東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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「道の駅」建設の是非は重要争点 町は規模・町負担を早く示すべきです

2018年04月29日 | 日記
 規模も町の財政負担も分からないまま「道の駅」建設の準備が進められています。何十億円かかるかもしれない大型公共事業は、5月20日投開票の町長選挙の重要な争点です。

 川瀬雅喜町長の任期途中での辞職(5月21日付)に伴い前倒し実施される東郷町長選挙(5月20日投開票)に、前副町長が立候補を表明しています。前副町長は4月10日付で辞職しました。

 報道によれば、前副町長は川瀬町長から立候補を促されたとのことで、重点施策として子育て支援や健康、セントラル開発の推進を挙げています。
 また、規模も事業費も国などからの補助金も不明な「道の駅」については、前副町長は推進の立場です。

規模も不明で町長選に!?

 「道の駅」の規模や事業費、国などからの補助金などは、今年3月末までに策定予定だった「基本計画」で明らかになるはずでした。しかし施設の内容や運営方法に民間企業の提案を取り込む手法が予定より時間がかかった(町の説明)との理由で、6月末までかかることになっています。

 基本計画の決定前に、計画の案を住民に示して意見を募るパブリックコメントの手続きが実施されることになっていますが、現時点でいつパブリックコメントが実施されるかは未定です。昨年3月末に策定された「道の駅整備に向けた検討書」へのパブリックコメントが実施されたのは昨年の2月21日から3月13日にかけての期間でした。このペースでは、道の駅にいったい何十億円かかるのか分からないまま、町長選の投票日を迎えることになってしまうことになりかねません。

 町長が任期中に辞職しなければ、6月末に策定される基本計画の是非を、8月に予定されていた町長選挙で問うことができました。町長選で、有権者が「道の駅」建設を判断材料にできるようにするためにも、町は「道の駅」の規模などを早期に明らかにすべきです。

次回の「道の駅検討委員会」は町長選の告示日

 町ホームページ http://www.town.aichi-togo.lg.jp/sangyo/syoko/sangyou/mitinoeki-kenntouiinnkai.html によれば、次回(第8回)の「道の駅検討委員会」は、町長選挙が告示される5月15日(火)の午後3時からとされています。この会議はこれまで「道の駅整備に向けた検討書」や「道の駅」を設置する地域など、町が示した案を追認し、道の駅推進の役割を担ってきました。
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