東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

昨日の続き―議長、議運委員長宛てに質問状などを提出

2009年09月29日 | 東郷町議会

 

昨日の続きです。

 今日、4人の議員で相談しました。そして、「政治倫理審査会」を自称する集団をまともに相手にするのは、やめようと決めました。責任は、この集団のメンバーを決めた議長にあるから。

 そういうわけで、自称「政治倫理審査会委員長」から渡された「警告書」の内容について、自称「委員長」に問うのではなく、議長に問うことに決めました。そして議長宛てに「自称政治倫理審査会が出した警告書に関する質問」を、今日、4人の連名で提出しました。

 さて、私たちに渡された「警告書」なるものについての対処も必要です。そこで、やはり議長宛てに「自称政治倫理審査会から渡された警告書なるものについて」という文書も4人の連名で提出しました。4人の議員それぞれに渡された「警告書」なるものを添えて。
 主な内容は、議長が警告書の無効を確認すること、自称政治倫理審査会を議長が責任を持って解散させること、などを求めるものになっています。

 さらにもう1点。自称政治倫理審査会は6月23日の6月議会最終日の本会議での議事について問題にしているようです。そこで、星野靖江議会運営委員長(自民系無所属)に宛てて公開質問状を、やはり4人の連名で、提出しました。

 いずれも10月5日までの書面での回答を求めています。結果が出たらご報告します。

 議長の適切な対処に期待します。そして議員としての本来の仕事に専念できる日が早く来るように願っています。

 あと、昨日、最後のほうで「反論を試みてください」と自称委員長と名乗らぬ7人に呼びかけましたが、無理にする必要はなさそうですね。議長がうまく収めてくれるでしょうから。議員としての本来の仕事で頑張ってください。

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東郷町議会全体の知的レベルを疑われるようなことは、おやめになったらどうか?―私たち4人の議員に「警告

2009年09月28日 | 東郷町議会

 少々挑発的なタイトルですが。
 議会の程度が疑われるというか、知的レベルが疑われるようなことが、東郷町議会で起きています。

 

私かどはら武志を含む4人の議員が政治倫理審査会の被告にされるとか、政治倫理審査会に来るように頼まれたとかの続きです。(最新記事は「橋本洵子議員(民主党)と加藤啓二議員(自民系無所属)が私を告発するために議長に提出した文書、非公開」)

 9月議会最終日の25日(金)、議会が始まる前、議席に座って中川議員と討論の打ち合わせをしているとき、石川昌弘議員(自民系無所属)が「議会が終わった後、政治倫理審査会の審査の結果の文書を渡すから議長室に来てほしい」と話しかけてきました。
 この昌弘議員、自称「政治倫理審査会の委員長」でした。

 これまで2回、共産党の私と中川議員、そして無所属の若園議員と山口議員の4人に対し、「政治倫理審査会の会議に来るように」と言ってきましたが、呼び出しの理由を書いた文書も出さないし、委員の名前を聞いても「言えない」と言うし、そのことを委員を指名したという近藤秀樹議長(自民系無所属)に言って「委員は誰か」と聞いても、議長は「委員長に任せている。委員会は秘密だ」と言うし、あんたたちは秘密警察か、と言いたくなるようなデタラメな状況でした。

 まあいままで、橋本議員と加藤議員が4人の議員を告発するために連名で議長に提出したという文書を見せてほしいと議長に頼んでも、「委員会が見せないと決めた」という一点張りで拒まれ続けたという状況があったので、どんな文書が出てくるのか、せっかくだから見せてもらおうと、議会終了後、4人揃って議長室に行きました。

 議長室にいたのは自称「政治倫理審査会の委員長」の石川昌弘議員と議長、そして副議長の柘植三良議員(自民系無所属)の3人。

 私が受け取った「警告書」は次のとおりでした。

---------------

                   平成21年9月24日
門原武志議員
             東郷町議会政治倫理審査会
               委員長 石川昌弘
              警告書
 6月23日 本会議において、議長の再三にわたる制止にも拘わらず議長を恫喝した行為、また騒ぎたて議長の採決により決した事案をないがしろにした。これらは、議員としての発言、行動の節度を著しく逸脱した行為である。
 東郷町議会政治倫理要綱第2条(6)により警告書を発し、議長宛に今後の発言、行動には充分注意する内容の誓約書を10月9日までに出すよう要請する。

