東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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「自治体キャラバン」が愛知県知事に抗議文

2013年02月11日 | 愛知県政

 「しんぶん赤旗」日刊紙の1月27日付(東海・北陸信越のページ)の報道によると、愛知県が、子ども・障害者・母子父子家庭・高齢者の医療費自己負担を無料にしている「福祉医療制度」に一部負担と所得制限を検討している問題で、愛知自治体キャラバン実行委員会(森谷光夫代表)は、中止を求める抗議文を大村秀章知事に提出しました。

 負担金は、
①通院1回300円・入院1回100円
②通院1回500円・入院1回500円
③通院・入院とも1ヵ月1医療機関で500円
の3案が示され、所得制限は他県と基準をそろえる方針です。

 抗議文は福祉医療制度について、145万人が対象となっている「全国的に見ても非常に優れた制度」と評価。県内自治体の54%にあたる29自治体から意見書から意見書が出ているほか、個人署名は8万人以上、300以上の諸団体が存続拡充を求めていると指摘し、一部負担・所得制限の導入に「抗議し中止を求める」としています。東郷町議会も2011年12月に「愛知県の福祉医療制度の存続・拡充に関する意見書」を可決し、愛知県知事に提出しています。

 自治体キャラバンは県内全自治体を訪問して社会保障拡充を求める行動で、1980年に始まりました。県社会保障推進協議会や愛労連、保険医協会などがつくる実行委員会が運営しています。東郷町役場にも毎年訪れ、町当局との懇談には日本共産党議員団も同席します。また自治体キャラバンが東郷町議会に請願を提出するときには、日本共産党議員は必ず紹介議員を引き受けます。

 日本共産党は自治体キャラバンなどの運動と協力し、地方選挙でも福祉医療の拡充を公約しました。こうした運動が実り、子ども医療費では県内の半数以上の自治体が中学卒業まで無料化を実施し、東郷町では18歳までの無料化が実現しました。

一部負担金導入時期は未定

 愛知県は一部負担金と所得制限の導入について、今後、市町村や医師会・歯科医師会など医療関係団体への説明を行います。

 また所得制限の導入は、市町村の事務量が増えそれにともない事務経費も増大します。そのため県は、「マイナンバー制度」実施後の所得制限導入を考えています。
 こうしたこともあり、実施時期などは未定です。

 愛知県は2000年8月に一部負担金を導入しましたが、全市町村が一部負担金導入を見送った(一部負担金相当額を市町村が負担)ため、翌2001年度に負担金制度を廃止したという経緯があります。

運動を強め福祉医療改悪を止めよう!

 自民党・公明党の安倍内閣が決定した2013年度予算案は、大型公共事業費と軍事費が異常な伸びを示し、社会保障費が削られています。また地方交付税も削られます。愛知県も豊田市・岡崎市境の山間部にトヨタ自動車のテストコースの設置など大企業応援には手厚く、逆に社会保障には冷たい県政を続けています。

 県が示した案は、一見、負担が少なく、受け入れやすく感じられるものになっています。しかしひとたび社会保障の後退を許せば、際限ない後退につながることは、かつて国が実施していた老人医療費無料制度が消滅した経過を見れば明らかです。

 県民の運動で拡充させてきた福祉医療制度を守る運動を強めましょう。

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あべ精六さんは東郷町では899票

2007年02月04日 | 愛知県政

 あべ精六さんをご支持くださった皆さん、選挙戦で協力してくださった支持者、読者、党員の皆さんに、まず敬意を表したいと思います。

 日本共産党やその推薦候補の東郷町での得票としては近年にない少なさでした。あべ精六さんの政策に共感し、支持してくださった東郷の皆さんのご期待に沿えなかったことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 私たちの活動量の少なさ、2大政党の押し出しなどさまざまな要因があろうかと思いますが、革新県政の会や日本共産党愛知県委員会の声明を待ちたいと思います。

