北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

サービスを購入する

2006-06-30 23:55:42 | Weblog
 今日も朝から快晴。涼しくて気持ちの良い風を切って自転車で通勤をしました。
 北海道の夏はこうありたいものです。

【有料の行政サービス】
 自転車のタイヤの空気は必ず抜けてしまうのですが、専用の空気入れを持っていなかったので、昨日駅の近くのサイクルショップで空気入れを買ってきました。ロード用の自転車は一般的な自転車よりもずっと高い空気圧をかけるのです。

 ずっと天気が悪かったので出せずにいたのですが、やっとのことで今年の初乗りです。

 駅の裏にある有料の駐輪場は、無料時代はすぐに満車になってしまっていたのですが、一日百円になったとたんに半分ほどの利用になってしまったようです。しかし無料の時は夜十時までだった利用時間が夜十二時までに延長されてサービスは向上しました。これならば遅くまで残業をしても大丈夫です。

 今までは十時前に一度取りに行かなくてはならなかったので、サービス拡大はありがたいものです。このくらいの行政サービスはこの位の料金水準ならば許容範囲だと思います。何もかもが無料にするのが質の高い行政サービスだという思いこみや過度の期待はもう止めたいものです。

 お金も知恵もかけずに済む行政サービスなどないのであって、サービスの原価は必ず人件費などのお金がかかっているのです。

 サービスを受ける人と受けない人がいるようなものは、受ける人だけが幾ばくかの負担をするような「受益者負担」という考え方がよく適用されます。

 必ずしも全額を受益者が負担するのではなく、必要な予算の一部でも負担をする事で行政を考えるきっかけになり、税金の使われ方に対する意識が高まるということもあるでしょう。

 ものを買うというのも立派な関係性の構築です。そのサービスがお金を払うに値すると納得すれば購入し、納得出来なければ購入しなければよいのです。納得して買ったものには愛着もわくことでしょう。

 行政の側にとってみれば、料金を納得してもらえるサービス水準かどうかということが重大な指標になるでしょう。

 民間企業のように、品物やサービスとその対価の損得を消費者が常に考えるような立場にいると、品質の改善に対する意識が高いのも当然です。怖くて変えられない成功体験や日常の有り様を勇気を持って変えなくては進歩がないと言えるでしょう。

 自分が変えられるのは自分自身だけなのですがね。

    *   *   *   * 

 いよいよ明日から月曜までの三日間は日中韓の三カ国観光大臣が阿寒湖畔~旭川市~札幌市と移動しながら観光について語り合う大臣会合です。

 若手に作ってもらったマニュアルの厚さは3センチもあります。やれるだけの事はやりましたので、後は現場での対応力の勝負です。

 この週末の天気は良さそうなのでお天道様に感謝しなくては。それでは行ってきます。

コメント
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