つくづく残念です。
10月13日の全員協議会の終了後、全体会議(議員全員による非公式の会議)で議長が「インターネットで書きすぎという意見が私のところに来ている。実名を挙げて何だか…と思える。議員の実名をブログで書くのはどうか」と発言しました。つまり議員のブログに他の議員の名前を書くのをやめないか、ということが言いたかったらしいです。
私が即座に「反対。意見はいつでも受け付けている」と言い、山下律子議員も「私も反論などはいつでも受け付ける」と発言し、反対という意見表明をされました。
すると別の議員が「言論の自由はあるが、新聞は第三者の目が入ってチェックが入る。ブログは自己責任でやってると思うが、推測で物を書いたり誹謗中傷は避けるべきだ。議員としての発言能力が問われる。品位と節度に配慮してほしい。ある程度、根拠をはっきりさせるべきだ。自分の後援会報なら良いが、不特定多数に発信するのはいかがなものか」という趣旨の発言をされました。
私は「自己責任で書いている。だからこそ町会議員のかどはら武志だと正体を明らかにして書いている。推測や誹謗中傷は書いていない。これは議員である前に社会人としての常識だ。こんな常識を議会であれこれ言うと、そんな程度の議会か、とおかしなことになる」と反論しておきました。
これでこの問題は終わり!
後援会報なら良いがブログは駄目、という理屈も理解できません。新聞も社内で編集方針が決まるから「第三者の目」というのも変な説です。
こういった珍説を述べられる方は時々おられますが、「ブログに個人名を出すのは駄目」という説が東郷町議会で出たのは今日が初めてだし、これから考え方を改めるでしょうから、今回は珍説を述べた議員の名前は私はあえて伏せておきます。しかし、多数派が数の力で無実の議員たちを罰するという状況が実際に起きています。多数派議員だからといって他の議員の活動にまで干渉しないように、以後は十分注意するようこの場でも求めておきます。