私、かどはら武志と保守系の近藤議員の2人が議長選挙に立候補を表明し、全員協議会でそれぞれ所信表明を行いました。
本会議での投票の結果、かどはら武志は1票で、14票を獲得した近藤議員が当選しました。(無効票1)
私は所信表明で「議会改革を更に進めるために議会事務局の体制を強化など予算を伴う要求を町長にしなければならない」「そのためには議長の申し合わせの任期を1年から2年に伸ばすべきだ」と主張し、その実現を訴えました。
少し長いですが、所信表明の内容を掲載します。
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2元代表制のもと、町長を監視する機能を果たし、唯一の議決機関として町の意思を決定する議会の機能の強化をめざし、政務活動費を制度化し、また昨今の議会不信・議会不要論に対抗すべく、住民に開かれた議会をめざし、一般質問と常任委員会の録画のネット配信や議会報告会開催など、改革を進めてきましたが、これをさらに進めるためには、議会事務局の体制の強化など、予算を伴う要求を町長にしなければなりません。今後、議会に期待される議員発議による政策条例の制定をしていくためにも、議会事務局の体制強化は必要です。
歴代議長も努力されましたが、より継続性を持たせるためには、議長の任期は、地方自治法で定められた4年を全うすることが望ましいと考えます。その実現に向け、まずは申し合わせにより2年の任期としている一部事務組合の議員や、広報広聴委員会に合わせ、申し合わせによる議長の任期は2年としたい。このことを実行するために、私が議長に就任した場合には、2年後までは辞任ません。
また、日進市議会や長久手市議会では、聴覚障がい者のために、傍聴席での手話通訳の派遣費用を予算化していますが、当然、東郷町でも議会費に計上すべきでした。また、傍聴規則では、傍聴者による撮影・録音を禁止するという、時代にそぐわない条項が残されています。岩倉市議会ではすでに傍聴者が撮影・録音をすることを規制する条項は廃止しています。こうしたことの見直しを進めます。
(以上)