東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

規模も運営費も決まっていない道の駅の「平成32年度開駅」は許されない!

2017年09月17日 | 日記
 9月4日の一般質問で、「道の駅」計画を取り上げました。事業規模も運営の見通しも不明確なことが浮き彫りになりました。こんな状況で「平成32年度の開駅」に向け突き進むことは許されません!

規模はまだ決まっていない

門原 「東郷町『道の駅』整備に向けた検討書」(平成29年3月)に書かれた概算規模(8000㎡=0.8ヘクタール)と、「道の駅設置位置の検討」(平成29年7月)に書かれた候補地Aの敷地面積(約2ヘクタール)、「東郷町『道の駅』民間提案公募募集要項」(平成29年8月)に書かれた敷地面積(上限4ヘクタール)との関連について伺う。

経済建設部長 「道の駅設置位置の検討」では国道153号線の10年後の交通量の予測をもとに2ヘクタールとした。「募集要項」では全国の事例を参考に、必要以上の農地転用を避けるために上限を設けた。「検討書」では詳細まで詰め切れてなかった。
 民間から仮に4haの提案があっても、募集要項に合致しているので問題ない。

(門原武志の思い…どんどん膨らむ規模。本当にひどい話です。)

門原 敷地の取得費用、建設費用はいくらになるのか。

経済建設部長 概算費用や内訳は、今年度策定する施設の内容や運営手法のなかで検討する。

門原 施設の運営費用はいくらになるのか。

経済建設部長 事業者による独立採算で運営する。維持管理費もこれから決める。

財源も運営費も未定

門原 建設までの費用と、運営費の財源について伺う。

経済建設部長 国と町で運営する「一体型」の整備なら駐車場やトイレは国の負担。

門原 「町の負担は6割」(「検討書」で示された国と地方の負担割合の一例)か。

経済建設部長 休憩機能施設は国の管理。町は地域振興、防災機能の部分を負担。割合は内容が決まってから示す。

門原 建設から民間事業者が担うと町は説明するが、土地も民間が取得する可能性もあるのか。

経済建設部長 そのことも話し合いたい。

門原 「独立採算だから町の運営費の負担はない」との説明だが、企業というものは破綻する可能性がある。事業者が破綻した場合は。

経済建設部長 そういうことがないようにしたい。

(門原武志の思い…世の中に「絶対」ということはないのに。やりたい人は「失敗しないように頑張る」と言うものです。言うのは自由ですが、こんな無責任な姿勢で税金を使ってほしくないと強く思います。)
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「道の駅」の測量、地質調査など 約2100万円を削除 東郷町一般会計補正予算案を修正可決(11日 総務経済委員会)

2017年09月16日 | 日記
 11日の東郷町議会総務経済委員会で補正予算案が審議され、「道の駅」建設のための測量、地質調査費などのための歳出(約2100万円)を全額削除する修正案が日本共産党を含む賛成多数で可決されました。補正予算案の修正案は21日の本会議で審議されます。

 委員会では、道の駅建設の準備のための測量、地質調査などの費用約2100万円を含む一般会計補正予算案が審議され、道の駅の建設の是非に議論が集中しました。
 日本共産党の門原武志議員は、施設の規模、建設費の財源、運営費が未確定なのに、道の駅建設に突き進む町の姿勢を批判、「住民から必要とされていないハコモノ建設を急ぐべきではない」と述べました。
 道の駅の「検討書」(3月)では0.8ヘクタール、候補地の決定時には2ヘクタール、道の駅の設計から建設、運営まで携わる事業者の募集要項では「上限4ヘクタール」とされ、広さすらはっきりしていません。そうした中で、測量費などの見積もりの根拠は3ヘクタールだと明らかになりました。4ヘクタールの案が採用されれば不足し、2ヘクタールの規模だと1ヘクタール分が余分に計上されたことになるという、ずさんな予算案です。

他の議員からも強い批判 

 他の議員からも、測量費や将来の見通しについて疑問が出され、「建設ありき」「前のめり」と町の姿勢を批判する意見が出されました。
 補正予算案への質疑の後、総務経済委員会の委員として審議に参加した井俣憲治議長(保守系)が、道の駅の事業費を歳出から削除する修正案を提出、門原議員と保守系の加藤啓二議員、若松孝行議員が修正案に賛成し、可決されました。修正案に反対した議員は、星野靖江議員、近藤鑛治議員、石橋直季議員(いずれも保守系)。

 委員会の閉会挨拶で、川瀬雅喜町長は「深みのない議論がされた」と述べ、修正案に賛成した議員に考えを改めるよう求めました。

 補正予算案の修正案は21日(木)午前10時から始まる東郷町議会本会議で審議されます。

(「こんにちは日本共産党東郷支部です」9月17日号より)
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9月議会では「道の駅」などを取り上げます。

2017年09月02日 | 日記
9月4日(月)、門原武志が一般質問を行います。

主なテーマは「道の駅」について

 昨年の6月議会に提出された補正予算に調査費が計上された東郷町で「道の駅」を造るという計画、多くの町民にとっては突然の話です。

 どんな規模なにか? いったいどれだけの町費がつぎ込まれるのか?

 規模について「東郷町『道の駅』整備に向けた検討書」(2017年3月)では8000㎡(概算規模)とされ、7月の「道の駅設置位置の検討」では約2ha(=2万㎡)とされ、「東郷町『道の駅』民間提案公募募集要項」(8月)では「上限4ha(=4万㎡)」とされたことについて質問します。

 また敷地の取得費用、建設費用、運営費、財源について質問します。

 傍聴にお越しください。門原の出番は午後になる見込みです。

議会日程は→

http://www.town.aichi-togo.lg.jp/gikai/shomu/teireikai/29_3teireikai.html


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