東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

愛知県の後期高齢者医療保険料、約5%の値上げ(4月から)

2010年01月28日 | 国際・政治

 日本共産党名古屋市議団のニュースから。http://www.n-jcp.jp/sisei/2010/285.html
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 「後期高齢者医療の2010年度保険料 一人当たり平均3660円(4.95%)の値上げ」

 

 保険料の改定案(平均年額) 一人当たり73,998円→77,658円
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 今年は後期高齢者医療制度の2年に1回の保険料改定の年です。後期高齢者医療制度は、75歳以上のお年寄りだけを囲い込み、対象者の人数が増えるほど保険料が上がるという、世界に類のない最悪の保険制度です。

 通常の保険制度は元気な世代が病気がちな世代を支える仕組みなのに、この制度は病気がちな世代だけでなんとかせい、という制度。保険として成り立つわけがありません。

 こうした批判を見て民主党も反対の立場になり、日本共産党など他の野党と一緒になって廃止法案を提出し、その結果、参議院で可決させるという歴史的な出来事がありました。一昨年、まだ自公政権だったころのことです。

 そして昨年の総選挙では民主党も後期高齢者医療制度の即時廃止を掲げていました。国民も期待したはずです。

 しかし廃止は先延ばしに。その結果、2年に1回の値上げの時期を迎えることになったのです。

 民主党が公約を守れば値上げなどなかったのに。社民も国新もしっかりせいよ。

 立場が変われば言うことが変わるのは、政治に携わるものとして最悪です。こうして政治不信が広がる。

 これ以上の政治不信を生み出さないために、日本共産党という選択肢をわかりやすく示したいと思います。

 今の保険料が決まったときの関連記事はhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20071120

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「アメリカ言いなり」が見えやすくなってきた

2010年01月27日 | 国際・政治

 名護市長選挙で、辺野古沖への新基地建設に反対の稲嶺ススムさんが勝ちました。基地の県内たらい回しに反対する民意の勝利ですが、それに対する民主党政権の態度は許しがたいものがあります。

 民意を斟酌(しんしゃく)する必要はないと、平野官房長官が言いました。民意を気にしないとは、実に特殊な政治家です。民主社会において、このような人物が指導的立場にいられることが不思議です。

 また、稲嶺さんを推薦した政党には民主党も入っていました。自分たちが推薦した候補者が勝ったのに、その人の意に反することを平気で言うとは。政党の立場としてどうよ? 最初から推薦などする必要などないではありませんか。

 さらに重大なのは、民主党が野党だったときには、普天間基地の移設ではなく、撤去を要求していたのに、政権についたとたん、移設先探しに汲々としています。政権についたとたん、態度を変えるのはダメでしょう。選挙で勝つためには、意に反することもへっちゃらで言えるものでしょうか。

 民主党は「官僚支配の打破」を掲げて、去年の総選挙をたたかいました。官僚への対応は自民党とは違うかもしれませんね、実際はどうか知りませんが。

 しかし、ちょっとアメリカに脅されただけで、選挙公約を反故にする。
 民主党も「アメリカ言いなり」という点で自民党と違いませんね。

 日本を支配しているのは実はアメリカであり、それを打ち破ることを目指す政権ができない限り、国民の苦しみを根本的に取り去ることができない、という状況が実にわかりやすくなったではありませんか。

 多くのマスメディアが、「日米安保絶対」の限界を抜け出せない状況だけに、日本共産党と「しんぶん赤旗」の役割が重要になっています。

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東郷民報2010年1月号、新聞に折り込みました

2010年01月26日 | 日本共産党

 昨日(1月25日月曜日)、日本共産党の「東郷民報」2010年1月号を新聞折り込みしました。

 「うちは新聞を取ってない」とか「チラシを見ずに捨てた」とかの理由で「見てないよ」という方、お届けします。連絡をください。

 オモテ面は、子ども医療費無料化と、議会改革について。
 ウラ面は12月議会の一般質問の一部です。(名鉄バス押草団地線撤退問題、巡回バスの充実、いこまい館の運営、施設サービス株式会社)

早速反応ありがとう

 名鉄バス押草団地線撤退問題について、早速、感想のメールが私に届きました。
 通勤の足がなくなって困る、じゅんかい君の休日の運行を増やすだけという代替案は役立たない、役場に意見を言っても木で鼻をくくったような回答だから物を言う気になれない、という内容です。

 どうすれば、良い方向に行けるのか、私も思案中です。この問題に限らず、ご意見をよろしくお願いします。

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森英樹先生(名大名誉教授)の講演を聴く

2010年01月24日 | 憲法

 いこまい館で名大名誉教授で龍谷大学法科大学院教授の森英樹先生の講演(「東郷9条の会」主催)があったので聞きに行きました。

 演題は「政権交代で、どうなる憲法9条」でした。

 やや空席が目立つ状況を指して、「憲法を守りたい人が安心しているのかも知れないが」と辛口のユーモアが冴えていました。

 先の総選挙の結果、積極的に改憲を目指す国会議員が減って、改憲が遠のいたと思える状況があります。しかし鳩山首相はまぎれもない改憲派で、しかも9条には「欺瞞的」という最大級の悪罵を投げつけています。鳩山首相のホームページ 鳩山由紀夫ホームページには、「自衛軍」が明記された「憲法試案」が、今なお掲載されている、こういったことに注意を促していました。

