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「朝顔の松」の猫他-大井川超散歩

大井川の河川敷を歩いて、面白いとデジカメを向けたものを幾つか並べてみよう。


(「朝顔の松」の猫)

まず、川越遺跡の「朝顔の松」公園で、4代目の松に登っていた猫である。降りられないのじゃないかと息子は言ったが、何のことはない、降りて我々に付いて来た。野良猫なのだろうが、観光客に餌を貰うことがあるのか、人を怖がっていなかった。


(資生堂のランニングクラブの女子駅伝優勝パネル)

河川敷のマラソンコースには200メートルごとに東海道五十三次の宿場の碑が立ち、ランニングの目安になっているようだ。55ヶ所に立っているとすると、約11キロメートルにわたっていることになる。島田と藤枝の境あたりで日本橋の終点になった。島田宿の碑のそばに、資生堂と亜細亜大学の優勝パネルがあった。いずれもこのコースを練習場にしていて、優勝したということなのだろう。

資生堂のものは、「資生堂ランニングクラブ」で、2006年12月17日の第26回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会初優勝のものであった。走者に弘山晴美などの名前も見える。亜細亜大学のものは「亜細亜大学陸上競技部」で、2006年1月2、3日の第82回東京箱根間往復大学駅伝競走総合優勝のものであった。

歩く間に自転車、ジョギングや散歩の人には沢山遭ったが、競技者の練習には唯一アフリカ系の外国人男性に一人遭っただけであった。わざわざコース脇の緑地を走っていた。クロスカントリーの競技者なのだろうか。


(イネ科の草が一面に)

島田大橋の先に河川敷一面にイネ科の草が生え揃っていて、薄い墨で刷いたような不思議な光景を作っていた。この草の名前が調べてみたが判らなかった。河川敷を整地した後に種を蒔いたものであろうか。


(猿舞の壁画)

谷口橋を潜ってすぐの土手に、昨年4月に見に行った島田の「東光寺の猿舞」を描いた壁画があった。この壁画は谷口橋を通る車に向けられているようだが、車で通っていて目にしたことがなかった。


(河川敷に残る立ち枯れた幹)

谷口橋から10分余り歩いた先に、河川敷に枯れ木の幹だけがぽつんと立っていた。枝は皆んな切り落とされている。息子は車で通るたびに何だろうと気になっていたという。幹には茸類が生えてかなり朽ち始めている。樹種はマツだろうか、もう判別も難しい。幹が焦げたようにも見える。何が原因で枯れ、枝を切り落していながら、どうして幹の部分だけが残されたのか、疑問を呼ぶ。

歩いていて、きょろきょろして、いろんなことを考え、これでけっこう忙しい。
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