---------------
 まず日本語能力を疑いますね。第一段落はこう言いたいのでしょうか。
「門原武志議員は6月23日の本会議において、議長の再三にわたる制止にも拘わらず議長を恫喝し、また騒ぎたて、議長の採決により決した事案をないがしろにした。これらは、議員としての発言、行動の節度を著しく逸脱した行為である。」

 主語と述語の関係がまったくわかりません。また、「また」が前後の何と何とを対比しているのかも不明です。最後が「ないがしろにした。」という述語で結ばれていますが、「また」の後の部分で「ないがしろにした。」に係る部分を探すと「事案」という名詞が見えてきます。同様に「また」の前の部分で「ないがしろにした。」に係る部分を探すと、「行為」という名詞が見えてきます。

 後の部分の「騒ぎたて議長の採決により決した事案をないがしろにした。」の日本語としての意味はわかります。しかし前の部分についての「議長の再三にわたる制止にも拘わらず議長を恫喝した行為をないがしろにした。」とは??? 「議長を恫喝した」というあるまじき行為ならば「ないがしろにした」ら良いのでは?

 石川昌弘議員も含め、この自称「政治倫理審査会」には8人の議員がいるそうですが、揃いも揃ってこれではねぇ。522

 昌弘さん、こんな文書にハンコついて大丈夫ですか?!

 ここで良い事をお伝えしましょう。議長は誰を政治倫理審査会の委員に指名したのか、どこにも発表していません。私たちにも言いません。これまでにハッキリとオモテに出てきたのは自称「委員長」の石川昌弘議員だけ。「審査会」が委員のメンバーも含めて秘密にしたからだそうです。そこで…議員さんに「あなたは政治倫理審査会のメンバーですか?」と尋ねてみましょう。メンバーでなければ「違う」と言います。もしメンバーなら「言えない」と言うでしょう。同じように、「政治倫理審査会のメンバーは誰ですか?」と聞いてみて、「知らない」と言った議員はメンバーではなく、「言えない」と言った議員はメンバーです。ただし、その議員が嘘つきなら自分がメンバーでも「知らない」と言うでしょうが。

 私も中川さんも若園さんも山口さんも違いますよ!

 言葉遊びはこれぐらいにしときましょう。

 東郷町議会政治倫理要綱第2条(6)とは何かというと

東郷町議会政治倫理要綱(抜粋)

(遵守事項)

第2条 議員は、次に掲げる事項を遵守するものとする。

(1)~(5) 略

(6) 発言、行動には、品位と節度を保ち、責任をもつこと。

 それを言うなら「第2条(6)により警告書を発し」ではなくて、「第2条(6)違反により警告書を発し」でしょう!!

 ここまでは「残念な人たちですね。でも仕方ないですか」で済みますが、次。「誓約書を10月9日までに出すよう要請する」だと!?

 あのですね、百歩譲って私が違反を犯したと認めたとしましょう。

 この要綱の第5条には(違反の取り扱い)として次のように書かれています。

第5条 審査会は、審査の結果、政治倫理に反する事実があると認める議員に対し、次のとおり必要な措置をとるものとする。

(1) 審査会において違反事実を確認した上で、警告書を発する。

(2) 警告書が2回に及ぶときは、本人より誓約書を差し入れさせる。

(3) 誓約書を差し入れさせても、なお違反があるときは、全員協議会の席上で過去の違反事実を公表し、任期中の議会役職は認めない。

(4) 議会への出席の自粛、議員の辞職の勧告等を行う。

とあります。

 あのね、私は過去に一度たりとも警告書を受け取ったことがありません。何で誓約書を求めるの。この要綱は最後には議員の辞職勧告も行うという、大変重い内容を含んでいます。

 子どものいたずら程度の心構えでもてあそんで許されるものでは決してありません。

 自称「政治倫理審査会」の石川昌弘議員と他の7人の議員たち、日本語能力が乏しいだけでなく、遵法精神も乏しいようですね! どうぞ、いつでも名乗って反論を試みてください。

………

 そうそう、私たちは議長室でこの子どもの作文以下の「警告書」を受け取りましたが、この文書の取り扱いについては4人で検討中です。「受理した」というつもりはまったくありませんから。

