東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

かどはら武志の一般質問は6月11日(火)の4番目

2013年05月21日 | 東郷町議会

 6月議会が始まります。今回の議会では自治基本条例など重要議案が審議されます。

 一般質問は12人の議員が行います。私、かどはら武志は6月11日(火)の4番目です。午後になる見込みです。おそらく午後2時頃からだと思います。

 傍聴にお越しください。また今回の議会から、録画のインターネット配信も実施される予定です。傍聴に来れない方にも議会の様子をご覧いただけるようになります。

 ご期待ください。

 さて、私、かどはら武志は、一般質問で3つのテーマを取り上げます。

 保育については、政府が2年後からの導入を狙っている保育の新制度(子ども・子育て支援新制度)についてと、諸輪地区に新設予定の保育園が、計画では「公設民営」とされていることについて取り上げます。

 「公契約」について取り上げます。役場と請負業者との適正な契約は、行政サービスの質の向上とともに、業者の元気にもつながるという観点から取り上げます。

 無理な取り立てと差し押さえが全国的に問題になっている「滞納整理機構」についても取り上げます。町民税の滞納をしてしまい分納していたら、ある日突然、役場から、滞納の徴収の担当が町から「滞納整理機構」という耳慣れない組織に移されるという通知が来た…、という方からの相談を受け、税の取り立てが生活を壊してしまうような無理なものになっていないか、町当局の認識を問います。

 以下に一般質問通告書に記載した内容を掲載します。

 なお、6月議会から、全議員の一般質問通告書の記載内容の全文が議会ホームページに掲載されることになりました。傍聴に行くとき、これを事前に目を通しておけば、議員と当局側とのやりとりが分かりやすいのではないかと思います。(作業の関係上、あと数日かかるそうです。)

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1 保育について

(1) 国が2015年からの導入を目指している子ども・子育て支援新制度について
① 現在は町と保護者との契約により保育が行われているが、どうなるのか。
② 保育所整備計画では諸輪・上城保育園を統合した新設保育園の民営化が計画され、その他は公立のままで、指定管理者による運営がされている西部保育園を除き町直営とされているが、新制度によりこの方針が変わり、民営化が進められることはないか。

(2) 諸輪・上城保育園を統合した新設保育園の民営化について
① どのような法人を想定しているか。
② 厚生労働省が都道府県・政令・中核市に認可保育所への株式会社の参入を促す通知(「新制度を見据えた保育所の設置認可等について」5月15日)を出すなど、自治体に対して株式会社を排除しないよう求めている。株式会社には倒産のリスクがあり、新制度では現行では認められていない株主配当が認められ、株式配当のために人件費が抑制される恐れがあるため、保育園の運営には向かないと考えられる。東郷町の考えは。
③ 町の直営とする考えはあるか。

2 公契約の適正化について

(1) 公契約条例の制定に向けて
 自治体が結ぶ公契約の適正な価格や公正な契約の履行を求めるための「公契約条例」制定の動きが広がりつつあり、愛知県や豊橋市が検討に入っている。
 公契約の適正化は、業務の質を確保すると同時に、事業者・労働者・地域経済も元気にすることが期待される。
 公契約条例についての見解は。

(2) 総合評価落札方式について
 一般競争入札と違い、価格だけでなく質も評価対象になる総合評価落札方式は、ダンピング対策としても期待される。東郷町での導入状況は。今後増やしていく考えは。

3 愛知県豊田尾張東部地方税滞納整理機構について

(1) 機構に移管する基準について
 町税の滞納を東郷町から愛知県豊田尾張東部地方税滞納整理機構に移管する基準について伺う。滞納額の大きさなどで機械的に対応せず、滞納者の納税意欲などで判断すべきだがどうか。

(2) 滞納者の納税相談について
 町税の滞納者には親身に対応し、完納できるまでの無理のない分納計画をともに考えることが必要だと思う。分納計画にもとづき滞納を減らす努力をしている滞納者は、機構に移管せず、東郷町で対応し続けるべきだし、どうしても移管すると判断した場合も、決定する前に滞納者と十分話し合うことが求められると思う。
 以上のことは、納税意欲を引き出し、完納後は優良な納税者として東郷町と関わり続けてもらうためにも必要な観点だと思うがどうか。

(3) 滞納整理機構から脱退する考えは
 滞納整理機構への移管後は、滞納者への対応は名古屋南部県税事務所内にある機構の事務所でされる。当然、東郷町役場窓口へ行くよりも負担が大きい。
 機構が扱う税は東郷町が集める税であり、東郷町がしていることを別の事務所で行う道理もない。
 機構から脱退する考えは。

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「東郷町の議長など議会役員の人事と日本共産党の立場」

2013年05月17日 | 東郷町議会

 4月30日の臨時議会での私の行動について、日本共産党尾張東部地区委員会と愛知県委員会に宛てて、住民から投書がありました。これについて日本共産党尾張東部地区委員会が発表した見解を紹介します。

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東郷町の議長など議会役員の人事と日本共産党の立場
 
                       2013年5月16日 日本共産党尾張東部地区委員会
 
 先日の東郷町議会の臨時議会で、議長、副議長、各委員会の委員長の人事と所属が決まりました。
 この議会人事に関して、日本共産党の門原武志議員が「自民党系グループ」の議長、副議長候補者に投票し、「自民党系グループ」は門原議員を議会運営委員長に推すという「密約」があり、そのとおりになったと指摘し、厳正なる処分を求める旨の意見が寄せられました。
 ご心配とご忠告いただきありがとうございます。
 
