東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

2013年を振り返って

2013年12月31日 | インポート

 2013年が暮れようとしています。原発ゼロの年越しになります。来年こそ原発ゼロに舵を切る年になるよう願っています。

 さて、年末には特定秘密保護法が成立し、安倍首相が中国、韓国、ロシアや米国の反対を押し切り靖国神社に参拝するなど、安倍政権の暴走がますますひどくなっています。

 来年4月には消費税の8%への増税が予定されています。

 民主党が自民党に対抗する政策を打ち出せず、第3極と持ち上げられた諸政党が反自民の受け皿政党としての役割を失ったいま、日本共産党の役割は重要になってくることでしょう。今年7月の参議院選挙で6議席から11議席へと躍進した力を生かし、安倍政権の暴走を止める、そのために私も微力ながら役割を果たしたいと思います。

 町議会では共産党の議員が私1人。この状態にも少しずつ慣れてきました。

 来る年にも変わらぬご指導を、よろしくお願いいたします。

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粗大ごみ手数料、施設利用料などに消費税増税を転嫁(日本共産党以外の賛成で決定)

2013年12月30日 | 東郷町議会

 来年4月からの消費税の5%から8%への増税に合わせて東郷町でも各種料金を値上げする条例案が、12月議会で日本共産党(かどはら武志の1人)以外の議員たちの賛成で可決されました。

 粗大ごみ手数料は500円から510円への値上げです。下水道料金は使用料に掛ける率が1.05から1.08に上がります。東郷診療所が発行する各種の診断書も値上げ(健康診断書1件が1500円から1540円など)。

 施設使用料では、いこまい館の水中トレーニング室が大人1回500円から510円へ値上げ(中学生と小学生は200円で据え置き)、愛知池運動公園と桝池のテニスコート(1面・2時間)がそれぞれ400円から410円になるなど、学校体育施設開放や町民会館、総合体育館、ふるさと農園など多くの施設で値上げが実施されます。

 多くの国民が景気回復の実感がないなかで、何でも値上げでいいのでしょうか。増税分を簡単に転嫁せず、行政の努力でまかなうべきです。

関連記事 http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20131206

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学校図書館に専任の司書を!(12月議会の一般質問で学校図書館の充実を求めました)

2013年12月29日 | 東郷町議会

 質問の冒頭で、東郷町内の全小中学校(9校)の図書館を訪れ、担当の教員などから説明を受けたことを振り返り、感謝の意を表明しました。

問(かどはら) 東郷町では専任の司書教諭は配置されておらず、司書教諭の資格を持った先生が授業や生活指導、部活の指導のかたわら、その専門知識を生かし、学校図書館の図書の選定、整理、そして廃棄に取り組んでいます。
 昨年度の資料では、小学校の蔵書の(基準冊数に対する)充足率は、開校7年目の兵庫小学校が約70%であるのを除き、他の5校では90%以上の高水準であり、春木台、音貝、高嶺の3校は100%を超えています。一見、図書が充実しているように見えますが、諸輪、高嶺、兵庫の3校は図書の廃棄が0です。諸輪小学校と兵庫小学校は一昨年度も廃棄が0です。これは、新しい兵庫小学校は別として、蔵書の新陳代謝が進んでいないことの現れです。
 実際、各校の図書館を見せていただくと、30年前の蔵書が残されているという状況が見受けられます。説明してくださった先生方も、古くて破損が激しい本は子どもたちに見てもらえないとか、古すぎて社会科の資料として使えない本があるなど、困っている状況を訴えておられました。
 また、図書館の開館時間も午前の放課と昼放課だけの場合が多いようです。中学校の場合は放課後にも開館していれば、部活がない生徒が利用できると思いますが、図書館の担当の先生が部活の指導などに当たっているため、開館できないようです。
 学校図書館を担当する先生が、授業や子どもの指導などの本来業務の合間に図書館の仕事をするのは、限界があることは明らかです。専任の司書教諭を配置すべきではないでしょうか。

答弁(教育部長) ご指摘の通りと思かと思います。愛知県からは専任の司書教諭の配置がないので、するとしたら全部町費になるので難しい。

問(かどはら) 愛知県にその気がなくても、町独自で配置することもできるのではないでしょうか。

答弁(教育部長) 司書教諭だと非常に高額になるから配置したくてもなかなかできていません。

問(かどはら) では教員免許がなくても、司書の資格を持った人を配置する考えはどうでしょうか。近隣では、司書の資格を持っている人とそうでない場合がありますが、図書館を担当する臨時職員が配置されていると聞いております。

