2018年6月22日(金) 7:00-9:30pm サントリー
ドヴォルザーク 謝肉祭 10
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調Op.92 12-9-8-7
Int
シューマン チェロ協奏曲イ短調Op.129 16+7
チェロ、辻本玲
(encore)
カタルニヤ民謡 鳥の歌 3
Int
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調Op.67 8-11-6+9
リオール・シャンバダール 指揮 ベルリン交響楽団
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ベルリンという名につられて出かけました。というほどの事も無くてお目当ては辻本さんのチェロ。
辻本さんのチェロは最初からずーっとハイテンションを保っていて気持ちがいい。力感漲っている。ふくよかで締まっていて一瞬たりとも弛緩しない。お見事なコンチェルトで聴きごたえありました。シューマンのモヤモヤがまるで、無い。はちきれんばかりの充実のプレイでした。それに、
音がデカい。今日のオケが束になってかかってきてもかなわんだろうな。
オーケストラ作品のほうの演奏は、弦に強弾きあまりなくて、サッーサッーと軽めで過ぎ去っていく。シンフォニックなニュアンスが出て来ない。その弱点をカモフラージュするような強打に終始するティンパニに閉口。負けじとなぜかバスーンのトップも音がデカかった。
バランスが整理されていないオケという印象。指揮者はダイエットが必要ですね。今時おなかが出すぎの指揮者って本当に少なくなりましたね。
おわり