 日本共産党は、多くの党派、会派、無所属議員で構成する議会では、一党一派に偏することない民主的な議会運営をめざしています。議長選挙などでも、共産党議員自ら立候補することを含めて民主的運営にふさわしい人物を選出することを基本的な態度としています。
 また一方では、日本共産党は住民の利益を代表し、要求を実現するために、一致できる政策、要求で他の党派、会派と話し合い、積極的に共同をすすめるよう努力しています。

 今回の議会人事について、「自民党系グループ」から呼びかけがありましたが、門原議員は(自民党系グループの推す)議長・副議長候補者が未定で、議会運営についてどんな見識を持つかも不明であることも含めて、議会の全員協議会での各候補者の立候補についての発言を考慮したうえで投票する旨を伝え約束しませんでした。また、別のグループ(自民党系と公明党)からも呼びかけがありましたが、これに対しても同様に伝えました。
 この時点で、門原議員から尾張東部地区委員会にも相談があり、保守系グループなどの抗争に談合・密約なども含めていっさい協力しないこと、議会の民主的運営に努める議長が選出されるよう努力すべきと助言しました。
 その後も両方のグループから門原議員への働きかけが続き、「自民党系グループ」の候補者が決定した後は、門原議員は両グループの各候補者と意見交換を行いました。門原議員からも議会の民主的運営や議会改革などについて意見を述べ、それに対する各候補者の考えを聞き、最終的には全員協議会での各候補者の意見表明を聞いた上で判断し投票する考えを重ねて伝えました。

 門原議員は臨時議会の開会中に開かれた全員協議会での各候補者の発言を聞き、民主的運営が相対的に期待できる候補者に投票しました。(すでに「こんにちは」5月5日付と門原議員のブログ5月4日の記事で報道の通り)

 議長・副議長選挙の後に開かれた議会運営委員会で、自民系議員から門原議員を委員長に推す意見が出され、門原議員は、これまで議会運営委員会の副委員長を2年連続で務めたこともあり推薦を受け入れましたが、くじ引きに破れ、実現しませんでした。
 なお、日本共産党議員の議会活動が評価され、他の党派、会派からも議会の様々な役員への推薦の申し出がある場合は、談合、密約でない限り受け入れることにしています。
 

 門原議員の行動が結果として一方の「自民党系グループ」の思惑と同じようなものになりましたが、「密約」にもとづいて行動したものではありません。
 また、話し合いの席に応じたことが、その提案を断っても疑惑を持たれることになるため、不適切な行動であったことを反省し、今後十分に注意したいと思います。
 なお、尾張東部地区委員会として、これを地区内全議員の教訓とするため、必要な措置をとり、徹底することにしています。

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「賃上げでデフレ脱却!」労働者・市民の連帯でたたかいの飛躍を!

2013年05月06日 | 地域




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 みなさん、連休中はいかがお過ごしでしたか?

 5月1日はメーデー。私は毎年、この地域の労働組合などが瀬戸市で行う尾張東メーデーに参加します。去年は1日に臨時議会があったので残念ながら参加できなかったので、2年ぶりの参加でした。

 写真の真ん中で写っているのは、地域の日本共産党を代表して連帯のあいさつをする尾張旭市の川村つよし議員です。川村議員の右は日進市の坂林たくみ議員、順に、豊明市の前山美恵子議員、長久手市の原田ひでとし議員、そして私、かどはら武志です。

 川村議員は「デフレ不況を脱出するために、労働者の賃上げと安心して働ける雇用を確保するために、ともに連帯してたたかいましょう」と呼びかけました。

 集会後のデモ行進では「賃上げでデフレ脱却!」「原発なくそう!」「生活保護の引き下げ反対!」と唱和しました。

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瀬戸市の街でデモ行進する人たち。




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新年度の議会体制、決まる(私は3年続けて議運副委員長に)

2013年05月04日 | 東郷町議会

 4月30日に開かれた東郷町議会の臨時会で、今後1年間の議長・副議長や委員会構成などの役職が決まりました。私、かどはら武志は、文教民生常任委員会と議会運営委員会に所属します。また一昨年と昨年に引き続いて議会運営副委員長に選ばれました。

正副議長選挙での日本共産党の対応について

 この議会で副議長選挙と議長選挙があり、副議長には井俣憲治議員と近藤鑛治議員(いずれも自民系無所属)が立候補、議長選挙には加藤啓二議員(自民系無所属)と箕浦克巳議員(公明党)が立候補しました。投票の結果、副議長には井俣議員、議長には加藤議員が当選しました。

 私は、それぞの選挙に先立って開かれた全員協議会で立候補者が話した意志表明の内容を検討し、副議長選では井俣議員に、議長選挙では加藤議員に投票しました。

 副議長選挙、議長選挙では、いずれの立候補者も議会改革をさらに進めると語りました。私は、井俣議員が「町政の課題を全議員で話し合う場を作り、何を議論するかを副議長として整理する」、加藤議員が「政治倫理要綱の不備を検証し、政治倫理条例を作りたい」と話したことを特に重要だと考え、その実現を求める立場から投票態度を決めました。

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