東郷町や日進市のお母さんたちによる「避難者交流会」が日進市内で開かれ、私も参加しました。
この交流会は、放射能の危険を学び子どもたちを守るための活動をしている人たちが、被災地からこの地方に避難している人にもほっとしてもらう場を作りたいと企画したものです。20人ほどのおとなとその子どもたちが参加しました。
参加者たちは、被災前に住んでいた場所やいつごろこの地方に来たかなどを話し、生活の不安なども話しました。
福島県いわき市から尾張旭市に子どもと一緒に避難してきたという女性は「夫は仕事で残っている。普段は放射能の心配ごとを話すと『気にしすぎ』と言われるので話しにくい。同じ心配をしている人と話せる場所はありがたいです」と話しました。
昨年末、福島県二本松市から豊田市の借り上げ住宅に引っ越してきたという30代の独身男性は「来年3月まで家賃が無料なので思い切って来た。福島は仕事がないけど愛知ではなんとかなりそう。周りの目が気になるので車のナンバーをすぐに変えた。放射能の除染を続けるのか、あきらめて避難すべきなのか、国ははっきりしてほしい」と話しました。
私が事故後の福島県の人の話を直接聞いたのは初めてです。福島のことがほとんど報道されなくなっているいま、貴重な経験をさせていただきました。これからの政策づくりに生かしたいと思います。
関西電力東海支社前の抗議行動に参加してます
毎週金曜日の夜、関西電力東海支社前の原発への抗議行動があり、私も都合がよければ参加しています。1月18日の模様を紹介します。
午後6時から8時までの2時間の行動です。参加者たちは関西電力のビルの方に向かって「大飯原発再稼働反対!」、「再稼働反対! 廃炉に賛成!」、「断層あるのに動かすな!」、「電気は足りてる、今すぐ止めろ!」と唱和したり、太鼓を打ち鳴らしたりして、抗議の意思を表しました。
この日は、参加した高校生も唱和のリードをし、若者の心意気を見せてくれました。その姿に、日本の未来は明るいと確信しました。
この行動には、日本共産党愛知県委員会のもとむら伸子さん(写真 7月の参院選挙をめざして活動中)がほぼ毎週参加しています。行動の主催者さんたちともすっかり打ち解けた雰囲気でした。
この行動は、最初から最後まできっちりと参加する必要がないのも特徴で、途中、多くの人が思い思いの時刻から参加したり、離脱したりします。
金曜日に名古屋に行く用事がある人は、参加して意思表示してみてはどうでしょうか。途中で、「唱和をリードしてみる?」とマイクを振られるかもしれません。この日は、もとむらさんも私も1回ずつリードしました。