東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

無資格保育に反対意見を

2014年07月29日 | インポート

町が基準案 パブリックコメントを開始

 東郷町は18日、保育園などの基準の案を公表し、住民の意見を募集する「パブリックコメント」を始めました。新しい基準案は国基準どおり、保育士の資格がない保育も盛り込まれています。子供を守れる町独自の保育基準・条例を作るよう、反対意見の提出をお願いします。

 来年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」では、「小規模」「家庭的」といった名前の「地域型保育事業」が新たに導入されます。国が示した基準では、保育士の資格を持たない人が「家庭的保育者」「保育従事者」「家庭的保育補助者」といった名前で保育できることになっています。

 無資格の保育は、質の低下が懸念されます。死亡事故なども報じられるなか、無資格解禁で安価に保育所不足を解消しようという国の基準は、子どもを守れるものではありません。

 東郷町内では無認可保育所が「地域型保育事業」に移行すると予想されていますが、町への届け出によれば、ここでも保育士が保育に従事しているとのことです。

町長の答弁はウソか?

 3月議会では、私が「保育の質を悪化させないようににすべきだ」と迫り、川瀬雅喜町長も「保育士の質の確保は重要。質を現状より落とさない方向で検討したい」と答弁しました。しかし今回発表された町基準案は、国基準どおりで独自策は盛り込まれていません。川瀬町長は答弁をひるがえしたのでしょうか?

独自基準へパブコメを

 保育の質の維持には、今までどおり必ず保育士が従事するという条例をつくる必要があります。

 町民のみなさんから「国の基準どおりではなく、東郷町の保育の質を保証するために必ず保育士が保育にあたるように」とのパブリックコメントを町へお送りください。

 町の基準案とパブリックコメント応募方法は、東郷町ホームページ内で御覧になれます。 http://www.town.aichi-togo.lg.jp/hoiku/hoiku/kenkou/kosodate/kodomokosodatekijunan.html または東郷町役場保育課(電話0561-38-3111)までお問い合わせください。

 パブリックコメントは郵便、ファクシミリ、電子メール又は書面を持参(いずれの場合も住所、氏名を明記)で役場に届けてください。締切は8月6日(水)です。

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東郷町副町長が発した「政党機関紙購読に関する職員の対応(通知)」について

2014年07月27日 | 東郷町政

 東郷町の副町長が6月30日付で「各部課等の長」に宛てて発した表題の「通知」についての日本共産党尾張東部地区委員会・日本共産党東郷町議団の見解は次のとおりです。10302172_667274693350632_8092875539

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 日本共産党の発行する「しんぶん赤旗」の購読を妨害しようとする勢力が、全国のいくつかの自治体で自治体職員の購読を様々な理由をあげてやめさせようとし、議会などで質問しています。これに呼応して一部の自治体では、自治体当局が管理規定などをもちだして庁舎内での赤旗新聞の配達と購読料の集金を規制しようとする動きもあります。
 日本共産党の「しんぶん赤旗」を対象としたこれらの攻撃に対して、思想・信条の自由を脅かすものとして、引き続きたたかっていきます。

1、日本共産党が、政党機関紙であるしんぶん「赤旗」の購読者を広げる活動を行い、また国民が購読し、また配達し集金することは、思想信条の自由および結社の自由を保障した憲法にもとづく正当な政治活動です。これを侵すことは、許されません。
 副町長の「通知」もこれを認め、「政党機関紙は個人の自由意思に基づき購読するものであり、職員本人が購読することを妨げるものではない」と認めていることは大切なことです。

2、しかしその一方で、「町民の目に触れ、町民に不信感を持たれる」ことを理由に「自宅等庁舎外及び勤務時間以外で機関紙、購読料の受け渡しを行うことを原則とする」と、庁舎内での購読料の受け渡しを禁じています。
 思想・信条の自由を保障するとは、様々な思想、意見の存在、およびこれに賛同したり反対することを認め、したがって特定の賛成意見や反対意見に組みしたり、排除したりしないことです。
 副町長の「通知」では、「しんぶん赤旗」を「政党機関誌は個人の自由意思に基づき購読するもの」と認めています。しかし、これを好ましく思わない、または「不信感を持つ」町民がなかにいるからと、これを理由に購読を規制するのは、「自由意思」を認めていることと矛盾するものです。

3、さらに「通知」は、あたかも政党機関紙が町民に不信感や不快感を与える存在だと決めつけていることに、問題があります。
 しかし当局が6月議会での答弁で認めているように、政党機関紙は職員が職務上の必要があって読むものであり、もし町民から「なぜ読むのか」と尋ねられたらその旨を回答すれば良いことです。それにもかかわらず政党機関紙を不信感や不快感を招く存在だと決めつけるのは、当局自身が特定の考えにもとづいていると受け止められかねません。

4、そもそも東郷町では、「しんぶん赤旗」の購読料の受け渡しは、庁舎内でも行われていますが、職員の職務の妨げにならないように勤務時間外におこなわれており、十分配慮されています。
 したがって、日本共産党は今後もこれまでのとおり、庁舎内でも「しんぶん赤旗」と購読料の受け渡しを行います。

           以上

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2012年度の政務調査費の関連資料が閲覧可能に

2014年07月10日 | 東郷町議会

 町長派「東郷丸」加藤宏明議員の政務調査費問題で、監査委員から不適切使用とされた4万3385円について、加藤議員は議長命令を受けて町に返金しました。

 これにより議会内部での調査等は終了。ようやく収支報告などの住民閲覧が可能になりました。閲覧方法については議会事務局(0561-38-3111)までお問い合わせください。

コメント (2)
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