10月14日に「速報―議会全体の合意も得られないような『政治倫理審査会』の『報告書』が11月発行予定の議会だよりに載るそうだ」という記事を書きました。この記事は、議会だより編集委員の辞職を表明した山下律子議員(無所属)がご自身のブログに書かれた記事の情報をもとに書いたものです。その結果がわかったので、取り急ぎご報告します。
山下議員のブログには「今日開かれた委員会で、政治倫理審査会に4人の議員がかけられ警告書が出された件について、11/1発行予定の議会だよりで掲載すべきかどうかが話し合われ、賛成多数で掲載が決まった」と書かれています。
しかし、今日から配布が始まった「とうごう議会だより第93号」(平成21年11月1日発行)を見た限り、この件に関する記事はありませんでした。
私たち4人の議員(かどはら、中川まさお議員、若園ひでこ議員、山口洋子議員)に不当な言いがかりをつけ、勝手に「警告書」なるものを突きつけてきた「政治倫理審査会」なるものは認められないと、私たちは繰り返し主張してきました。
「政治倫理審査会」なるものが議題になった10月13日の全員協議会でも、「政治倫理審査会」がきちんとした手続きを経て成立していないことや、政治倫理審査会が議場での出来事を扱うことの不当性、また「政治倫理審査会」が自らよって立つべき「東郷町議会政治倫理要綱」すら守っていないことが白日のもとにさらされ、私たち4人を訴えた議員や「政治倫理審査会」メンバーからさえ、まともな反論がありませんでした。
当然、この「政治倫理審査会」なるものについての、議会での結論や合意は、まったく無い状態です。
そんなものを議会だよりに載せるべきではないと、私たちは強く主張しました(もし載せるようなら、それは一部勢力による議会だよりの私物化に他なりません)が、その通りになりました。東郷町民に東郷町議会の不見識をさらけ出すような事態にならず、ひとまずほっとしています。
また、もし掲載された場合には議会だより編集特別委員会になんらかの責任を取ってもらう必要があると思っていましたが、そのようなことをせずに済みそうです。これも私にとっては喜ばしいことです。
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山下議員のブログに26日付けで「政治倫理審査会の報告は議会だよりに掲載されないことになりました」という記事が掲載されていました。編集特別委員会の内部のことも書かれています。辞表も撤回されたようです。