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大井川原を下る-大井川超散歩

(JR東海道線の橋、貨物列車が通る)

息子と二度目の超散歩に出掛けた。ウォーキングシューズを買う息子に付き合った後、島田市博物館の駐車場に車を停め、大井川の河川敷を川下に向けて歩き始めた。グラウンドではゲートボールやグランドゴルフを楽しむ人たちがいる。歩きやすい河川敷に作られたマラソンコース(愛称:リバティ)を歩くことにした。天気は薄い雲に日差しが弱められ、下流から吹く向い風は涼しくて大変快適であった。

大井川の河口までは20km以上あるだろう。河口まで歩けないことはないだろうが、まだ慣れない息子の足では無理かもしれない。まあ行ける所まで歩いてみよう。

河川敷のマラソンコースを行くということは、幾つも橋の下を潜るということである。最初にJR東海道線の鉄橋を潜る。鉄橋は上りと下りが別の橋になっていた。その上りの鉄橋上に保線区の作業員がいた。そこへ対岸から上り電車がやってきた。下から電車をデジカメに撮って見ようと構えていたが、鉄橋を渡ってくるに時間が掛かって、デジカメの画面が落ちてしまった。もたつく内に電車は通り過ぎた。下りにも貨物列車が来て、それは何とかデジカメに収めた。


(下から見た蓬莱橋)

次の橋は蓬莱橋である。ほとんどの橋脚はコンクリート柱であるが、河川敷に立つ橋脚は木造だと話していると、息子がそれも板を巻いただけみたいだという。見ると根元の部分にコンクリート柱が見えていた。馬脚を現したとはまさにこのことだ。世界で一番長い木造橋としてギネスに登録されているはずだが、橋脚はコンクリートでも構わないのだろうか。

三番目の橋は最も新しい島田大橋である。谷口橋の混雑解消と静岡空港へのアクセスのため、1994年に架けられた。橋脚がガッチリと造られて、少々の地震にはビクともしないように見える。そして、四番目は谷口橋へと続く。


(耐震補強されている新幹線の橋)

五番目に東海道新幹線の橋である。開業から44年で橋も随分古くなっている。橋脚は地震対策であろう、コンクリートの色も新しい補強がされていた。橋の下にいるとかすかにレールを伝わる電車の音が聞こえてきた。デジカメを構えて橋下から出るわずかな間に、轟音を残して通り過ぎて行った。シャッターは押したが列車の姿は捕らえていなかった。

このあと、東名高速道路の橋、国道150号線の橋と続くが、もう1時を回ったから、河川敷から土手に上がって藤枝の町の方へ歩いて昼食にした。藤枝駅から電車で島田へ戻り、島田市博物館の駐車場へ歩いた。

息子は新しい靴で両足の踵の外側側面に大きな水泡を作り、帰ってから水を抜きながら痛がっていた。自分は最近マメなど作ったことがない。本日の歩数は23,052歩であった。

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