東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

民生委員会の研修に出かけます

2009年07月23日 | 東郷町議会

 今日から明日、1泊2日の日程で富山県氷見市と石川県内灘町に、民生委員会の研修で出かけます。天気を調べたら上々の予報。昨日、曇りで日食が見られなかった人には恨めしく思えるかも。(それでも西部児童館にいた子どもたちは、うす雲を通して見える三日月のような太陽に歓声を上げていましたよ。もちろん専用のグラスを使って)

 氷見市では定年後の居場所と、地域の健康づくり。内灘町は子育て支援がテーマです。

 実のある研修にするため、事前に質問事項を提出しています。

 帰ってきたらご報告したいとおもいます。

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委員会が決めた継続審査を本会議に諮ることは実は間違いではない。コトの本質は、ただちに議案の採決を行お

2009年07月18日 | 東郷町議会

 6月27日の記事「民主主義を守るということ」について、すでに加筆等を行っていますが、地方自治法を検討するうちに、自分の認識が正確さを欠いていることがわかってきたので、少し整理しておきます。

 地方自治法第109条第9項には「常任委員会は、議会の議決により付議された特定の事件については、閉会中も、なお、これを審査することができる。」とあります。
 この解釈ですが、常任委員会は議会の議決で付議された議案は議会の会期が終わった後も審査できるけど、そうじゃない議案は審査できない、ということらしい。ややこしいことは省きますが、第109条の議会の議決がないと、会期が終わると同時に審議未了の廃案になるということです。

 ですから、6月27日の記事で

議長が、「総務委員長から継続審査したいという報告がありました。これに異議ございませんか。」と諮ったこと自体、間違った議事運営でした。

などと書きましたが、諮ったこと自体は間違いではありませんでした。訂正します。ただし間違った前提が6月27日の記事全体を貫いています。上の引用部分だけを訂正して済みそうにありません。6月27日の記事は、不十分な認識の範囲内で書かれたものとしての限界はあるものの、状況を理解する上で一定の役割を果たしていると思いますので、今以上の訂正などはしないでおこうと思います。

 それと、「異議あり」と言った菱川議員の動議の内容ももう少し正確に書く必要がありました。

 その時、菱川議員は、ただ単に「継続審査に異議がある」だけでなく、「ただちに討論、採決を行う」ことを求めていました。こうなると、そうした動議を認め採決に入ること自体が、会議規則第38条に違反(委員長報告もなく議題にできない)しています。

 そして私たちが抗議する間に採決され、賛成多数で動議が可決され、議長が「反対討論を許します」とまで言っていました。

 委員長報告が「可決すべきもの」ならば反対討論から入ります。しかし委員長報告自体がないのに、なぜ反対討論から入れるのでしょうか。

 その間も、「委員長報告がないじゃないか」などの声が飛んでいたと思います。

 私たちの抗議により、反対討論が行われることなく、議長が暫時休憩を求め、6月27日の記事の通り、議事が正常に戻りました。

 問題は、委員長報告もないのに討論と採決をしようとしたことでした。これの解決のために、会議規則第44条による「期限を付けた審査」を求めるという方法が取られたというわけでした。

 正確さを欠いた報告をしたことについて、お詫びします。

私たちを政治倫理審査にかけようとお考えの皆さん(民主党の橋本洵子議員、自民党系無所属の加藤啓二議員)

 私たちのがんばりで議事が正常に戻りました。それでも私たちが倫理に反するというのですか。

 また、私たちの議場での振舞いに疑義があるとしても、それを議題として扱う方法は懲罰でしょう。

 倫理を持ち出して、まるで私たちが選挙で不正を働いたり、汚職事件を起こしたり、破廉恥事件を起こしたかのように言うのは、おやめになったらどうですか。

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お知らせ

2009年07月15日 | インポート

6月27日の記事の「こうした挙を見過ごすわけに行かないのは言うまでもありませんが、実際に私たち日本共産党が問題にしたのは、継続審査の委員長の申し出を許可するかどうか本会議で諮るという間違った議事運営でした。」の後に、次の文章を付け加えます。

 もう少し説明します。議長がすべきことは、継続審査の申し出の可否を本会議で諮ることではなく、会議規則第44条第1項「議会は、必要があると認めるときは、委員会に付託した事件の審査又は調査につき期限を付けることができる。」に基づいて、委員会に対し、期限内での審査を求めることでした。

そのすぐ後「中川議員は、会議規則違反を指摘し、採決しないよう強く求めた。」の「会議規則違反」の後に(第38条違反)を加えます。

言葉足らずで分かりにくい説明になっていたことをお詫びします。

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かどはら武志、政治倫理審査会の被告にされるそうです

2009年07月14日 | 東郷町議会

 今日、今年2回目の臨時議会がありました。国からの臨時交付金に関連した補正予算が審議され、私たち日本共産党も含む賛成多数で可決されました。
関連記事 http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20090710

 その臨時議会が終わったあと、議会の全体会議があり、その中で私も含む4人の議員を“政治倫理審査会にかけようじゃないか”と言っている議員が2人いるということが、議長から明らかにされました。

