2018年11月12日(月) 7:00pm コンサート・ホール、オペラシティ、初台
ロッシーニ アルジェのイタリア女 序曲 8
ロッシーニ チェネレントラ 序曲 8
ロッシーニ セビリアの理髪師 序曲 7
Int
シューベルト 交響曲第8番ハ長調D.944 ザ・グレート 13-13-10-11
アンドレア・バッティストーニ 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
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東フィルの定期はだいたいいつも初台、赤坂、渋谷、3定期ともに同じ演目になるのだが、今回はこの初台での公演のみ別プロ。赤坂、渋谷と大物メフィストフィレを上演するのでそのせいなのだろう。
ロッシーニとシューベルトというあまり聴かない組み合わせプログラム。双方ともにバッティストーニが自由奔放に振ったもの。
彼のロッシーニ・クレシェンドというのはゼロから無限大というアンプリチュードでは無くて、比較的強めから始めてその勢いのままドンドン活気づく。若気の元気よさ、活力、そういったことが色濃く表れる。若い力学で楽天的で豪放磊落、ままよ。
ロッシーニのウィンド、難しそうだなあ、とあらためて思ってしまう。大変そう。
こだわりのない棒は魅力的でもある。
シューベルトのグレイト。元気が勝る。元気に草木をなぎ倒していく演奏はバッティ様式なんだろう今の。
オケもその元気につられて益々活気づく。耳を傾けているひまが無かった。
おわり