河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2374- ノルマ、藤原歌劇&日生劇場、2017.7.2

2017-07-02 22:13:31 | オペラ

2017年7月2日(日) 2:00-5:00pm 日生劇場

JOF プレゼンツ
ベッリーニ 作曲
粟国淳 プロダクション、ニュー
ノルマ

キャスト(in order of appearance)
1.オロヴェーゾ、田中大揮(Bs)
2-1.フラーヴィオ、小笠原一規(T)
2-2.ポッリオーネ、藤田卓也(T)
3.アダルジーザ、米谷朋子(Ms)
4.ノルマ、小川里美(S)
5.クロディルデ、但馬由香(Ms)
5.子供(黙役)

合唱、藤原歌劇団合唱部、びわ湖ホール声楽アンサンブル

フランチェスコ・ランツィッロッタ 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団

(duration)
序曲 6′
第1幕 74′
Int
第2幕 60′


デヴィーアの2公演の合い間に国内組による当公演が1回。それ相応なレベル内容になるものと期待していたが、残念。
先般の蝶々夫人で良かったのが印象的なタイトルロール、ノルマは難曲過ぎたのだろうか。頂点が全くきまらない。ベルカントの世界はまるで見えない。
細くてキーンな声質は、むしろアダルジーザと逆配役のほうが良かったのではないか。としてもこの女声2名のデュエットでもソロでも、どっちにしろそうとうきびしいもの。
ポッリオーネは歌いっぱなしという感じでちょっと雑。

全体にリハ不足なのか技量不足なのか問題公演でした。
演出はニューという事だが真ん中に置かれたデカい筒のようなものが開いたり閉じたり、中が回ったりという動きのみ。目新しさはない。
それから、千円プログラムにご本人の演出ノートという記事掲載があるが、読むと、当公演の演出については一滴も書いていない。
おわり