すると、
【メリットは】
 住基カードには『写真付き』と『写真なし』を選べますが、『写真付き』は免許証やパスポートなど写真付きの公的身分証明書と同等の公的な身分証明書になります。お年寄りで車の免許証を持っていないなどという人には最適です。

 また、私も書いているように、住基カードがあると確定申告がパソコンから申請できまする。

 あとは各自治体の取り組み方にもよりますが、住民票申請や印鑑証明も取れたり、付加的なサービスをつけているところもあります。自治体の姿勢が問題です。

 
【デメリット】
 手数料が自治体によりますが500円くらいかかるのと、有効期限があること。また、印鑑証明などは無料の印鑑証明カードで取れたりするので、お金がかかることを嫌う向きには嫌がられるかも。

 現在のカードはたくさんのデータが入れられるので、保険証とか図書貸し出しカードなど、いろいろなサービスを付加できるのですが、あまり多機能にしすぎるとかえって無くした時の被害が大きくなるということが諸刃の剣でもあるのでやはりある程度に留めておくのがリスク管理上も適切と言うところでしょうか。


 ところで、その自治体職員の方と話しをしていて驚いたのは、その人は医療費の還付などなにもないのにe-taxで確定申告をして、所得税の5千円を還付してもらったのだそうです。

 e-taxで確定申告をすれば5千円が戻るとは聞いていましたが、何もないのに確定申告ってどうするんでしょ?

「簡単ですよ。収入のところに職場でもらった源泉徴収票の金額をそのままいれて、変更ありませんというボタンを押すだけですから」

 へー、そんなことになっていたとは。このe-taxで5千円が戻るというのは今年が最後のようですから、今でも遅くはありません。すぐに市役所へ行って住基カードを取って、だれかからカードリーダーを借りて申請すればよいのに。

 要はこの方を例外として、市役所の担当者ならば早速住基カードを取って5千円を還付してもらうようにやってみればよいのに。

 市役所も庁舎でカードリーダーを用意して手伝ってあげるといったサービス・パフォーマンスをするくらいの工夫をすればよいのに。

 おお、私もソフトを一つダウンロードし忘れていてカードリーダーが正常に働かなかったことでめげて放っておきましたが、そろそろ気持ちを奮い立たせなくては。

 所得税を払っている、という方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

コメント
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