河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2633- アルジェのイタリア女、チェネレントラ、セビリアの理髪師、シューベルト8番、バッティストーニ、東フィル、2018.11.12

2018-11-12 23:46:38 | コンサート

2018年11月12日(月) 7:00pm コンサート・ホール、オペラシティ、初台

ロッシーニ アルジェのイタリア女 序曲  8
ロッシーニ チェネレントラ 序曲  8
ロッシーニ セビリアの理髪師 序曲  7

Int

シューベルト 交響曲第8番ハ長調D.944 ザ・グレート  13-13-10-11

アンドレア・バッティストーニ 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団


東フィルの定期はだいたいいつも初台、赤坂、渋谷、3定期ともに同じ演目になるのだが、今回はこの初台での公演のみ別プロ。赤坂、渋谷と大物メフィストフィレを上演するのでそのせいなのだろう。

ロッシーニとシューベルトというあまり聴かない組み合わせプログラム。双方ともにバッティストーニが自由奔放に振ったもの。
彼のロッシーニ・クレシェンドというのはゼロから無限大というアンプリチュードでは無くて、比較的強めから始めてその勢いのままドンドン活気づく。若気の元気よさ、活力、そういったことが色濃く表れる。若い力学で楽天的で豪放磊落、ままよ。
ロッシーニのウィンド、難しそうだなあ、とあらためて思ってしまう。大変そう。
こだわりのない棒は魅力的でもある。

シューベルトのグレイト。元気が勝る。元気に草木をなぎ倒していく演奏はバッティ様式なんだろう今の。
オケもその元気につられて益々活気づく。耳を傾けているひまが無かった。
おわり