関連記事「政治倫理審査会への呼び出しに関する声明を発表しました

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9月議会終了(子ども医療費無料化を中3まで拡大する条例など日本共産党の提案はいずれも否決)

2009年09月25日 | 東郷町議会

 さきほど9月議会が終了しました。
 日本共産党は2008年度一般会計決算認定などに反対しましたが、町長提出議案はすべて可決されました。

 また、日本共産党は「子ども医療費支給条例の一部改正」(無所属の若園議員と共同提案)と、「総合計画審議会条例の一部改正」の2議案を提出しましたが、いずれも賛成少数で否決されました。

子ども医療費無料化制度を通院も中3まで拡大する案、否決

 賛成は、日本共産党の2人(中川、かどはら)と若園議員。

 賛成討論には中川議員と若園議員が立ち、「県内では名古屋市が来年4月から、東浦町が来年1月から、中3まで拡大する」(中川議員)、「東郷町では今年4月から就学前までから、小3までに拡大されたが、不十分」(若園議員)など、現状と東郷町民の声を紹介しながら可決を訴えました。

 反対討論に立った水川淳議員(自民系無所属)は、子育て支援策として有効であると認めた上で、「国や県で広域的に実施する施策」「東郷町では制度を拡大したばかりで、検証もできない。この時期(来年1月1日)からの実施は疑問」と述べました。

 山口洋子議員(無所属)は、お金持ちもお金のない人にも同じように無料化するのに反対、という趣旨の反対論を述べました。

 窓口負担無料化の意義そのものを否定する山口議員の意見については、これまでも一貫して同様な意見表明をされてきたので、改めて論評しませんが、水川議員が子育て支援策としての有効性を述べたことには注目したいと思います。
 また、日本共産党は国として子ども医療費の無料化を実施すべきと考えるので、水川議員の意見と一致します。(日本共産党2009年総選挙各分野政策「2 社会保障」の「子どもの医療費の無料化」など)
 しかし国がこの制度を実施しないうちは、東郷町でも独自に制度を拡大しようというのが私たちの考えです。
 医療など社会保障は、本来、国が責任を持つべきですが、それが不十分なうちはそれに甘んじることなく進めていくことが東郷町の役割だと考えます。

 私たちの提案は否決されましたが、大した根拠もなく「財政的に無理」とか「なんでもタダにすると安易に医療サービスを受ける人が増え、医療費増大につながる」とか、窓口負担無料化そのものを否定する意見が幅を利かせていたことを思えば、自民党系の議員からこの制度の意義を認める発言が出てきたのは前進だと思います。

 もう一押しです。がんばりましょう!

総合計画審議会に議員を入れない案も否決

 子ども医療費の拡大の提案もそうですが、総合計画審議会条例の一部改正も6月議会に引き続いての提案です。

 

委員会ではダンマリで否決されましたが、本会議ではどんな意見が出るのか楽しみでもありました。

 日本共産党から私が賛成討論に立ちました。要旨は「6月の提案と同じ趣旨の提案だが、6月議会で出された反対論に配慮して、委員の人数を減らさないこと、総合計画審議会の議事録などの早期公開を義務付けることの2点を新たに提案したので、可決を」というものです。
 山口議員もこれらの点を評価して賛成討論してくれました。

 反対論は少し残念でした。

 まず水川議員。「町長の諮問機関への議員の参画については全国で議論があり、実際にやめた議会もあるが、この議案は総合計画審議会だけ突出している。全体的に議論すべき」というもの。お気持ちはわかりますが、条例に「議員」と明記してあるのは総合計画審議会条例だけで、あとは条例で「公益代表」と書かれているものに議員が充てられているだけで、議案として議論できるのは総合計画審議会条例だけ。
 まあ、いろんな場でいろんな角度から議論しましょう。

 有元さん、条例改正の条文をよく読みましょうよ。どうやったら「委員が増える」と読めるの。そして「6月議会で委員を減らす提案をした人が、今度は増やす提案をしてブレてる」とは。
 疑問点があったら、遠慮なく質疑すべきです。議場で発言できる議員という立場なんだから。いきなり討論で言われても、なんともなりません。

 賛成は日本共産党の2人と山下律子、若園ひでこ、山口洋子の各議員、合わせて5人でした。

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東郷診療所存続へがんばります

2009年09月19日 | 東郷町政

 今朝、新聞の地方版に東郷診療所の存続方針についての報道がありました。

 もう東郷町の議員さんたちが報告しているのでご存知だった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(9月9日の山下律子議員の文章「東郷診療所は23年度まで営業を継続」、9月15日の水川淳議員の文章「診療所関連の一般質問と答弁」など)