 政治倫理審査会(以下、政倫審)にかけよと訴えられているのは、私かどはら武志(日本共産党)と、中川まさお議員(日本共産党)、若園ひでこ議員(無所属)、山口洋子議員(無所属)。

 一方、訴えている側の議員は、加藤啓二議員(自民党系無所属)と橋本洵子議員(民主党)。

 訴えの内容は議長が口頭で説明しただけなので、詳細や正確な文言は不明ですが、どうやら、6月議会の最終日(6月23日)に私たちが議長の乱暴な議事運営(継続審査という委員会の決定の可否を問う)を止めようと頑張ったことについて「議事妨害」と決め付け、対処を求めているようです。(詳細はhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20090627

 もちろん私は、自分が「議事妨害」をしたとは思っていませんが。議長が口頭で紹介した加藤・橋本両氏が議長に提出した文書によると、私は「議長、議長」と「騒ぎ立てた」そうです。

 議事進行についての発言を求めたのを「騒ぎ立てた」と言われてはたまりません。

 「東郷町議会政治倫理要綱」(条例・規則ではないので町例規集には載っていません)の第2条には議員が遵守すべきこととして

  1. 町民全体の利益の実現を目的として行動すること。
  2. 地方自治の本旨にのっとり、議員本来の職責をまっとうすること。
  3. 自らの行動を厳しく律し、議員としてふさわしい品位と識見を養うこと。
  4. 公正かつ清廉な選挙活動および政治活動を通じて、町民の支持と信頼を培うこと。
  5. 政治倫理に反する行為として、政治的、道義的批判を受けたときは、誠実に疑惑を解明し、その責任を明らかにすること。
  6. 発言は、議員としての責任と節度をもってすること。

とあります。
 第4条第1項には「議員が、この要綱に著しく違反し、または政治倫理に反するおそれが生じた場合において、これを審査するために、東郷町議会議員政治倫理審査会(以下「審査会」という。)を設置する。」
 そして第5条で「審査会は、審査の結果、政治倫理に反する事実があると認める議員に対し、次のとおり必要な措置をとるものとする。(1)審査会において違反事実を確認した上で、警告書を発する。(以下略)」とされています。

 私たちが何か第2条に違反して、措置をとられるような事があるということらしいです。

 話が少しそれますが、議長の説明の中で変なことがあったので紹介します。

 議長の経過説明によると、4人の議員(かどはら、中川、若園、山口)を懲罰にかけるよう議長宛に2人の議員から申し入れ書が出されたそうです。しかし、懲罰には時効があり、時効を過ぎていたので当然却下したそうです。その後、政倫審にかけよ、という申し入れ書が議長にだされたそうです。

 懲罰の時効すら知らない議員がいたとは…。とりあえず「変なこと」と書きました。初めは「可笑しかったこと」と書いてみましたが、自分たちの議会の決まりごとすらまともに調べもせずに行動を起こす議員がいるというのは、すなわち東郷町議会に遵法精神の乏しい議員がいるということであり、そんな議員が住民生活に直結する条例の審査をしているというのは、住民にとっては笑い事ではありません。

 政治倫理審査会が開けるのかどうかも疑問です。政治倫理要綱第4条第3項第1号には「審査会は、2人以上の委員から審査の申し立てがあったとき、当審査会を開始するものとする。」とあります。現在、審査会が設置されていません。これから議長が指名して委員を決めるそうです。委員でもない2人の議員(加藤啓二議員、橋本洵子議員)が議長に文書を出したところで審査は始まりません。まあ、これは何とでも解決のしようがあるでしょうが。分かります?

 いずれにせよ、私はしかるべき場で、自分の行動の正当性を主張するだけです。デタラメな議会運営について、改めて明らかになるでしょう。

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蟹工船

2009年07月13日 | 映画

http://kanikosen.jp/pc/

久々に爽快な気分になれる映画を見ました。
熱血青春映画です。
小林多喜二の原作を読んだのとは、ずいぶん感じが違いました。
漫画版でも、このような解釈の作品はありませんでした。
SABU監督は、多喜二に自信を持って見せれると言ったそうですが、私もそう思います。

「あの世」にしか希望を持てなかった人たちが、現状を変えようと立ち上がるまでの物語です。
「貧乏自慢」をしたり、現状に甘んじてきたりしたおとなたちに、少年が怒りをぶつけるシーンが圧巻です。
ストーリーの良さ、言葉を現代風に直したことによる分かりやすさなど、この映画の成功した点はいくつも挙げられると思います。
私は特に、映画ならではの感動という点において、暗さと青空との対比を挙げたいと思います。
昼とも夜ともつかない船内の風景や、船外の霧が、底知れぬ恐怖を見せ付けています。
一方、ロシア船から帰ってきた仲間を迎えるシーンや、最後に再び立ち上がったときのシーンでは、青空が限りない希望を予感させてくれます。

時間を割いて映画館で見て良かったです。

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