5月の半ばごろから東郷町内のいたるところで黄色い大きな花の群生が見られます。
このように道路沿いや河川敷に多く見られます。
この花はオオキンケイギクという特定外来生物です。
(特定外来生物については環境省の「特定外来生物等一覧(外来生物法)」 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/ )
外来生物は、在来の生態系に悪影響を与えるか、与えるおそれがあるとされる生物で、持ち込まないことや拡散させないことが大事です。
環境省は、対処法について説明しています。http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html
オオキンケイギクは見た目の美しさから、刈り取られたり引き抜かれたりされず、そのままにされることが多いようです。
私は、5年ほど前、国道153号線の中央分離帯などに多く生えているのを見て強烈な印象を受けたことを覚えています。種が自動車に付いて移動するから幹線道路に沿って増えるという話を聞きました。
5月の半ばに、東郷町南部の長池というため池の土手に群生しているのを見て、東郷にも道路以外にも生えているのかと思いました。(写真4枚目)
この植物をどうするかについては、役場環境課に検討するよう要望しています。道路や河川敷、公園などでの草刈ではしっかり刈り取る必要があるでしょう。(根が残っても増えるそうなので、引き抜くのいいかもしれません。根が浅いので簡単に抜けます)
オオキンケイギクの群生には強烈な美しさがあると私は思いますが、本来は日本にはなかった風景です。これ以上広げないようにしなければなりません。