 これらの議員さんの文章や私たち日本共産党東郷支部の機関紙「こんにちは」の9月13日付を読んだ方なら誰でもご存知のことが、今日になって新聞の記事になっているのは、昨日になって役場当局がようやく記者発表を行ったからだと思われます。

 9月8日の一般質問への答弁で明らかになったことですから、記者発表を待たずとも記事にしようと思えばできたことなのに、今日になってやっと新聞報道されるとは。何をいつ報道するかはそれぞれの報道機関の判断ですが、よほど東郷町が注目されていないのかと思えてしまい、東郷町議としては寂しさを禁じ得ません。

 さて、診療所は当面あと2年は存続することが決まりました。それまでに黒字化できなければ(つまり町の一般会計からの繰り入れなしでも経営できるようにならなければ)廃止もあり得るという厳しい条件付きで。
 「黒字化」とは別に「公設診療所としての特色化」という条件もあります。
 私としては、「公設診療所としての特色化」でがんばれるなら、たとえ「赤字」であっても診療所の存続は許容されるべきではないかと考えます。

 住民からの要望がありながら、いまだに東郷町で実現できていない病児・病後児保育を実現するためにも、東郷町民の共有財産である東郷診療所の存在は不可欠です。
 また、東郷町の休日急病診療は隣の日進市に依存していますが、自前の診療所があるのになぜ東郷町内で休日急病診療ができないでいるのか。これを解決するためにも東郷診療所での休日診療の可能性を追求すべきではないでしょうか。(残念ながら休日急病診療は東郷診療所の経営改革案には示されていません。)

 もちろん、いくら赤字があってもいいとは思いませんが、地域の住民の安心のために、どの程度の投資なら許容されるのか、という議論をもっと大きくしなければならないと思います。

 さて、当面の存続の方針が示されたのと同時に、いこまい館への移転方針が撤回されました。いこまい館への診療所の移転については、私たち日本共産党は支持する立場を取っていました。同様に、診療所の移転をいこまい館の改革の中心に据えていた町長にとっては、今回の決定は苦渋の決断だと思われます。
 これについて町長は一般質問への答弁で、いこまい館見直し議論や住民アンケートの経過を踏まえ、住民に説明する責務があると述べました。
 私も町長の決断を重く受け止めたいと思います。

 同時に、地域の安心のためにも、診療所が廃止にならないよう、住民の皆さんの意見を聞き、知恵を絞り、がんばりたいと思います。

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「言った」「言わない」を整理するための急な委員会開催

2009年09月18日 | 東郷町議会
 

9月16日の記事の最後でもお知らせしましたが、今日の昼、民生委員会がありました。

 報告すべき内容は特にはありません。15日の委員会での議決が変更されるとか、議案の議決に関係することがなかったから。でも委員会が開かれるということをお知らせしたこともあり、簡単にご報告します。

 それと急な委員会開催にも関わらず、委員以外の議員さんが2人も傍聴にお越しでした。議題の内容すらよく分からないにも関わらず、本当に勉強熱心であられます。普段は傍聴する議員はほとんどいないのですが。私も1期目の頃は、勉強のためにと他の委員会を傍聴したものですが、同僚の中川議員への信頼とか慣れとかもあり、このごろはほとんど他の委員会の傍聴はしていませんでした。初心を思い出しました。

 議題は、私が議案の提案の説明の中で、不用意にも、職員との打ち合わせの内容を言ってしまったことについて。

 委員会には、その職員とその上司である部長が呼ばれていました。

 委員長が、委員会の議事録の私の発言の部分を朗読し、私が職員との打ち合わせの内容を明かした部分について、職員に内容を確認しました。職員は、私が訪れたときに話した内容を説明し、私が説明で「職員が言った」と紹介したことについて、「そうは言っていない」と明確に否定しました。

 私も発言を求め、「昨日、その職員に会いに行って、私の聞き違いだということを確認した」ということについて述べました。

 当事者の証言により、「言った」「言わない」ということが整理された委員会でした。

 これからそういう疑義がある場合は、即座にこのような対応をされるよう希望します。

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