答弁(教育部長) 臨時職員でお願いする案件で、必要だと思うができていません。

問(かどはら) 学校図書館の職員を配置するメリットについて教育委員会の見解は。

答弁(教育部長) 学校図書館の管理をしている司書教諭は全て担任を持っています。その合間にしているので仮に町が臨時職員を配置できれば、負担軽減でき、学校運営にゆとりができ、より子どもに関われるというメリットがあります。

問(かどはら) 配置した場合の試算は。

答弁(教育部長) 勤務形態にもよりますが、司書資格を持っている人で1人当たり44万円から110万円かかり、全部で400万円かかります。無資格の人で実施計画(※)で要望していますが、380万円かかります。司書教諭だと100万円から200万円かかり、最低でも1000万円かかります。

※実施計画 町の施策を3ヵ年単位で示した計画

コンピューター管理の導入は

問(かどはら) 春木中学では、長久手市の学校で不要になった図書管理のシステムを先生のつながりで譲り受け、蔵書にバーコードを張り、パソコンに情報を入力するなど、コンピューター管理を始めています。伺ったところ、買えば40万円ほどのシステムだそうです。担当の先生は、蔵書管理の能率が格段に上がるだろうとの意見を述べてくださいました。
 そうなれば、古い本はどれだけあるのか、どの分野の本が不足しているのか、など蔵書管理の適正化に役立ち、さらに、図書の紛失も早く発見できます。
 ところで、図書館を担当しておられる先生たちは、コンピューター管理の導入を切望されていますが、さらに、町立図書館と同一のシステムが全校に導入されれば、町立図書館だけでなく、学校間の資料の共有化もできるとの意見を出してくれました。私も同感です。
 コンピューター管理についての見解を伺います。

答弁(教育部長) 図書館管理のシステムについては私も同様の認識です。実施計画で要望していますが、導入してもそれを扱う人も配置されていない状況なので、まずは図書館を担当する臨時職員を配置してからでないと、だれが扱うのかという問題になるので、まず人を配置したい。

問(かどはら)
いろいろなやり方があります。長久手市では中央図書館の司書に巡回して来てもらっています。学校図書館と町立図書館との連携も図書のやり取りでスムーズにやっているようです。そうした面で町立図書館に協力を求めるればどうか。大変なのは最初に本にバーコードを貼ってデータをコンピューターに入力することだと思います。それができれば図書館に専念できない司書教諭でも負担が軽減されるのではないでしょうか。
 近隣市町で学校図書館にコンピューター管理を導入していないのは東郷町だけです。管理の効率化、先生の負担軽減の観点から進めてほしいが。

答弁(教育部長) 図書館のシステムと臨時職員の配置は必要だと思います。近隣市町の臨時職員の配置は、日進市は臨時職員が各校1人、みよし市は1人が3校持ち回っている。長久手市では図書館司書が派遣されているが1人が3校回っている。常勤でない配置もあります。図書ボランティアも入って各学校で図書を整理しているが、教育委員会事務局としても、各校に1人ではなくて、1人が3校受け持てば3人ででき、安く効率的に配置できると思うので、研究したい。

問(かどはら) 人員配置は一気にはいかないだろうが、システムは一気にしないと意味がありません。どっちが先、ということでなく部長が言ったように工夫をお願いしたいと思います。

学校図書館の書棚の転倒対策について

問(かどはら) 兵庫小学校では、2年ほど前に全ての書棚がしっかり固定されたようで、校長先生も安心したと話しておられました。しかし全ての学校で、書棚がしっかり固定されているようではないようです。私は9月議会では、学校も含め、公共施設の非構造部材(吊り天井、窓ガラスなど)の安全性について取り上げましたが、図書館の書棚は盲点でした。
 ある学校の図書館では、大人の背丈も超えるような書棚があり、また、ある学校では壁際の書棚に天井までギッシリ図書が収められていました。別の学校では、最初から固定せず、図書館での授業のために、書棚が動かせるようにしているとの説明でした。
地震が来て、書棚が転倒したり、書棚から本が飛び出したりしないようにする対策が必要ではないでしょうか。

答弁(教育部長) その件については、学校の図書館は災害時に備えて固定されていると理解していたので、さっそく全ての小中学校で状況を調べて、地震が来た時に学校図書館で事故があってはならないので、対策は早急にしたいと思います。

問(かどはら) 各学校の予算の中で苦労しながら工夫されているが、教委事務局の責任でやってほしい。いつごろまでにやってくれますか。

答弁(教育部長) 現場ではいろんな固定方法があると思う。それなりのお金がかかると思う。本格的な器具を使わなければならないケースもあると思うので、まずは現状を把握して早急に何等かの対応を考えたいと思います。

一般質問を終えて
 教育委員会事務局と問題意識を共有できていることが確認できました。教育内容の充実のために、財政当局には一層の努力を求めたいと思います。

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町長に対する問責決議、否決される。スジを通せない議会で良いのか?!

