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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

アキバの新感覚献血ルーム akiba:F

2009-10-04 23:59:34 | Weblog
 この10月1日にオープンした、今秋葉原でホットな話題の献血ルーム『Akiba:F』へ行ってきました。

 最初に何気なく、秋葉原駅北側にあるいつもの献血ルームに行ってみたところ、どうも相変わらず古い感じで、ネットで話題になっているような未来の献血ルームじゃない…。

 中で受付をすませてパンフレットを見ていると、なんとここのすぐ近くに新しくできたのが『Akiba:F』だというではありませんか。(失敗したなー)と思っていたところ、2時間も待たされたあげくに、「申し訳ありません、手違いで午後2時からの採決になってしまうのですが…」と係の方からドジな申し訳がありました。

 これはもっけの幸い。「それじゃあ無理ですので献血カードを返してください」と献血をキャンセルして、本物の『Akiba:F』へと向かいました。ちゃんと行きたいところに行けるようになっていました。これはラッキー。

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 アキバのホットな献血ルーム『Akiba:F』はビルの五階。アキバらしい未来的な内装で、コンセプトは『80年代から見た未来』なんだそうで、開園の10月1日から来年の1月8日までのイベントとして、思い通りに歌を歌わせるデジタルミュージックソフトの美少女キャラ「初音ミク」の展示会が催されています。

 室内の展示コーナーには初音ミクのフィギュアが数多く飾られ、休憩コーナー中央の円形テーブルの真ん中には彼女の3Dホログラムによる立体映像まであって、徹底的にアキバ系住人好みに仕上がっています。

 しかも内装だけではなく、パソコンや携帯用の電源や無線LANまで備え付けられているので、待ち時間も苦になりません。献血ルームはソフトドリンクやお菓子の類は無料サービスなので、これからの待合い所はこうあるべきというサービスは大概揃っているというわけですね。








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 献血の順番が来て成分献血を受けながら、看護士さんに「公共の施設で、自分の職場が自慢になり、それが羨ましがられるという職場ってすごいですね」と訊いてみると、「いえ、二日前にここに来て、と言われて来たのでまだ施設も見ていないんです。それにやることは他の献血ルームと変わりませんしね(笑)」ということでした。

 しかしこの感性は若者には大受け間違いなし。千客万来は良いとして、単なる見学者という人もいるようで、施設側では「あくまでも献血の方優先ですから」とのこと。

 こういう施設コンセプトにゴーサインを出した当局の方は尊敬に値すると思います。

 常に新しい感性を生み出す秋葉原らしい献血ルームです。 

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