東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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東郷中央土地区画整理の新しい住所名 の案は「桜の丘」

2023年09月21日 | インポート
由来は、地区内の大きな桜

 町は9月議会で、東郷中央土地区画整理事業地内の住所名を「桜の丘」とする提案をしました。地区内にある大きな桜の木が由来だということが、6日の私の質疑で明らかになりました。

 この桜の木は、元々この地域に生えていたものを、2018年2月に土地区画整理組合がに移植したものです。
 また私は、この地域内に桜の木を増やす考えについて質問しました。町側は春木川沿いや、公園に植えられる見通しだとの説明をしました。
 
「桜の丘」は2025年秋頃から
 「桜の丘」は区画整理事業の工事が完了した後から使用されます。その時期はいつ頃になるのか訊きました。町側は2025年秋頃になるとの見通しを示しました。
↓クリックしてください

「桜の丘」の区域案の地図は東郷町議会ウェブページで示されています。
https://www.town.aichi-togo.lg.jp/material/files/group/27/gian202350.pdf

東郷中学生徒へのアンケートで決定
 区画整理組合が示した案を元に、町が東郷中学校の生徒にアンケートした結果、「桜の丘」が決まりました。

「桜の丘」決定までの経過について
13日の総務経済委員会で町が説明


 13日の総務経済委員会を傍聴しました。東郷中央土地区画整理事業地内の住所名が審議されました。私の傍聴メモを元に「桜の丘」という案が決まるまでの経過を報告します。

 東郷中学の生徒へのアンケート結果は下の表のとおりです。町企画情報課が東郷中学の生徒に配ったアンケート用紙には「選択肢は、地元の人から提案があった以下の5種類です」とあり、1つ選ぶように求めています。名称の案とともに由来も示されています。
↓クリックしてください


組合が示した3つの案に町が2つの案を追加
 土地区画整理組合は名称案を町に示し、町が東郷中の生徒に行ったへのアンケートの結果から「桜の丘」が案として決定しました。これが議会に諮られています。議会が22日の本会議で可決すれば「桜の丘」が決定します。
 案を「桜の丘」とした経過について、私は6日の議会で質問しました。町側は、組合が内部で話し合って案を決めたと答弁していました。
 総務経済委員会では、組合が町に示した案は「中央」、「セントラル」、「東郷中央」の3つだったことを町が明らかにしました。また町側は、組合が町に対し「この3案だけではなく、町で考えてほしい」ということを求めたことも明らかにしました。組合が町に考えるように求めた後の経過は次のとおりです。

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担当部署では、もっと良い案があるかもしれないと考えた。組合が発行する「組合だより」で桜の木のことによく触れていたことから「桜」と「桜の丘」の2案を案に追加し、組合の了承を得た。またこの2案は担当職員だけで考えたことも組合に伝えた。
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 アンケートの対象を東郷中学の生徒とした理由について町側は、事情を理解できる中学生のうち地元の東郷中の生徒を選んだ、小学生にもアンケートをすることも考え教育委員会に相談したが「小学生への説明は先生に負担をかける」との回答を得たのでやめた、との説明をしました。

地元への説明は?
 地元にどう知らせたかとの質問に対し、町側は、和合区長と傍示本区長に決定までの段取りを地名案を伏せて説明し、「町がよく考えれば良いこと」との回答を得たとの説明をしました。

委員会では2人が反対
 総務経済委員会では、自民系無所属の加藤宏明議員が「町民の意見が反映されていない」との意見を述べ反対し、無所属の山下茂議員も反対しましたが、賛成多数で可決されました。

知らなかったという地権者も

 この地域に住んでいる地権者(土地区画整理事業組合員)さんから「桜の丘とか案は聞いていない。寂しい」との意見が私に届きました。「組合だより」(こちらから過去に発行された号が読めます。http://www.togo-tochikukaku.jp/info/index.html )では知らされていません。

 「桜の丘」の案は9月22日(金)10時から始まる東郷町議会本会議で採決されます。
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