2013年12月22日 | 東郷町議会

 12月議会最終日の20日、菱川和英議員、若松孝行議員、柘植三良議員(いずれも自民系)から「川瀬雅喜東郷町長に対する問責決議」案が提出されました。私も賛成しましたが、賛成少数で否決されました。

各議員の態度は次の通り(敬称略)

賛成 門原武志(日本共産党)、若松孝行(自民系)、井俣憲治(自民系)、柘植三良(自民系)、若園ひでこ(無所属)、菱川和英(自民系)

反対 加藤宏明(自民系)、川口一夫(自民系)、水川淳(自民系)、山田達郎(自民系)、近藤鑛治(自民系)、箕浦克巳(公明党)、星野靖江(自民系)

(加藤啓二議長は採決に加わらない、自民系の石川正議員は欠席)

 問責決議案は、教育委員選任に当たって町長が誤った答弁をし、議会がそれに基づき議決してしまうという前代未聞の出来事について、町長に猛省を求めるものです。
 間違った事実によってなされた議決は取り返しがつきません。しかし議会としては一定の意思表示をする必要があります。

関連記事  無責任な町政(教育委員の任命をめぐって) 教育委員の政党所属の確認を厳格にするよう町長に申し入れ書を提出しました

 私は間違った答弁を町長からされ、それを信じて反対しました。「もしも」はありませんが、もし正しい答弁を町長がしていたら、反対する理由はありませんでした。

 私にとっても取り返しがつかないことです。このような立場から私も賛成しました。

 菱川議員による提案理由説明に続いて行われた川瀬町長による弁明で、川瀬町長は、間違いをすぐに指摘しなかった菱川議員こそ問責されるべきだなどと述べ、自分の不始末を棚に上げて八つ当たりしました。さらに、自民党員の菱川議員から自民党員のことが明らかにされることは異常だ、と述べ論点を逸らせようと試みました。

 町長が議会に対して起こした取り返しがつかないことに一定のけじめをつけるために提案された決議案に反対した議員たちが、町長をかばうことに腐心したのは残念なことです。

問責決議案の全文は次の通りです。

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川瀬雅喜東郷町長に対する問責決議(案)

 去る平成25年12月6日に行われた東郷町議会本会議での一般質問において、現教育委員及び前教育委員が自由民主党員であると、また別の現教育委員が自由民主党員ではないと指摘されたにもかかわらず、川瀬町長はこれらの指摘を否定しなかった。

 現教育委員については平成18年第2回臨時会における教育委員の選任についての議案審議で、前教育委員については平成21年第3回定例会における教育委員の選任についての議案審議で、川瀬町長はいずれの政党にも属していないと答弁した。一方、自由民主党員ではないと指摘された現教育委員については平成21年第3回定例会及び平成25年第3回定例会における教育委員の選任についての議案審議で、自民党員であるとの答弁が川瀬町長によりなされた。

 川瀬町長が一般質問での指摘を否定しなかったことにより、過去になされた答弁に誤りがあったことが明らかになった。誤った答弁により議会議決に影響が及ぼされたという、あってはならないことが東郷町議会で起きたことは痛恨の極みである。このようなことは行政と議会との信頼関係を一方的に失墜させるものである。また町が発信する情報への信頼をも失墜させるものである。

 教育委員の選任については、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」で政党要件を定めている。それにもかかわらず、川瀬町長は教育委員の任命にあたり党派の確認を怠ってきた。このことからは法を守る意思と責任感が伺えず、行政の長としての資質を疑わざるを得ない。

 よって本町議会は川瀬町長の責任をここに問い、猛省を求める。 

 以上、決議する。

平成25年12月20日

 愛知県愛知郡東郷町議会

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山田達郎議員(自民系無所属)の一般質問での発言に取り消しを求めました

