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ムサシ、“風太”をやる

(“風太”状態のムサシ)

久しぶりにムサシの話題である。ダイニングキッチンの改装がなってから、ムサシはダイニングキッチンまで上げてもらうことが増えた。ダイニングキッチンの裏に出るドアを開けると夜はムサシの寝床だから、ムサシも心得たもので、夜の餌を食べ終わると上げろとせがんで吠える。

上げてやると目的はおこぼれ頂戴で、テーブルに前足を掛けてテーブルの上を覗き、場合によってはペロペロと近くの食器を舐めようとして、すべての食器が遠避けられてしまう。その様を観てふと気付いた。これは“風太”が出来そうだ。

2005年の5月、後ろ足で直立するレッサーパンダが大ブレークした。千葉市動物公園の「風太」である。後ろ足で10~30秒立っておれるという。もっともレッサーパンダは足の構造が後ろ足で立っておれる構造になっていて、二足直立は珍しくなく、今までブレークしなかっただけであろう。この風太は実は日本平動物園(静岡)生まれだということは知らなかった。父親のフウフウ(風風)から1字をもらって風太と命名されたという。

荒川静香さんのトレードマークのイナバウワーがドイツの女性フィギアの選手から名前が取られたように、この二足直立の芸を“風太”と呼ぼう。

さてその“風太”であるが、ムサシの場合は餌で釣るしかない。やってみると跳びつく瞬間“風太”になる。そこでデジカメが登場である。女房の協力で餌で釣ろうとすると、こんなときだけお行儀の良いムサシは、お座りをして待ちの姿勢になる。いつものように飛びつけよ。鼻先に餌を持っていき何度か誘って、やっと撮った写真がこの写真である。跳びつく瞬間だから、地に足が着いていないのが不満であるが、仕方があるまい。写真のムサシの足をみると、犬の足は二本足で立つ構造にはなっていないことが良くわかる。お疲れさんムサシ!
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