東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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13日の全員協議会では議長の説明、自称「政倫審委員長」の一方的な説明に対し反論が続出。議長も「平行線

2009年10月14日 | 東郷町議会

 昨日の記事「自称「政治倫理審査会」のメンバーが判明」の続きです。

 全員協議会では、議長の説明に続き、「報告書」に基づいて政治倫理審査会委員長を自称する石川昌弘議員(自民系無所属)が説明をしました。

 「報告書」に対しては、政治倫理審査会の成り立ちそのものに対する疑義(公明党の箕浦克巳議員)や、政治倫理審査会が議場内でのもめごとを取り上げることに対する疑義(自民系無所属の水川淳議員)が出されました。

 箕浦議員の「これまで政倫審を立ち上げる場合は議会運営委員会に諮られていたが、なぜしなかったのか」という疑問に対し、議長は「訴えられた議員に議運のメンバーがいた。それで副議長と相談して政倫審にかけることにした」と述べ、疑問に答えませんでした。

 また全員協議会で、委員長を自称する石川昌弘議員は「(メンバーは)書類やメモは他人に出さないということで進めることにした。該当者(訴えられた4人の議員)には、人の目の届かない所で審査されるという心配があったと思ったが、過去にもそうしてきた」などと事実に反する説明をしました。

 会議の秘密ということで言えば、政治倫理審査要綱第4条3(1)で「審査会は、2人以上の委員から審査の申し立てがあったとき、当審査会を開始する」とありますが、私が2人の委員とは誰かと質問したら、それも含めて秘密と議長は述べました。

 さまざまな疑問点が出されましたが、私たち4人を処分するよう求めた橋本洵子議員(民主党)と加藤啓二議員(自民系無所属)、そして政治倫理審査会を自称する集団のメンバーたちは、ただ黙っていました。

 この会議で注目すべきだった点は、議長が「双方の理解が平行線のまま」という現状を認めたことと、「4人の議員に対して申し訳ない」と言ったことです。

 しかしいくら「申し訳ない」と言われたところで、3ヵ月にわたって冤罪でさらされたことには納得できません。

 この全員協議会は、私たち4人の議員にとっては、「審査会」からの「警告書」は絶対に受け入れないといことを改めて表明する場になりました。

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速報―議会全体の合意も得られないような「政治倫理審査会」の「報告書」が11月発行予定の議会だよりに載

2009年10月14日 | 東郷町議会

 

昨日の全員協議会の報告がまだ途中ですが、先に速報です。

 

山下律子議員(無所属)のブログによれば、議会だより編集特別委員会(星野靖江委員長)は昨日の全員協議会後の委員会で、私たち4人の議員(私、中川議員若園ひでこ議員山口洋子議員)を冤罪で罰した「政治倫理審査会」の「報告書」が、議会だより11月号に掲載されることが、賛成多数で決まったそうです。

 星野議員と山下議員以外の議会だより編集特別委員会のメンバーは、山田達郎議員(自民系無所属)、井俣憲治議員(無所属)、加藤啓二議員(自民系無所属)、近藤鑛治議員(自民系無所属)、有元洋剛議員(無所属)です。

 このことを議会だよりに載せるかどうかは、全員協議会でも問題になりました。山下議員が議会だよりに載せることの是非について近藤秀樹議長(自民系無所属)に見解を求めました。議長は「載せろという意見が私に来た。まだ結論が出てないので待ってくれと伝えた」と答えました。

 これについて菱川和英議員(自民系無所属)が「議会内のことを正確に伝えるのが議会だより。しないなら議会だよりの廃刊を求める」と、びっくりするような意見を述べました。即座に山口議員が「是非が正確でないものを、どう正確に載せるの?」と疑問を述べました。私もその通りと思います。

 全員協議会の最後に議長は、「(全員協議会があった)13日以降、議会だよりへの掲載をどうするかは言っていない。私がこの場を閉めるのは難しい。(「政治倫理審査会」で4人にペナルティを課すべきと結論を出した側と、4人の議員とは)平行線だと思う。私が指名して審査会を作った結果が今ある」と述べました。

 議会だよりに載せようという山下議員を除く委員たちは、13日の全員協議会で結論が出たから載せるというのでしょうか。議長が言ったように「平行線」です。議会だよりが片方の側に肩入れするというのなら、こちらも対処を考えなければならなくなります。

 最後まで持論を曲げず「掲載することに反対」を唱えた山下議員に敬意を表したいと思います。

 それにしてもです。

 議会だよりで多数決を採ったという話は聞いたことがありません。いろんな意見の議員がいて、賛否が分かれる事項についても双方の意見を公平に掲載しようという姿勢は、歴代の議会だより編集特別委員会で貫かれていたと思います。それもそのはずで、議案が可決されたとか否決されたとか、客観的に争えない事実だけが議会だよりの記事の対象にされてきました。今回、議会だよりに掲載されることになった記事は、議長も言ったように、双方が「平行線」になっている事案についてのものです。「懲罰が可決された」という類の事実もありません。自称「政治倫理審査会」が我々4人に「警告書」を発したが、4人は拒否した、というのが事実です。我々4人が拒否する理由も掲載するなら別の話になるかもしれませんが。山下議員のブログを読む限り、そんなことはなさそうです。

 なお、近藤鑛治議員は朝の全員協議会も欠席だったので、議会だより編集特別委員会も欠席だったものと思われます。

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ブログで議員の個人名を出すなだと

2009年10月14日 | ブログ

 つくづく残念です。

 10月13日の全員協議会の終了後、全体会議(議員全員による非公式の会議)で議長が「インターネットで書きすぎという意見が私のところに来ている。実名を挙げて何だか…と思える。議員の実名をブログで書くのはどうか」と発言しました。つまり議員のブログに他の議員の名前を書くのをやめないか、ということが言いたかったらしいです。

 私が即座に「反対。意見はいつでも受け付けている」と言い、山下律子議員も「私も反論などはいつでも受け付ける」と発言し、反対という意見表明をされました。

 すると別の議員が「言論の自由はあるが、新聞は第三者の目が入ってチェックが入る。ブログは自己責任でやってると思うが、推測で物を書いたり誹謗中傷は避けるべきだ。議員としての発言能力が問われる。品位と節度に配慮してほしい。ある程度、根拠をはっきりさせるべきだ。自分の後援会報なら良いが、不特定多数に発信するのはいかがなものか」という趣旨の発言をされました。

 私は「自己責任で書いている。だからこそ町会議員のかどはら武志だと正体を明らかにして書いている。推測や誹謗中傷は書いていない。これは議員である前に社会人としての常識だ。こんな常識を議会であれこれ言うと、そんな程度の議会か、とおかしなことになる」と反論しておきました。
 これでこの問題は終わり!

 後援会報なら良いがブログは駄目、という理屈も理解できません。新聞も社内で編集方針が決まるから「第三者の目」というのも変な説です。

 こういった珍説を述べられる方は時々おられますが、「ブログに個人名を出すのは駄目」という説が東郷町議会で出たのは今日が初めてだし、これから考え方を改めるでしょうから、今回は珍説を述べた議員の名前は私はあえて伏せておきます。しかし、多数派が数の力で無実の議員たちを罰するという状況が実際に起きています。多数派議員だからといって他の議員の活動にまで干渉しないように、以後は十分注意するようこの場でも求めておきます。

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