 日本共産党の東郷町での2議席を維持するにはかなり苦しい数字が出てきました。無所属でたたかう選挙と党公認でたたかう選挙との違い、県知事と町議会との違いはありますが、数字が活動の弱さを正直に表しています。活動のあり方を抜本的に見直す必要がありそうです。

 まだまだたたかいは続きます。7月の参院選まで引き続きご協力をお願いします。

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宣伝カーが東郷に来ました

2007年01月26日 | 愛知県政

 革新県政の会の宣伝カーが東郷町に来ました。選挙中に出せる宣伝カーは候補者の車ともう1台の2台だけ。今日来たのは候補者の車ではない方。

 選挙の決まりとは言え、広い愛知を短い選挙期間中に2台だけでくまなく廻るのは難しいと思います。それだけに、街頭宣伝する場所は、私のような現地の案内者が、できるだけ多くの人に訴えを聞いてもらえる場所を厳選しておく必要があります。それにしても、東郷町内にはスーパーや駅のような人通りが多い場所が少なく、場所選びに困ります。

 今後、2月3日までの選挙期間中に、宣伝カーが東郷町に来るかどうかは未定です。新聞にも目を通さないような人は選挙中だと気付かないのでは、と思えるほど静かな選挙戦です。

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明日から県知事選挙

2007年01月17日 | 愛知県政

 明日から県知事選が始まります。選挙法の規定で政党のポスターの設置や移動、撤去も禁止されるので、写真のようなポスターの貼り出しも、選挙が終わるまでしばらく中止です。070117_1545001

 ポスター掲示にご協力くださるみなさん、いつもありがとうございます。

 明日は朝から、公営掲示板への候補者ポスターの貼り出し、ビラの仕分け、政策ポスターへの証紙貼り、そして夜7時から瀬戸市のパルティ瀬戸で催される政談演説会と大忙しの1日になりそう。

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小集会で

2007年01月16日 | 愛知県政

 ちょっと報告が遅れましたが、14日の日曜日の午後に小集会を開き、県知事選挙、町会議員選挙、参院選挙を前にしての情勢を報告し、参加者からもご意見を伺いました。

 私が特に強調したのは、「自民対民主」の2大政党と言われるが、実は両者には対立軸などなく、大本では民主党も自民党と同じで、地方政治に至っては、民主党もオール与党になっているため、悪政の共同の推進者としての姿がより露骨だということ。愛知県知事選挙でも「2大政党の対決」なるものが持ちこまれていますが、実はオール与党の分裂に過ぎず、実際には「オール与党(自民推薦候補と民主推薦候補)対革新」の対決で、今の県民の苦しみを解決できるのは革新県政の会のあべ精六さんだけだということも強調しました。民主党に推された前犬山市長に期待する向きもあるでしょうが、当初「市民派」として立候補を表明していた彼も、次第に民主党に取りこまれ、目だった政策は「30人学級」ぐらいに止まっています。こうした現状に多くの県民が気付いてもらうためにも頑張りどきです。

 東郷町政では、いわゆるオール与党対日本共産党という単純な図式は当てはまりませんが、「財政が大変」と福祉施策だけでなく自分の公約をもすぐに実現しようとしない町長に、真正面から要求をぶつけるのは日本共産党だけだと、党の議席の意義を強調しました。そして日本共産党が町民に協力を呼びかけている国保税・介護保険料の負担軽減の署名と子どもの医療費の中学卒業までの無料化を求める署名について、「町長に皆さんの要求を届けるために協力を」と呼びかけました。

 参加者からは、「いこまい館の見なおしにすぐ着手して欲しい」などの要望が出されました。

 これからも地域ごとの小集会をどんどん開き、住民との意見交換を重ねたいと思います。

東郷支部のホームページが久しぶりに更新されました

 中川議員が担当しているホームページが約4ヵ月ぶりに更新されました。特に毎週の「こんにちは」が大きなウェートを占めていますが、「こんにちは」には国政・県政にわたる内容が多く含まれるため、18日の県知事選挙告示後は新たに付け加えられない記事もあり、大急ぎで更新したのでしょう。

 ご苦労さまです。

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