2013年12月13日 | 東郷町議会

「不正確かつ事実に基づかない」 10日、東郷町議会本会議で

 10日に開かれた東郷町議会本会議での一般質問で、山田達郎議員(自民系無所属)が、「2名ものベテラン議員が意味の分からない的外れな質問をしていた」と述べ、2人の議員に対し「恥を知りなさい」と発言しました。更に「足を引っ張るなんて、いつの時代のお山の大将なんですか」と投げかけました。
 2人の「ベテラン議員」とは、東郷町とトーゴ共和国大使館との交流を取り上げた菱川和英議員(自民系無所属、8期目)と、同大使館との交流についての副町長の議会運営委員会での発言を取り上げた私(4期目)を指すことは明らかです。
 私は山田議員の一般質問終了後、山田議員の発言が「不正確かつ事実に基づかない」と指摘した上で、議長に対し、山田議員に発言を取り消すよう促すように求めました。菱川議員も山田議員の発言取り消しを求めました。
 私の一般質問は、副町長の発言と新聞報道との食い違いを取り上げ、議会発言の重みを訴えるものであり、決して大使館との交流を否定するものではありません。
 議会ではさまざまな異なる政策や考え方を持った議員が発言します。そうしたなかで、議員がお互いに批判し合うことはあって当然ですが、批判が事実に基づくものでなければ、単なる中傷と言われても仕方ありません。
 なお、その後に開かれた議会運営委員会で、山田議員は発言を取り消さない考えを明らかにしました。

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1210日 東郷町議会本会議での山田達郎議員の一般質問での発言より<o:p></o:p>

 

(略) この件について2名ものベテラン議員が意味の分からない的外れな質問をしていました。東郷町議会議員として東郷町のためにと日々いろいろなことを考えているのが全員だと信じていましたが疑いがあります。少なくとも2人の議員に対してはっきりと申し上げます。恥を知りなさい。いちばん若い私が頑張ってるんですよ。妬みか嫉妬か知りませんが、私以上に生きているなら私以上のことをやればいいのに足を引っ張るなんて、いつの時代のお山の大将なんですか。(略)<o:p></o:p>

 

 やらなくてよかったの積み重ねが今の東郷町の姿であります。ベテラン議員たちですのでここまで言われたら私以上のことをしていただけると思いますので今後しっかりみておきますので、しっかり実績を残していただきたい。(略)<o:p></o:p>

 

1210日 山田議員の一般質問が終わった後の私の発言<o:p></o:p>

 

 ただいまの山田議員の一般質問の中に、不正確かつ事実に基づかないものがありましたので、ぜひ議長の方から山田議員に発言の取り消しを促していただきたい。その理由は、足を引っ張るということを私がやったかのように発言されました。そして足を引っぱったかのような事実がないのに、あるように発言され、名前を言わなかったものの一般質問した2人の議員を指して恥を知りなさいと言った。<o:p></o:p>

 

 私は恥を知りなさいと山田議員から言われる覚えは一切ありません。昨日の私の一般質問の内容をよく聞いていたみなさんは理解してくださると思いますが、決して山田議員が推進されたトーゴ共和国との交流について、足を引っ張ったり邪魔をしたりという立場でないことはご理解いただけると思います。交流が発展することを願うという立場から発言させていただきました。<o:p></o:p>

 

 そして私の一般質問の主題は、あくまでも副町長の議会運営員会での発言、そしてこの議場での発言の重みについてみなさんに認識していただくために行った発言、一般質問です。<o:p></o:p>

  トーゴ共和国との交流についてとやかく言うものではなかったとよく聞いていただいたみなさんには理解していただけると思います。議長から山田議員に、そのくだりの発言を取り消すよう求めてください。 

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新聞報道を否定する発言したのは副町長の「勘違い」

  (この質問のどこが、山田議員が言うようなトーゴ共和国との交流の足を引っ張る内容なのか!?) 

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 「中日」9月14日付でトーゴ共和国臨時代理大使が東郷町を訪問し町長と懇談したことが報道されました。これに関し、私は9月25日の議会運営委員会で、「中日」の報道によれば二週間ほど前に臨時代理大使の訪問が知らされたのに議長に知らされていなかったことについて取り上げました。これに対し副町長は、「数日前に決まったということではない」と急に決まったことだと説明し「中日」の報道を否定しました。<o:p></o:p>

 

 この食い違いについて、私は12月9日に一般質問で取り上げました。副町長は、議運で急に取り上げられ勘違いした、説明力のなさで誤解を招いたことについて訂正とお詫びをしたいと述べました。副町長は確認のために休憩を求めるべきだったとも述べました。<o:p></o:p>

 私は、議会運営委員会や本会議場での発言の重みを考えて発言してほしいと求めました。

<o:p> </o:p>

 

</o:p>


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