 森先生の講演で私が重要だと思ったのは、民主党政権に国民は何を期待しているのか、また民主党政権はこれに応えることができるのか、という視点です。

 国民は、後期高齢者医療制度などという高齢者差別・高負担を押し付ける自民党・公明党政権に怒り、「生活第一」を掲げた民主党に期待を込め、政権交代を実現させたが、民主党政権の第一の売りであった「事業仕分け」では、軍事費が相変わらず聖域のままだった。これは「日米安保優先」の呪縛にとらわれているためで、ここで変わることができなければ、国民の期待に応じる政策実現は無理だろう、という話だったと理解しています。

 このことを森先生は「無駄遣いへの怒りを9条精神で軍事費無駄遣いへの怒りにつなぐ」とまとめられました。

 講演で森先生は「『朝日』のような憲法に好意的だと思われていた新聞でさえ、日米安保を当然とした社説を出す」と述べましたが、このようなマスコミ状況の中だからこそ、軍事費を聖域としない財源論をもっと広げていく努力が必要だと思いました。

名護市長選挙、基地拒否の新人が勝って良かった

 講演で、森先生は「注目して」と述べていました。

 午後8時16分に、早々と勝利の速報が出されました(「読売」)。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100124-00000692-yom-pol

 稲嶺ススム候補は民主党も推薦していましたが、いよいよ民主党政権の姿勢が問われる情勢になってきました。

 住民の土地を強奪して作った普天間基地は「移設」ではなく「無条件撤去」を!

 これからが正念場です。

 「普天間問題 赤嶺議員の質問」(1月24日)、ぜひご覧ください。ラジオで聞きましたが、涙なしには聞けませんでした。

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議会だよりに掲載するのは良くないと判断された写真

2010年01月19日 | 東郷町議会
 

昨日の記事の続きです。

 本題に入る前に、昨日の記事で、「とうごう議会だより」93号で私の一般質問の記事の一部が編集委員会の判断で削除されたことについて書きましたが、その理由を書いていませんでした。

 昨日、私と懇談した2人の議員(編集副委員長と委員)によると、原稿の字数オーバーだそうです。

 私は字数制限(11文字×30行、中見出しは2~3行)を守ったつもりでした。ところが私の認識では中見出しは2行だったのに、編集委員会の方は、ある中見出しが3行分だと判断したそうです。
 編集委員会は、議会ごとに、議員が各自で用意する一般質問等の原稿の字数制限等の説明書を配布してくれますが、9月議会のときの配布物には、中見出しが「2~3行」ということが書いてませんでした。
 このことについて質しましたが、お二人は「毎回言ってること。他の議員は守っている」との回答。
 つまり、私の不注意が原因だから議会だより編集特別委員会側の責任ではない、という説明です。

 それにしても、中見出しのせいで字数オーバーということなら、言ってもらえれば中見出しも考え直します。それぐらいの親切さがあっても良いんじゃないの?ということで、昨日も書いたように、今後は連絡を密にするようにする、ということで収めました。

写真
 前置きが少々長くなりました。本題に入ります。

 早速ですが、私が「議会だより」の私の一般質問の記事のために用意した写真はこれです。
615

 「議会だより、写真でも苦労」の記事でも説明しましたが、議員や役場職員が議会のおさらいなどで見るビデオテープ(役場1階ロビーで放映されているのと同じ映像をビデオで録画したもの)を映したテレビモニターを写したものです。

 もっと具体的に書くと、6月議会の最終日のビデオです。議長席付近が映っているところで、画面右側が議長、左側が議会事務局長です。

 「いちばんやかましいのは誰? 私はおとなしいほうだったよ(6月議会最終日のビデオを見て)」のビデオです。なぜこのビデオかというと、このビデオはある町民が情報公開請求して開示が済んでいるものだからです(情報公開請求した人の名前は、保護すべき個人情報なので明かせません)。

 すでに開示された町政情報は、改めて情報公開請求しなくても開示されることになっていることが情報公開条例で決まっています。

 ですから公にしても何ら問題はありません。

 というわけで、この写真を議会だより編集特別委員会に提出したのですが。編集委員会では、公にできるかどうか判断がつかなかった、との説明を2人の議員から受けました。

 まあ、私の方も説明不足だった感は否めません。すでに情報公開請求によって一般に開示されたものとは説明しませんでしたから。

 それでも、「載せない」と決めてしまう前に、私に説明を求めてくれれば、喜んで説明したのに。情報公開請求によって開示されたものかどうかも、議長に聞けばわかることですよ。(議会の情報だったので情報公開決定者は議長です。)

 代わりに何も映っていないテレビの写真を載せるそうです。念のため書いときますが、私が用意したものではありません。

何でも話し合える関係でありたいですね

 93号で私の原稿の一部がボツになった件も、写真の件も、私の要求は具体的には何一つ叶いませんでした。

 でも、編集特別委員会と他の議員、あるいは編集特別委員同士の連絡が十分でないかも、ということが、一連の話し合いでおぼろげながら明らかになってきました。そして、改善される見通しが立ちました。だから、この件では私からこれ以上は要求しないことにしました。(印刷を止めさせるほど重要な問題でもありませんし。)

 お互い忙しいのはわかっているから、遠慮せずに何でも話せる関係をつくりたいと思いました。

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